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サーターアンダギーの賞味期限はどの位?
サーターアンダギーは元々沖縄の保存食と言われていて賞味期限も比較的長いお菓子です。一般的に賞味期限は約2週間で、お土産用の密封された状態では60日も日持ちするものもあります。
ただし、サーターアンダギーによって賞味期限も異なるので注意が必要です。中にフルーツが入っているものは賞味期限が短くなります。
またお店によって賞味期限の長さが異なりますよね?それは製法が異なるからです。ですので表示されている賞味期限を参考にしましょう。
サーターアンダギーの賞味期限が普通のドーナツと比較して長い理由は2つあります。
- 1つ目の理由は、サーターアンダギーは低温でじっくりと揚げるので、中心部分までしっかりと火が通るので殺菌されるという理由
- 2つ目の理由は、砂糖が多く使われているという理由
サーターアンダギーの中に含まれる水は結合水と自由水に分かれていて、糖度が高くなる食品は結合水が多くなっています。糖度が高い結合水は雑菌が繁殖することができない水となるので賞味期限が長くなります。
《 ポイント 》
- サーターアンダギーは、使用している材料も、砂糖、小麦粉、卵、油のシンプルな構成で作られている。
- サーターアンダギーは、低温でじっくり揚げるので中心部までしっかり火が通るため賞味期限が約2週間と長く沖縄では保存食としても親しまれている。
賞味期限切れのサーターアンダギー
賞味期限が切れてしまったサーターアンダギーは、見た目に変化が起きていなければ食べられなくはないのですが、油っぽくなってしまったり、表面が固くなってしまうので、食感も変わって味が落ちてしまいます。
せっかくの美味しいお菓子ですので味に変化が出ない賞味期限内に食べることをおすすめします。
《 ポイント 》
- サーターアンダギーは賞味期限が切れても見た目の変化がなければ食べることができる。
- 賞味期限が切れたサーターアンダギーは表面が固くなったり、油っぽくなってしまい味が落ちてしまうので、賞味期限内に食べ切るようにする。
サーターアンダギーを長持ちさせる保存方法
サーターアンダギーはドーナツと同じなので基本的には常温で保存するのですが、油で揚げて作っているので酸化しないように密封状態で保存しましょう。
サーターアンダギーの賞味期限の2週間を超えてしまいそうなときは冷蔵ではなく冷凍庫で冷凍保存しましょう。サーターアンダギーは、冷蔵よりも冷凍で保存したほうが日持ちし、賞味期限も長持ちします。
どちらも温めてから食べるので冷凍庫での保存をおすすめしています。
サーターアンダギーの保存方法
- サーターアンダギーを個別にラップに包む。
- ラップに包んだサーターアンダギーを保存袋に入れて中の空気を抜く。
保存袋の空気を抜くのは冷凍焼けを防ぐ効果もあるからです。
サーターアンダギーを冷凍保存した場合、保存期間は1ヵ月を目安にしましょう。もし、空気に触れてしまっていたら2週間程度と考えてください。
《 ポイント 》
- サーターアンダギーは、常温保存でも問題ないが、油で揚げているので酸化するので注意が必要。
- サーターアンダギーは、酸化しないように密封して保存するようにする。
- サーターアンダギーが、賞味期限を超えてしまいそうな場合は、個別にラップで包んで冷凍保存する。
サーターアンダギーの温め方
サーターアンダギーは言うまでもなく揚げたてが一番美味しいのですが、揚げた翌日には味が落ちてしまいます。サーターアンダギーは温めてから食べることで揚げたてに近い味に戻すことが出来るので、食べるときは温めてから食べることをおすすめします。
サーターアンダギーを美味しくする温め方
サーターアンダギーを賞味期限内に美味しく食べるためにはトースターで温めましょう。常温保存をしていたサーターアンダギーでしたら2分間温めるだけで表面がサクサクして中もふんわりして美味しくなります。
トースターがない場合は、フライパンにサーターアンダギーを乗せてアルミホイルをかけて温めましょう。アルミホイルをかけることでトースターで温めた時に近い状態に仕上がります。
電子レンジで温めるとサーターアンダギーは油が出てしまい味が落ちてしまうので、電子レンジで温めることはおすすめできません。但し、冷凍保存をしていたサーターアンダギーでしたら、まず解凍機能を使って解凍しましょう。サーターアンダギーは、その後トースターで温めることで美味しくなります。
《 ポイント 》
- サーターアンダギーを温める時は電子レンジを使用せず、トースターで温めると表面がサクサクして中もふんわりして美味しくなる。
サーターアンダギーを美味しく食べるアレンジ方法
サーターアンダギーは賞味期限内でも、そのままプレーンの状態で食べても美味しく食べることはできますが、何かひと手間加えることで一段と美味しく食べることができます。
サーターアンダギーが、普通の味が飽きてしまったら、ひと手間加えてさらに美味しくして食べましょう。
おすすめのトッピング
まずはサーターアンダギーに良く合うトッピングを挙げるので、まだ食べてみたことがない人は試してみてください。サーターアンダギーに、ちょい乗せするだけでとても美味しいものを厳選してみました。
- バニラアイス
- 生クリーム
- カスタードクリーム
- チョコレートクリーム
- あんこ
- はちみつ
- お好みのジャム
- ピーナッツバター
ここで挙げたトッピングはサーターアンダギーに良く合うものばかりです。ハズレはありません。まだ試していないものがあれば試してみてください。
フレンチトーストアレンジ
固くなってしまったサーターアンダギーはフレンチトースト風にアレンジしてみましょう。
材料
- 卵
- 牛乳
- マーガリンまたはバター
手順
- サーターアンダギーを半分にカットする。
- 皿に卵を入れてよく混ぜて牛乳を加えてさらに混ぜます。
- 卵を加えた牛乳をサーターアンダギーを漬け込みます。裏返しにしたり時間を掛けてしかり漬け込みます。
- フライパンにマーガリンまたはバターを入れて、漬け込んだサーターアンダギーを両面軽く焼いたら完成です。
《 ポイント 》
- サーターアンダギーは、プレーンの状態で食べ続けてしまうと、どうしても味に飽きがきてしまう。
- サーターアンダギーは、ドーナツと同じ様に考えて何かをトッピングすることで美味しく食べられるので、味に飽きたら色々と試して食べると美味しいく、色々な発見もあって楽しめる。
サーターアンダギーの豆知識
そもそもサーターアンダギーという名前の由来はご存知ですか?
サーターアンダギーの賞味期限が長いのは砂糖が多く使われているからという理由がありますが、沖縄首里の方言でサーターは「砂糖」、アンダは「油」、ギーはアギの語尾をのばすことで「揚げ物」という意味で普通に「砂糖油揚げ」になります。
調理内容がそのまま名前になったんですね。
最後に
今回はサーターアンダギーの賞味期限について紹介しました。
一般的に、販売されているサーターアンダギーには約2週間となっていますが、実際には水分が減り油も酸化して固くなり、味が落ちてしまうことがあります。そんな時はトースターで2分温めることで美味しさが蘇ります。
また、余ってしまったサーターアンダギーは冷凍庫で個別にラップで包んで冷凍保存しましょう。食べる前に、ちょっと量が多いな…と思ったら食べられる量だけ残し、あとは冷凍することをおすすめします。
サータアンダギーの賞味期限を延ばす一番の方法は冷凍保存ですよ。