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年賀状にNGワードがあることを知っていますか?新年の挨拶をスマホで簡単に済ませる若者が増えていますが、会社の上司や取り引き先には年賀状を送る人も多いでしょう。
ただ、年に一度のことなので書き方を忘れてしまいますよね。そこで今回は、年賀状におけるNGワードについて紹介します。
年賀状を送る意味とは
毎年、年末になると送る年賀状。年賀状を送る理由は、「昨年の感謝と年始の挨拶をするために年賀状は送る」と考える人も多いのでしょう。しかし、年末年始の挨拶以外にも「近況を報告する」という意味も年賀状には含まれているのです。
普段は頻繁に会えない友人や学生時代の恩師などに送ることで、お互いに「元気なのだな」と感じることができます。中には、結婚して子どもがいたり海外移住していたりなど人生が大きく変わっていることも。年賀状は、携帯とは違ったコミュニケーションを楽しめるのです。
いつから準備を始めればいいの?
通常、毎年11月1日に年賀状が販売されるので、11月後半から12月中旬の間に年賀状の準備を始める人が多いようです。
年賀状が作成できたら次は投函ですが、元旦に届けるためには遅くとも12月25日までに出すようにしましょう。一般的には、クリスマス前の12月20日頃に投函のピークを迎えるようです。
年賀状のNGワード3選
それでは、年賀状に相応しくないNGワードを紹介します。送る相手が年上の場合は失礼にあたる場合もあるため、必ず確認しておきましょう。
1.不幸を連想させる「忌み言葉」
不幸を連想させる忌み言葉は、おめでたい場では使わないようにしなければいけません。例えば、「去年」「去る」「落ちる」「離れる」「消える」「崩れる」「倒れる」「失う」などがあります。これらの言葉は縁起の良くない言葉なので、年賀状を書く際にうっかり使わないように注意しましょう。
2.正式な日本語に不要な「句読点」
意外かもしれませんが、年賀状に句読点を使用するのもあまりよいとされていません。諸説ありますが代表的なものでいうと、古来の日本は毛筆文化であったため句読点を打つことはありませんでした。そのため、昔の習わしに従って使わないほうがよいといわれているのです。
3.丁寧さが欠ける「二文字の賀詞」
賀詞とは、お祝いの場面で使われる言葉のことです。年賀状では、「寿」「賀正」「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」などが使用されることが多いでしょう。ただ、二文字の賀詞には敬意を表す言葉が含まれていないため、目上の人に使用するのはNG。目上の人に対して「賀正」「迎春」は使わないようにしましょう。
うっかり書かないように注意しよう!
友達や同僚であれば、携帯からの連絡で済ませることが多い新年の挨拶。ただ、会社の上司や取引き先の相手は、きちんと年賀状を作成して送る人もいるでしょう。
一度投函した年賀状は取り戻せないので、うっかりNGワードを使ってしまわないように事前に確認し、慎重に書きましょう!