ブラックボードのポスカマーカーの消し方5つ!消すときの注意点3つ

ブラックボードとマーカー

ポスカマーカーの消し方を紹介します。自宅にあるもので手軽にできる方法や、道具を使ってより綺麗にする方法も解説しますので、ぜひご覧ください。また、消し方だけでなく、消しやすくするための対策や、消す際の注意点も紹介しています。

ポスカの消し方

Hand holding brush eraser and blackboard , Concept education and school

発色も綺麗で色々なものに書ける便利なポスカマーカー。固着性があるので、乾くと水や擦れに強い特徴も持っていますので、お店のブラックボートの看板にも使われています。

そんなポスカですか

  • 「よく見ると字を間違えてる!ミスをしている!」
  • 「そろそろブラックボードの文字を変えたいな」

といったときに、なかなか綺麗に消せない、そもそもポスカって消せるの?という方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、今回はポスカの消し方とその注意点についていくつか紹介します。

三菱鉛筆 水性ペン ポスカ 細字 丸芯 7色 PC3M7C

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ブラックボードのポスカマーカーの消し方5つ

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まずはブラックボートのポスカマーカーの消し方を5つご紹介していきたいと思います。特別に何か道具を使うものだけでなく、家庭にあるものですぐにできる消し方も紹介いたしますのでぜひ参考にしてください。

消毒用エタノールで消す

用意するもの

  • 消毒用エタノール
  • コットンや布類

消毒用エタノールをコットンなどに含ませて、ブラックボートに書いてあるマーカーを拭き取るだけの簡単な消し方です。消毒用エタノールを購入する必要はありますが、手軽に綺麗にできますのでおすすめです。

濡れ布巾を使う

用意するもの
  • 布巾、雑巾などの布類

まず、布巾または雑巾を水で湿らせてください。次にその湿らせたものをマーカーの上にしばらく置いておきます。その後、固く絞った雑巾などで拭き取る消し方になります。

ポイントは湿らせた布巾を「しばらくマーカーの上に置いておくこと」です。特別に道具用意する必要のないお手軽な消し方ですが、時間がたってしまったものはかなり根気がいるのでやや大変かもしれません。

塗料用のシンナーを使う

塗料用品シンナー

カンペハピオ 得用ペイントうすめ液 400ML

用意するもの

  • 塗料用シンナー

シンナーはホームセンターなどに売っているもので大丈夫です。布などに含ませてマーカーを拭き取りましょう。

シンナーは塗料を薄める効果があります。他のものに比べて落ちやすいですが、取り扱いについ少し注意が必要になります。他の注意点として、シンナーを多量に吸い込んでしまわないように注意しましょう。

この方法は、どうしても落ちないときの最終手段にすると良いかもしれません。

メラミンスポンジを使う

用意するもの

  • メラミンスポンジ

メラミンスポンジに、水またはブラックボードクリーナーを含ませて、ボードをこする消し方になります。くるくると回しながらこするようにするとより綺麗に落ちます。

使用するメラミンスポンジは、スーパーや100円ショップなどで売っている安価な品でも大丈夫です。

ボード用クリーナーを使う

ブラックボードクリーナー

レイメイ藤井 消字クリーナー ブラックボード専用 大 LPD109

用意するもの

  • ブラックボード用クリーナー
  • 拭き取り用の布巾やメラミンスポンジ

スプレータイプのクリーナーでしたら、ボードに直接吹きかけてメラミンスポンジや布巾で拭き取るだけで大丈夫です。スプレータイプじゃない場合は布巾またはメラミンスポンジにクリーナーを染み込ませてボードを拭いてください。

ここで気をつけて頂きたいのが「ホワイトボード用クリーナー」ではなく「ブラックボード用クリーナー」を使用することです。間違ってホワイトボード用クリーナーを買ってしまっても、ブラックボードは消せないので十分に注意しましょう。

黒板タイプのポスカマーカーの消し方2つ

チョーク風加工した装飾と黒板と木目壁背景

次に黒板タイプのポスカの消し方を2つ紹介します。

マイクロファイバーを使う

用意するもの

  • マイクロファイバータオル

乾いたままのマイクロファイバータオルで黒板を拭いていく消し方です。こちらはマイクロファイバータオルが汚れを吸着してくれるので水やクリーナーを使う必要がありません。

また、マイクロファイバータオルは柔らかい素材でできているので、黒板を傷つけにくいことも嬉しいポイントです。

濡れ布巾を使う

用意するもの

  • 濡れ布巾

こちらで使用する布巾は、使い古したタオルや雑巾などで大丈夫です。布巾を水で濡らして固く絞り、マーカーを拭き取れば完了です。水分が多いと黒板を傷めてしまうので気を付けましょう。

ポスカマーカーを消しやすくするための対策

Tafel

ポスカマーカーを消すときに、できるだけ消しやすくする対策をいくつか紹介します。日頃のお手入れでも消しやすさは変わってくるので、しっかりチェックしましょう。

ボード表面の埃やチリを除去する

ボードの表面に埃やチリなどの汚れがあることによって、マーカーが消しにくくなることがあります。

対策として、週に1、2回ほど固く絞った雑巾などでボードの表面を拭いて、定期的なメンテナンスをしておけばポスカマーカーが消しやすくなります。

黒板タイプは強く拭きすぎたり、水分が多いと黒板塗料が剥がれてしまうので、拭く際には力加減や水量に注意しましょう。

長時間放置しない

ボードや黒板にマーカーで書いたまま長時間放置してしまうと、マーカーがボードに強く固着してしまったり、マーカーに剝離剤が入っている場合は、その剝離剤が気化して無くなってしまい、消しにくくなる傾向にあります。

そのため、使用後はできるだけすぐに消すのが良いと言われています。また、直射日光に長時間当たっていた場合も消しにくくなってしまいます。

時間だけでなく、置く場所も少し意識してみると良いかもしれません。

ポスカマーカーが消しにくくなる要因

木製ブロックにWHYと指で持ったクエスチョンマーク

ここからは、ポスカマーカーが消しにくくなってしまう要因について解説します。

専用のポスカマーカーではない

ポスカマーカーにはいくつか種類があります

  • 市販の水性のもの
  • ブラックボード用に改良されたもの
  • 黒板タイプに使ってはいけないもの

等々、探せばこれ以外にも色々な種類があるでしょう。自分が使うボードにはどのマーカーが適しているのかをきちんと確認するのも、マーカーを消しやすくするために重要になります。

自分の使っているボードでは使用できない、推奨されていないもので書いてしまうと、「マーカーが消えない!」なんて言うことになりかねませんので注意してください。

パッケージの裏などに、「このタイプボードには使用しないでください」といった表記があると思いますので、購入前に必ず確認しましょう。

何度も使っている

ずっと使っているとボードや黒板の表面に傷ができてしまい、その傷にマーカーが入り込んでしまって、いくら拭いても消えなくなる、といったこともありえます。

黒板タイプでは多量の水分や摩擦などによって、黒板塗料が剥がれてしまい、黒板が傷んでその傷にマーカーや汚れが入り込み、消しにくくなってしまいます。

日々のお手入れをしていたとしても、もどうしても傷はついてしまうものなのです。ある程度使用したら寿命と考えて、交換するのも一つの手と言えます。

ポスカマーカーを消すときの注意点3つ

指さす女性

最後にポスカマーカーを消すときに注意する点を3つ紹介します。

注意点1:屋外で行う

こちらは、塗料用シンナーを使って消す場合は特に注意が必要です。

シンナーを使った消し方でも触れましたが、シンナーは多量に吸い込むと体に害があるだけでなく、可燃性もあるため、火災などの事故にも十分に気を付けないといけません。

室内などの通気性悪い場所や狭い場所での使用は避け、広い屋外での使用がすすめられています。

注意点2:乾拭きする

どの消し方でも、最後に乾拭きをするようにしましょう。

水ぶきやクリーナーで拭いただけだと、埃やチリなどが水分と一緒にボードにくっついたままになってしまいます。そうすると埃がマーカーの色素を吸収して、そのままボードにくっついてしまい、汚れとして残ってしまいます。

最後に乾拭きでボードについてしまった埃やチリを拭き取り綺麗にしましょう。乾拭きをするときは上から下へ、奥から手前に拭くようにすると綺麗になります。

また、乾拭きに使用する布はできるだけ綺麗なものを使用しましょう。使い古したものだと、かえってボードにゴミを広げてしまいますので、なるべく新しい布で拭くようにしましょう。

ボード面の埃やチリを落とすことで、ボード自体のメンテナンスにもつながります。

注意点3:成分の違う液体を混ぜない

漂白剤やお風呂の洗剤では常識ですが、クリーナーでも同じような注意が必要です。いろんな種類のクリーナーをあわせて使えば綺麗に落ちるのではないか、と混ぜてしまうと体に有害なガスが発生する危険性もあります。

液体同士を混ぜ合わせて使うだけでなく、1つのクリーナーを使った後、すぐに別のクリーナーを使って拭くのも避けた方が良いでしょう。

ボードの上や液体が染み込んだ布で混ざってしまったりと、どこで液体同士が混ざってしまうかわからないので、クリーナーを使う際はできるだけ1種類にした方がよいでしょう。

ポスカマーカーを楽に消してみよう

Rubber gloves brush duster and cleaning products

今回は様々なポスカマーカーの消し方や注意点、マーカーが残ってしまう原因などを紹介しました。

改めて大きなポイントをまとめると、以下の3つになります。

  • マーカーの種類を確認して、自分が使うボードにあったものか(ブラックボード用なのか、黒板タイプのものなのか)を確認してから買う。
  • こまめなメンテナンスを行い、埃やチリを除去しボードを清潔に保つ。
  • ボードに書いたままの長時間の放置は避ける。

消しやすくするにあたっては、この3つを意識すれば、ある程度はポスカマーカーが楽に消せるでしょう。これらに気をつけていても、どうしても経年劣化や日々のお手入れで傷がついてしまったら、最後は買い替えを検討してみましょう。

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