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水分を多く含むレタスは傷みやすいので注意!
レタスはサラダなどで大活躍する食材ですが、95%を水分が占めていることから、非常に傷みやすい食材としても知られています。そのため、せっかく買ってきてもすべて使い切ることができないという方も多いのではないでしょうか。
レタスの保存期間は1週間を目安に
前述したとおり、レタスは多くの水分量を含む食材です。そのため、傷みも早く、冷蔵保存では1週間ほどが保存期間の限界です。また、季節や保存方法によっては、1週間を待たずに傷み、腐ってしまうことも珍しくありません。
レタスは「1週間は長持ちする」と考えず、できるだけ早く使い切ることを心掛けましょう。特に、すでにカットされて販売されているレタスは、より傷みやすいので注意が必要です。
レタスが腐っている時のサイン5選
では、傷みやすいレタスが腐ってしまった時、どのようなサインを出しているのでしょうか。ここでは、レタスが腐っている時の判断ポイントを5つ紹介します。
1.赤茶色っぽく変色する
レタスを使おうと確認したところ、購入した時のみずみずしい黄緑色のレタスではなく、赤茶色に変色してしまっていたという経験はありませんか。
他に異常が見られない場合、「少し色が違うけれど、これくらいなら」と使いたくなってしまいますが、レタスは変色した時点で、すでに傷み腐っている可能性が高いです。食べてしまうと腹痛などの食中毒症状を引き起こす危険があるため、食べないようにしましょう。
2.色のついた水分が漏れ出てくる
レタスは水分量が多い食材なので、腐ってしまうと中の水分がすべて漏れ出てきます。そのため、色がついた水分が漏れ出てきている場合は、すでに古くなり傷んでいるサインです。こちらも1つの判断基準としましょう。
3.カビが生える
水分量が多いため、すぐにカビが生えてしまうのもレタスの特徴です。カビが生えたレタスは腐っているため、食べることができません。レタスを使う際は、必ず使う部分にカビが生えていないかどうかを確認し、少しでも切り口などにカビが生えている場合は捨てましょう。
4.ツンと酸っぱい臭いを放つ
レタスは腐ると酸っぱい臭いを発することがあります。レタスを使おうと取り出したら、鼻にツンとくるような酸っぱい臭いを感じたことはありませんか。それはすでに腐っているサインです。レタスから明らかに違和感のある臭いを感じたら、無理に食べず捨てましょう。
5.触るとヌメヌメしている
腐ったレタスは水分が漏れ出てくるため、そのまま放置しているとヌメヌメとしたぬめり気が出てくることも。さらにぬめり気が出てくると、レタスの葉を溶かすほど進行してしまうので、そうなる前に捨てましょう。
野菜室保存が基本!レタスの正しい保存方法
レタスは水分量が多いため、どうしても保存できる期間が短い食材です。そんなレタスですが、基本的な保存方法は冷蔵庫の野菜室で保管する方法です。しかし、少々食感は落ちてしまいますが、冷凍保存する方法もあるので、野菜室保存と冷凍保存の両方を紹介します。
野菜室で保管すると保存期間は約1週間
まずは野菜室で保管する方法です。一玉丸ごと購入した場合は、下記のように保存してください。
- レタスの芯を抜く
- 芯を抜いた部分にキッチンペーパーを詰める
- 周りもキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて野菜室へ。
レタスは芯から腐っていきます。そのため、腐りやすい芯の部分を取り除くことで、少しでも腐敗の進行を抑えることができます。また、水分によって傷みやすいため、キッチンペーパーで包み、水分を吸収させる点も重要なポイントです。
冷凍保存すれば約2週間長持ちする
どうしても1週間以内に使い切ることができない場合は、カットすることで冷凍保存が可能です。カットしてしまうことや、冷凍により食感が失われてしまうため、用途の幅が狭まってしまいますが、スープなどに使う場合は使い勝手がいい保存方法です。
- 使うサイズにカットして冷凍保存袋に入れる
- 空気をしっかり抜いて密閉し、冷凍庫で保存
冷凍保存したレタスは、一度解凍してから使おうとすると、シナシナになってしまいます。そのため、スープなどで活用する際は、凍った状態のまま調理してください。
レタスは腐る前になるべく早く使い切って
いかがでしたでしょう。レタスは水分量が多いため、どうしても早く傷んでしまいます。間違えて腐ってしまったレタスを食べないよう、腐った時のサインを事前に知っておくことが大切です。また、レタスは購入したらなるべく早く使い切ることを心掛けてください。