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プラスチック製まな板の寿命は2年?
プラスチック製のまな板は、木製のまな板に比べてリーズナブルで扱いやすいのが特徴です。抗菌加工されているものもあり、見た目にも真っ白で清潔感があるのも料理するうえでは重要なポイント。
しかし、寿命の面では木製のまな板に劣ります。木製は6〜7年は持つのに対し、プラスチック製の場合は2年程度。自然素材の木製に比べて傷みやすいという欠点があるのです。
ただし、お手入れ方法次第ではプラスチック製のまな板でも2年以上持たせることができるので、ここでは正しい方法を知っておきましょう。
プラスチック製まな板のNGお手入れ方法3選とは?
正しいと思ってやっていたお手入れ方法が、実は間違いかも?
プラスチック製まな板のお手入れ方法について、ついやってしまいがちなNGパターンを3つ紹介します。
1.熱湯で汚れを落とすのはNG!
プラスチック製まな板でも木製まな板でも、肉や魚の汚れを落とすのに熱湯を使うのはNGです。
お湯によって肉や魚に含まれるたんぱく質が固まってしまうため、汚れが余計に落ちにくくなってしまいます。しかし熱湯による消毒効果には期待ができるので、まずは肉や魚の汚れを水と洗剤でしっかり落としてから熱湯をかけるとよいでしょう。
2.たわしでこするのはNG!
プラスチック製まな板は白いと食材の色が移ってしまいがちなので、たわしでごしごしとこすりたい気持ちになりますよね。
木製まな板ならたわしでこすれば汚れを落とすことができますが、プラスチック製まな板をたわしでこするのはNG。表面に傷がつき、汚れが詰まりやすくなってしまいます。
プラスチック製まな板に移った色を落としたいときには、漂白剤で漬け置きしておくのが最も効果的。シンクや桶に水を張って漂白剤を入れ、一晩漬け置きしておくだけで黒ずみも一緒に落とせるので便利です。
それでも落ちない場合は、色のついた部分に重点的に漂白剤を垂らしてラップで包み、1時間ほど放置しておくだけで落ちることもあるのでやってみてください。
3.日光で乾かすのはNG!
まな板は乾燥させるのが大事とはいえ、直射日光にあてて乾かすのはNGです。表面が反ってしまったり割れてしまったりすることがあります。
乾かすときにはしっかりと水気をふき取り、日陰で乾かすのがポイント。風通しの良いところに立てかけて、しっかりと乾かすようにしましょう。
正しいお手入れでプラスチックまな板を長持ちさせよう
傷がつきやすく汚れが残りやすいプラスチック製まな板を長く使うには、日々のお手入れが重要です。まな板に優しい正しいお手入れで、プラスチック製まな板を長く清潔に保ちましょう。