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水着にもカビは生える
プールや海水浴シーズンに必須アイテムの水着ですが、お手入れや収納の方法によっては、カビや臭いが発生してしまったり、水着の生地が傷んでしまうことがあります。
お気に入りの水着を長く愛用するためには、カビが発生しにくいようにカビが発生しないように正しく取り扱うことが大切です。
水着のカビ防止対策にしておきたいこと6つ
暑くなり海やプールの時期になると、水着の出番も多くなります。
お気に入りの水着に臭いやカビを発生させることなく、いつまでも愛用するためには、シーズン中に普段からしておきたい対策が6つあります。
誰にでも自宅でできる簡単な6つのカビ予防の方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
カビ防止対策1:すぐに真水で洗う
水着のカビ防止対策1つめのポイントは、着用後はすぐに真水で洗うことです。
海水の塩分やプールの塩素は、水着の変色や生地を傷める原因になるものです。脱いだ後は水道水を使用して、海水や塩素をしっかりと洗い流す必要があります。
プールに入った場合は、塩素が水着の色あせを招く原因にもなります。カビの防止だけではなく、真水で洗った後にはきちんと脱水して、水着に水分が残らないように乾燥させましょう。
海の場合は、着用後に水道水でしっかりと洗い、海水の塩分や雑菌をしっかりと落とすことでカビ予防になります。
カビ防止対策2:長時間放置をしない
水着のカビ防止のポイント2つめは、長時間濡れたままの水着を放置しないことです。
暑い日に、レジャーで着用した水着を濡れたまま車内に放置したり、幼稚園や保育園や小学校でのプールで使用した水着を、濡れたままビニールバッグやビニール袋に入れたまま放置すると、車内やビニールの中では湿度が上がり、カビが発生しやすい条件が揃います。
着用後はできるだけ早くしぼるなど、水分が残らないようにしましょう。
カビ防止対策3:洗濯後は完全に乾かす
水着のカビ防止のポイント3つめは、洗濯後は完全に乾燥させることです。生乾きの状態で水着を保管すると、湿度が高くなりカビが発生しやすい環境になってしまいます。
洗濯後はしっかりと乾燥させて、生乾きにならないようにしましょう。生乾きに注意することで臭いの発生も防ぐことができます。
カビ防止対策4:防カビ効果のある衣類用スプレーを使う
水着のカビ防止対策のポイント4つめは、防カビ効果のある衣類用スプレーを使用することです。
着用した後の水着は洗濯してから、しっかりと乾燥させた後、防カビ効果のある衣料スプレーを使用することで、カビの発生を防止できます。水着に防カビスプレーの水分が残らないように、スプレー後はしっかりと乾燥させましょう。
カビ防止対策5:保管時の湿度に気を付ける
水着のかびカビ防止対策のポイント5つめは、保管場所の湿度の状態に気を付けることです。保管場所の湿度が高くなると、カビが発生しやすくなるので注意が必要です。
クローゼットやタンスの中で水着を保管する時は、衣類が多くなると湿度が高くなり、カビが発生しやすくなります。除湿剤を使用したり、洋服を詰めすぎず通気性を良くして、湿度が上がりすぎなように対処しましょう。
カビ防止対策6:洗濯槽の手入れをする
水着のカビ防止対策のポイント6つめは、洗濯槽のお手入れをすることです。
洗濯槽には湿気がたまりやすく、カビや雑菌が発生しやすくなっています。汚れた洗濯機を使用すると、衣類にカビが付着して、臭いやかびの原因になりますので、洗濯槽洗剤を使用して普段から洗濯槽を洗浄して、きれいな洗濯機を使用するようにしましょう。
水着のカビを自宅で落とす4つの方法
水着のカビを防止する方法を紹介してきましたが、どれだけ気をつけていてもカビが発生してしまうこともありえます。
水着に発生してしまったカビは、時間が経つと完全に落とすことは難しくなります。それでもカビが発生した早い段階でお手入れをすることで、目立たなくすることも可能です。
水着に発生してしまったカビを自宅で落とすためには、4つのポイントがあります。いずれも自宅で誰にでもできる簡単な方法ですので、お困りの方はぜひ試してみてください。
天日に干す
水着に発生したカビを自宅で落とす方法の1つめは、天日干しをすることです。
日光には高い殺菌作用があるため、天日干しをしてカビの発生した部分を日光に当てることで、菌を少なくしカビを落としやすくなります。
天日干しは、良く晴れた10時から14時までの紫外線の強い時間に行うことがおすすめです。
熱湯に浸してから洗濯する
水着に発生したカビを自宅で落とすポイント2つめは、熱湯に浸してから洗濯することです。
カビは50度以上の温度に耐えられないため、熱湯をかけることでカビ落とし効果が期待できます。ただし熱湯を使用しますので、水着の生地が傷まないように洗濯表示はしっかりと確認してから行うようにしましょう。
酸素系漂白剤でつけ置きしてから洗濯する
水着に発生したカビを自宅で落とすポイント3つめは、酸素系漂白剤でつけ置きをしてから洗濯することです。
酸素系漂白剤は塩素系漂白剤と違い、色柄を気にせずに使用できます。酸素系漂白剤につけ置きをして、ゆっくりと時間をかけてカビを落として洗浄することで効果が期待できるでしょう。
消毒用エタノールを利用する
水着に発生したカビを自宅で落とすポイント4つめは、エタノールを利用することです。
カビにはさまざまな種類がありますが、白カビの場合は、エタノールを吹きかけた布でカビの部分を優しく叩くことで落とすことができます。
エタノールで叩いた後は、風通しの良い野外でもう一度しっかりと乾燥させてください。
クリーニング店へ水着を出す場合の注意点
シーズンが終われば、しばらくは水着を収納したままという方も多いでしょう。
お気に入りの水着を次のシーズンも気持ちよく着るために、収納前にはクリーニング店を利用してしっかりメンテナンスしておくことも有効です。
ですが、水着をクリーニングに出す場合には、他の衣類とは違って注意が必要です。
水着は他の洋服と違って、摩擦や熱に弱い素材が使われています。熱を利用した乾燥機や特殊な溶液を利用するドライクリーニングを利用することができませんので、クリーニングの方法がとても繊細です。
また、クリーニング店に水着を出す時は、素材や洗濯表示がわかるようにしておくと、トラブルの予防になります。
水着のクリーニングを受け付けていない店舗がある
店舗によっては水着のクリーニングは受け付けてもらえない場合があります。
水着の素材は、熱や摩擦に弱くクリーニング店では取り扱いが難しことや、肌に直接触れることで衛生面でも注意が必要になります。そのため、下着や肌着と同様に、水着を受け付けないクリーニング店も多いです。
完全に乾いた状態でクリーニングに出す
衛生面の懸念から、濡れたままの水着はクリーニングを受け付けてもらえないことがあります。
濡れたままの状態でクリーニング店に持っていくと、色落ちや型崩れの原因だけでなく、長時間濡れたままで放置することで、カビの原因につながります。しっかりと乾かしてから持ち込むようにしましょう。
水着のカビの落とし方やカビ防止方法を覚えておこう!
今回は水着のカビの落とし方やカビの予防対策についてご紹介しました。
カビは、一度発生すると完全に落とすのは難しいと言われていますので、普段から発生させないように、普段からこまめなケアをすることが大切です。
記事でご紹介したカビ予防の方法は簡単ですので、ぜひ実践してみてください。