目次
おかずやおやつにぴったり!秋の味覚『さつまいも』
秋になると、スーパーや八百屋ではさつまいもが並び始めたり、地域によっては焼き芋が販売されるようになったりしますよね。この光景を見ると「秋になったな」と感じる人も多いのではないでしょうか。
さつまいもは野菜の中でも一際甘いので、おかずとしてはもちろん、スイートポテトや大学芋にして、お子様のおやつにも大活躍してくれます。そんな万人受けするさつまいもにも、正しい選び方があることはご存知でしょうか。
買うべきではない『さつまいも』の特徴5選
さつまいもも他の野菜と同様に、鮮度の良いものを選ぶ際の基準があります。鮮度の落ちたさつまいもを購入してしまうと、日持ちしないなどのデメリットがあるので、以下のような特徴のあるさつまいもはなるべく避けましょう。
1.黒く変色している部分がある
まずはさつまいもの見た目を確認しましょう。さつまいもの皮の部分に黒く変色してる部分があるさつまいもは、運搬されてくる途中で低温障害を引き起こしている可能性があります。
低温障害を引き起こしたさつまいもは、通常のさつまいもより味の質が落ちてしまっているため、甘みや香りなどが劣化しています。より美味しいさつまいもを選ぶためには、黒く変色している部分がなく、色味が均一なさつまいもを選びましょう。
2.伸びたヒゲが固い
スーパーで販売されているさつまいもの中には、ヒゲがたくさん生えていたり、伸びたヒゲが固かったりするさつまいもがあります。
ヒゲが多い物は、繊維が多い物となるため、潰して調理する際に筋が残り、食感に違和感を感じやすくなってしまいます。
ヒゲが固いさつまいもは、すでに鮮度が落ち、古くなっている可能性があります。古くなったさつまいもは、甘みが減り、苦みが増してくるので、美味しくなくなってしまいます。また、他のさつまいもに比べて日持ちしにくいです。
3.凹凸や傷が多いさつまいも
凹凸が多いさつまいもや傷があるさつまいもがスーパーに置かれていることは多いですよね。食べる際に問題が生じるわけではありませんが、このようなさつまいもは繊維が多い傾向にあるため、食べる際にボソボソとした違和感を感じることがあります。
なるべく凹凸が少ない滑らかでふっくらと丸みのあるさつまいもを選ぶと、繊維が少なく、調理した際にねっとりと甘みのある美味しいさつまいもに仕上がります。
4.他のものより軽く感じる
さつまいもを両手に持った際、「同じ大きさなのに、なぜかこちらは軽く感じる」と思うことはありませんか。他のさつまいもに比べて軽いと感じるさつまいもは、栄養や体積がギュッと詰まっていないものが多いです。
さつまいものを選ぶ際は、艶があり、ずっしりと手に重みを感じるさつまいもを選ぶと、より栄養が多く詰まっており、新鮮で甘みの強いさつまいもを選ぶことができますよ。
5.芽が出ている
芽が出ているさつまいもは、時間が経ってしまい、古くなっている可能性があります。新鮮なさつまいもには芽が出ていないことが多く、芽が出ているものは時間が経ってしまったことで、芽が生長してしまっているのです。
また、芽が出ているさつまいもや生長しているさつまいもは、栄養が芽に吸収されていることが多いです。すると、さつまいもの実自体に栄養が少なくなってしまい、傷みが早まってしまったり、味が落ちてしまう原因となったりします。
美味しいさつまいもを選ぼう!押さえるべきポイントは?
上記で紹介したさつまいもを避けるだけでも、美味しいさつまいもを選ぶことができますが、よりその中でも美味しいさつまいもを選ぶために、再度さつまいもの正しい選び方を知っておきましょう。
- ずっしりと重みがあるもの
- 凹凸が少なくハリのあるもの
- ふっくらと丸みを帯びているもの
- 色味が均一なもの
- 蜜が漏れ出ているもの
以上のポイントを押さえたさつまいもを選ぶと、より甘くて美味しいさつまいもを選ぶことができます。特に蜜が漏れ出ているものは、その分甘みがギュッと濃縮されている証拠です。見かけたらぜひ手にとってくださいね。
甘くて美味しいさつまいもを見極めて堪能しよう!
今回は買うべきではないさつまいもの特徴と正しい選び方を解説しました。さつまいもは古い物を選んでしまうと、甘みが少なく苦みが増していることもあります。せっかくならば甘くて美味しいさつまいもの食べたいですよね!ぜひ今回紹介した選び方を参考に、美味しいさつまいもを見分けて選んでください。