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冷凍庫の独特な臭いの原因
臭いの強い食材が入っている
冷凍庫に臭いの強い食材を入れておくと、クサくなってしまって当然ですよね。おそらく密閉することができる容器に入れて保存されるかと思いますが、意外にも臭いは漏れてしまうものです。
短期間であれば密閉することができる容器で保存することで臭い漏れを防ぐことができると思います。しかし、長期間の保存はやはり冷凍庫の中の臭いを強めてしまうでしょう。臭いの強い食材は早めに使い切り、冷凍庫に入れておく期間を短くしましょう。
食品が劣化している
冷凍庫に入れておけば食品が傷みにくいですし、長期間の保存が可能です。しかし、あまりにも長い間ずっと冷凍してあると、食品は劣化してしまいます。冷凍してあっても食品は古くなってしまうのです。劣化した食品の臭いが冷凍庫に充満し、イヤな臭いの原因になります。また、そのイヤな臭いは他の食品に移ってしまうこともあるので注意しましょう。
袋が劣化している
買った食品をレジ袋のまま冷凍庫で保存したり、使い切れなかった食品をビニール袋に入れて保存したりすることがあると思います。その袋も長い間ずっと冷凍庫の中に入れておくと劣化し、イヤな臭いを発してしまうことがあります。劣化する前に新しい袋に入れ替えて保存するようにしましょう。
汁やカスがこぼれている
食品の汁やカスが冷凍庫の中にこぼれてしまい、時間が経ってしまったことでイヤな臭いとなって発せられることがあります。食品がたくさん入っていると、普段の食品の出し入れの際には冷凍庫の底の方まで見ることがないかもしれません。
底の方に細かいカスがたまっていることがあるので、イヤな臭いになってしまう前に取り除いておきましょう。汁や水分がこぼれてしまったときは、水拭きや乾拭きをするだけではなく、アルコールやエタノールなどで仕上げるのがおすすめです。
食品が冷凍焼けしている
食品が乾燥してしまうことや酸化してしまうことを冷凍焼けすると言いますが、イヤな臭いの原因になるだけではありません。パサパサして食感も悪くなりますし、風味も落ちてしまいます。冷凍焼けした食品は、食べることはできるものの、決して美味しいものではありません。冷凍庫に入れている期間が短くても、食品が乾燥してしまうと冷凍焼けを起こしてしまいます。食品が乾燥してしまわないよう、工夫して保存しましょう。
雑菌が繁殖している
冷凍庫に食品はほとんど入っていない。入っているけど最近買ってきて入れたばかりの食品。そしてなのに冷凍庫がクサイ!そんなときは、冷凍庫に雑菌が繁殖してしまっていることがイヤな臭いの原因だと思います。汚れもなくキレイなように見えても、目に見えない雑菌が繁殖しているかもしれません。
冷凍庫のイヤな臭いを取り除く掃除方法
冷凍室を掃除する際は取り外しできるトレーなどは取り外して食器洗い用洗剤などを使いまずは綺麗に洗い、その後にキッチン用アルコールスプレーを使って仕上げ拭きします。
取り外せない部分も、はじめからキッチン用アルコールスプレーを使って綺麗にするほうが無難です。布きんなどは新品のものでない限り雑菌が就ている可能性もあるのであまりおすすめできません。
冷凍庫の中身を全て出し、掃除をしましょう。少しでも溶けてしまうと困る食品は、クーラーボックスや保冷バッグに入れておくと良いです。
- 取り外して洗えるものはキッチン用洗剤を使って洗う
- 取り外せない部分は水拭きと乾拭きをする
- 仕上げにキッチン用アルコールを使って拭く
イヤな臭いを取り除くだけではなく、イヤな臭いや雑菌の繁殖を予防する掃除方法です。キッチン用アルコールを買って来て、吹きかけてからキッチンペーパーで拭くのも良いですし、除菌ティッシュで拭いても良いです。キッチン用アルコールは普段の冷凍庫のお手入れにも使用できるので、持っておくと便利です。
冷凍庫のイヤな臭い対策
備長炭と活性炭が冷凍庫のイヤな臭いを脱臭してくれます。冷凍庫をキレイに掃除した後は、イヤな臭いを予防するために入れておきましょう。もし、冷凍庫の中でイヤな臭いを発する食品がある場合も、他の食品への臭い移りまで予防してくれます。半年ほど使用することができます。
冷凍庫や小さい場合や食品をたくさん入れる場合は、スリムタイプがおすすめです。炭セリーが冷凍庫のイヤな臭いを取り除いてくれます。炭ゼリーの減りがわかるように小窓が付いているので取り換え時期も確認しやすいです。半年ほど使用することができます。
まとめ
冷凍庫の独特なイヤな臭いの原因はいろいろとありますが、イヤな臭いがするなと感じたら、すぐに掃除をしてキレイにしましょう。雑菌が繁殖している中に食品を入れておくのはイヤですよね。臭いの強い食品を入れることもあると思いますので、脱臭炭などを入れておき、他の食品への臭い移りも予防しておきましょう。
冷凍室の臭いを防ぐには一にも二にも冷凍している食材を古くしないことです。いつ冷凍室に入れた食材なのかを把握できるように、書いたりラベルをつけ、古いものから使っていく習慣をつけましょう。
冷凍室にいれる際に、新しいものは奥に古いものが前に来るようにいれれば、使いこぼしもなくなります。
家事アドバイザー・節約アドバイザーとしてテレビ・講演・コラム連載などで活動。頭を使って賢くスマートに、時間とお金をバランスよく使う暮らし方を提唱。著書に「シンプルライフの節約リスト」(講談社)などがある。
基本的には古くなった食材が冷凍室の臭いの原因となっています。臭いをとるためには古い食材は全て処分しましょう。
一度ついてしまった臭いは消しづらいものですが、キッチン用アルコールスプレーを使い綺麗に拭きあげましょう。