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キッチンのゴミ箱が意外と起き場所に困る理由
ゴミ箱はリビングなどのほかキッチンにもあると便利なグッズのひとつです。とはいえ、キッチンに置かないと困ってしまう冷蔵庫や食器棚などが大きくて場所をとってしまいますよね。
かといってゴミ箱を中途半端な位置に置いてしまうと動線の邪魔になってしまったり、見た目も狭く見えてしまう、散らかっているように見えてしまうなど、置き場所にも困ってしまうグッズでもあります。
キッチンのゴミ箱の置き場所5つ
置き場所に困るけれど無いと不便なキッチンのゴミ箱。
- 料理中の動線に配慮したい
- 見た目もゴミ箱とわからないようにしたい
などいろいろと考えてしまうと結局、どこに置いたらいいのかわからない、ということになってしまう人もいるでしょう。
具体的にはどのような場所にゴミ箱の置き場所を作ったらいいのか見ていきましょう。
シンクの下
キッチンのゴミ箱置き場で、一番便利な場所がシンク下です。
料理をする人が食材が入っていた袋などのゴミを、動くことなくすぐに捨てることができるので効率よく作業を進めることができますし、動線の邪魔にもなりにくい場所です。
引き出し式のシンクならば、普段は隠すこともできるので見た目も気になりません。小さい子供やペットなどのイタズラ防止にもいいでしょう。ただし臭いがこもりやすくなることもあるので、蓋つきのゴミ箱がおすすめです。
食器棚の下
キッチンで大きなスペースをとることが多いのが食器棚ですが、食器棚の下のスペースもゴミ箱の置き場所として活用することができます。
シンク下の場合と同じように隠すことができると見た目もキレイに見えますし、蓋つきでも臭いが気になるという人はペットボトルや缶類などの分別ごみを入れるようにするだけでもキッチンのスペースが空き、動きやすくなります。
食器棚と壁との隙間
ゴミ箱の置き場所でシンク下などでは臭いが気になるという人は、食器棚と壁の隙間に置いてみてもいいでしょう。
食器棚に隠れてゴミ箱は人目につきにくくなりますし、積み重ねるタイプのゴミ箱であればゴミを分別することも簡単にできますので、家族にも協力をしてもらいやすくなります。
また、食器棚と壁の間につっぱり棒を使用して棚をつくると、ゴミ箱の上のデッドスペースも有効に利用することができて便利です。
どうしても狭い場合はベランダに置く
キッチンという限られたスペースでは、どうレイアウトを考えても納得のいく置き場所がない場合もあります。そのような場合は思い切ってゴミ箱をベランダなどの外に置く、というように発想の転換をしてみましょう。
キッチンには小さめのゴミ箱を置き、こまめに外に置いてある大きめのゴミ箱に捨てるというようにすると、生ゴミなどの臭いも気にならなくなりますし場所もとりません。
ただし外に置いているゴミ箱は臭いが漏れると近所迷惑にもなります。カラスや猫などがイタズラをしないようにキチンと蓋が閉められるタイプのものにしましょう。
ラックの下
電子レンジや炊飯器を置いているラックの下も、ゴミ箱の置き場として活用できる場所です。
高さを自由に変えられるラックであれば、ゴミ箱の高さに合わせることも可能ですし、見えるのが嫌だという人は自分でインテリアに合ったカーテンをつけることができるなど、さまざまな工夫ができます。
ゴミ箱の種類4つ
普段、リビングなどで何気なく使用しているゴミ箱は大きく口が空いているタイプのものが多いでしょう。
キッチンにも同じようなタイプのゴミ箱を置いてもいいのですが、限られたスペースの中で分別用のゴミ箱まで置くとなると、それこそ置き場に困ってしまいます。
では一般的なもののほかに、どのようなタイプのゴミ箱があるのかを見ていきましょう。
折り畳み式の袋掛け
スチール製やプラスチック製のものが多い折り畳み式は、スーパーのレジ袋など袋の取っ手部分を引っ掛けて使用します。
必要な時に出して使用後は薄く折りたたんで収納しておけるので、狭いキッチンやゴミ箱を出しておきたくない人におススメです。
このタイプは100均でも販売されているので手軽に試すこともできますが、使用する袋によってはゴミが見えてしまうので注意が必要です。
薄型で縦長タイプ
薄型で縦長タイプのゴミ箱は、食器棚と壁などのちょっとした隙間が置き場となります。2段や3段タイプの引き出し式のものが多く、あらかじめ決めておけばゴミを分別するのも簡単にできます。
ただし薄型のため量的にはあまり入りませんし、パンパンに入れすぎると引き出しが開かない、きちんと閉まらず臭いが漏れてしまう、ということにもなりかねませんのでマメなゴミ捨てが必要です。
積み重ねて使うタイプ
キッチンでは何か作業をすると、大抵の場合2種類以上のゴミが出てしまいます。そのような時にあらかじめゴミ箱を分別内容ごとに分けておくと、ゴミ捨ても簡単にできます。
積み重ねて使用するタイプは、薄型縦長タイプよりも大きいサイズのものが多いので缶類やペットボトルなどもつぶして捨てればそれなりの量を入れることができます。
ブリキ製
ブリキ製のゴミ箱は蓋つきのものが多く、臭い漏れが少ないのが特徴で、小さいお子さんやペットのイタズラ防止にもなります。フォルムも可愛いものがあるので、インテリアに合わせたモノを選ぶとオシャレな空間にもなります。
素材の性質上、強い衝撃を加えるとその部分は凹んでしまいますし、水分に気をつけないと錆びてしまいます。ゴミを捨てる時には水気をしっかりと切るようにしましょう。
キッチンにゴミ箱を置く際に綺麗に見せるコツ
キッチンに置くゴミ箱は実用重視のモノが優先されがちですが、やはり見た目もキレイに見せたいものです。
では、誰が見てもスッキリとしたキッチンにするためにはゴミ箱をどのように置いたらいいのでしょうか。
色を統一する
スッキリとしたキッチンに見せるコツのひとつは、食器棚などと色を合わせたゴミ箱にする、ということです。色がバラバラだとまとまりがないように見えるだけでなく、視覚的にも狭く感じてしまいます。
色を統一もしくは近い色でそろえるとスッキリとしたキッチンに見えますし、広く感じます。また明るい色でそろえるとキッチン全体も明るく見えるので、さらに見た目も良くなります。
おしゃれなデザインのものにする
賃貸マンションなどでは家具が備え付けの場合もあり、自分の好みに合わせて色をそろえるということが難しいこともあります。
また薄型だとどうしてもデザインが決まりがちです。そのような時は、オシャレなデザインのゴミ箱にしてみてはどうでしょうか。
気にいったゴミ箱が見つからなかったら、DIYでゴミ箱を収納する箱を作成してみたり、布などを使って自分好みにしてみるのもいいでしょう。
おすすめのゴミ箱5つ
キッチンの広さや使い勝手を考えると、積み重ねるタイプがいいのか引き出しタイプがいいのかなど、どのようなゴミ箱がいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。
次におすすめするゴミ箱を5つ、ご紹介します。
ライクイット 分別引き出しステーション スリム
このゴミ箱のサイズはW170×D465×H881mmで、3段の引き出しがついており、合計の容量は42Lです。
材質はポリプロピレンで本体の重量は5.3kgですが、別売りのキャスターを使えば移動が自由にできるので、置きたい場所に置くことができます。
引き出し内部のスリットにレジ袋などを引っ掛けて使用しますが、1つの引き出しに2つの袋をつけることもできるので分別も簡単にでき、分別区分シールもついているので、どの引き出しにどのゴミを入れるのか一目でわかります。
幅17cmのほかにも、14cmタイプと22.5cmタイプもあります。
天馬(Tenma) スマートペール
このゴミ箱はどんな空間にも馴染みやすいシンプルなデザインで、付属のフタはプッシュオープン式です。
サイズは幅23×奥行44×高さ35cmで容量も25L、35L、45Lとあるので、自分の生活に合わせて選ぶことができます。
本体の素材はポリプロピレン、袋止めホルダーはスチール製で袋を複数セットできます。分別用のゴミ箱を別に用意しなくてもいいので、スペースの確保もできます。
別売りの専用キャスターをつければ簡単に移動させることもでき、使用したい場所に持っていくことができるので作業効率もあがります。
アスプルンド (ASPLUND) 4リサイクルダストボックス
このダストボックスは1段の中で横並びに2つのゴミ箱があり、それが上下2段になっていますが、スタイリッシュなデザインのうえ薄型なので料理など作業の邪魔もなりません。
外形寸法は幅60cm×奥行25cm×高さ92cmでコンパクトですが、ゴミ箱1つの容量は16Lで本体は粉末塗装されたスチール製、ゴミ箱はプラスチック素材となっています。
カラーバリエーションもホワイトとブラックがあるので、部屋の雰囲気にあわせて選びましょう。
山崎実業 ゴミ袋&レジ袋スタンド
このゴミスタンドは、本体の素材が粉体塗装された錆に強く丈夫なスチール製で、サイズも約W33×D31×H60cm、本体重量は約1700gと軽く、折りたたんだ時は厚さ3.5cmと薄くなります。
使用後の収納場所もちょっとした隙間があれば大丈夫なので、スペースを確保する必要がありません。耐荷重は約4kgで、付属品のゴミ袋のズレ防止用マグネット2本によってレジ袋をかけても落ちる心配もなく、2つの袋をかければ分別もできます。
袋をかけた状態のまま袋の口を閉じることもでき、持ち運びも簡単なのでアウトドアでも使用できるなど、使う場所を選ばないので便利です。
「スタックストー」 ゴミ箱 pelican garbee ( ペリカン ガービー)
このゴミ箱のサイズは幅37.5×奥行39×高さ41.5cmで容量も38Lと大きめで、ゴミ袋なら45Lの大きさに対応し、中に袋留めのフレームもついているのでレジ袋を2枚使うと1台でも分別可能になります。
3段まで重ねることが可能でペットボトルなどの分別にも便利ですし、前に倒れにくくしているサポータがついているうえ、サイドと上下を連結させるパーツも付属されているので、使用することでより安定させることができます。
また、フタが特殊構造になっていて、ある角度でピタッと止まってくれるためゴミ袋のつけ外しも簡単にできて取り出しもしやすく、積み重ねた下段でも簡単に出し入れできます。
ゴミ箱としてだけではなくいろいろな用途に使用でき、蓋のカラーバリエーションも5種類あるので、自分好みのモノを選ぶことができます。
ゴミ箱の置き場所を工夫しよう!
キッチンは1日のうちで何度も出入りをする場所であり、食事の準備をすると生ゴミやラップなど分別をしないといけないゴミもでてきます。
料理の動線の邪魔にならずかつ使い勝手が良い場所に置けば、家事もスムーズに行うことができ、時間の短縮にもつながります。
ゴミ箱のまわりは捨てるゴミによっては臭くなりがちになりますので、なおさら見た目もスッキリとさせて気持ちよく過ごしたいものです。
たかがゴミ箱、されどゴミ箱です。生活に必要なグッズですので自分の好みや用途にあったゴミ箱を自分が使いやすい置き場所において、快適なキッチンを作ってください。