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ジューシーでスタミナ満点の肉料理は家族全員の大好物!
スーパーでは、豚肉や鶏肉、牛肉とさまざまな生肉が並べられています。最近では、スーパーによってラム肉などが置かれているところもあるので、料理が好きな人はいろいろな肉料理にチャレンジしているのではないでしょうか。
肉料理は、一般的にスタミナをつけることができるとも言われていますし、何よりジューシーで美味しいですよね。ハンバーグや唐揚げ、ステーキなども肉料理に入りますから、子どもから大人まで、家族全員の大好物と言っても過言ではありません。
まとめ買いをすると安くなるスーパーも多いので、事前にまとめて大量に購入し、フリーザーバッグなどで1ヶ月分冷凍保存しているという主婦の方も多いでしょう。
肉を焦がしてしまうとお悩みでは?
肉を料理する上で、よく耳にするお悩みに「なぜか炒めていると焦げてしまう」という声があります。ちゃんと目を離さずに炒めているのに、なぜか肉が焦げてしまうという経験は、料理をしている人ならば、誰もが体験したことがあるのではないでしょうか。
肉を焦がしてしまうのは、基本的に炒め方に原因があります。特に火加減が上手にできていないと焦がしやすいので、調理方法によって、火加減に注意しながら炒めなければいけません。
他にもフライパンが劣化しているなどの原因が考えられるので、肉以外に野菜なども焦げやすくなっているという場合は、フライパンの経年劣化も疑いましょう。
肉が焦げてしまうNGな炒め方3つ
肉が焦げてしまう原因は、調理する人の炒め方に原因があることが大半です。ここでは肉が焦げてしまうNGな炒め方を3つ紹介するので、普段炒める際に、自分がやってしまっていないか確認してください。
1.最初から最後まで強火で炒める
肉は基本的に、しっかり中まで火を通さなければいけません。特に豚肉や鶏肉は、しっかり全体に火を通さなければ、食べたときに食中毒症状を引き起こす恐れがあるからです。
中までしっかり火を通したいという思いから、最初から最後まで強火で加熱し続けていませんか。食中毒は怖いので、とにかく強火で加熱しようという考えはわからなくもありません。しかし、強火で炒め続けると、表面だけが焼け、中まで火が通らず焦げてしまいます。
最初に短時間サッと強火で加熱し、表面をパリッとさせる調理方法はありますが、最初から最後まで強火で炒めるのは、肉を焦がす原因となります。強火だけで加熱しようとはしないでください。
2.長時間強火で加熱する
長時間強火で加熱するのも肉が焦げる原因となります。当たり前ですが、肉を炒める際、最も熱の影響を受ける部分は表面です。そのため、中まで火を通すために長時間加熱することは多いですが、強火で長時間加熱してしまうと、表面だけが焼け焦げてしまいます。
先にお話ししたとおり、表面が焦げたからと言って、中まで火がきちんと通っているかと聞かれたら、答えは「NO」です。表面だけが先に焼け焦げてしまい、中まで火が通っていないことが多いので、長時間強火で加熱しても意味がありません。
3.冷蔵庫から出したばかりの肉を加熱
冷蔵庫から出したばかりの肉は、0℃~約8℃前後の低温にさらされていたため、冷えています。冷えた生肉をそのままフライパンに乗せて加熱してしまうと、急な温度変化により、肉の細胞が急激に収縮してしまい、硬くなってしまいます。
肉自体が硬くなってしまうと火が通りにくくなってしまうだけでなく、表面が焦げ付きやすくなってしまう原因にもなります。冷え切った肉は、できるだけ常温に戻してから焼くようにすると、上手に焼くことができますよ。
肉を焦がさず美味しく炒める鍵は『弱火』
上記で強火で加熱しすぎると肉が焦げる原因となるという話がありました。肉を焦がさず、じっくり中まで火を通すためには、時間をかけて弱火で加熱するのがポイントです。
一見、強火の方がしっかり中まで火が通り、尚且つ短時間で肉を焼くことができそうに思えますが、前述した通り、表面だけが焼け焦げてしまい、中まで火が通らないことが多いです。
この表面の焦げと生焼けを回避するためにも、肉はじっくり弱火で低温調理することをおすすめします。低温調理で炒めることで、ふっくらジューシーな肉料理になりますよ。
肉に強火は基本的にNG!弱火でじっくり低温調理して
今回は肉が焦げてしまうNGな炒め方を紹介しました。肉は火を通しやすいため、最も影響を受ける表面が焦げやすい食材です。そのため、焦がさず中まで火を通すには、低温調理が適しています。時間はかかりますが、じっくり弱火で加熱することで美味しい肉料理が出来上がりますので、今後は弱火~中火で加熱するようにしましょう。