バナナのNGな保存方法6選!暑い日でも常温保存で大丈夫?

バナナは保存方法や置き方によって賞味期限が変わります。少しの工夫で傷むのを遅らせることができます。特に季節によっては保存方法を変えるとより長持ちします。また、買ってきたばかりのバナナでも熟成具合で保存方法を変えるのがおすすめです。

1.直置きはNG

直置きはNG

バナナは触れている部分から傷み始めるため直置きはNGです。常温保存する場合は、直置きするのではなく「バナナスタンド」などで吊るした状態にしておくと長持ちします。直置きの保存期間が4日程度に対して吊るした状態では1週間ほど保存がきくと言われています。

2.仰向け(カーブの部分を下)に置くのはNG

バナナを仰向けの状態で置くのはNGです。カーブの部分を下にすると、重みで下の部分に負担がかかりつぶれて早めに傷んでしまいます。バナナスタンドなどが無く直置きにする場合は、カーブしている部分を上にして山形に伏せておくようにしましょう。

3.長く保存したい場合に房ごと保存するのはNG

房ごとはNG

バナナは熟を促す「エチレンガス」という成分を発生しています。そのため、房ごと保存していると、バナナ同士のエチレンガスで熟成が早まると言われています。

その結果、通常より早く傷む原因となるため、長く保存したい場合は房のまま保存するのはNGです。房から1本ずつ切り離して保存するほうが熟成を遅め長く保存できます。

4.気温が25度以上は常温保存NG

バナナの保存に適した温度は14~20℃のため、夏場など室温が25℃以上に上がる季節に常温保存するのはNGです。傷みの進行がとても速く、まとめて買っていた場合、常温保存ではすぐに熟してしまい食べきらないうちにダメになってしまうこともありますので、気を付けましょう。

暑い日は冷蔵庫の「野菜室」の保存か「保冷バッグ」での保存がおすすめです。

5.そのまま冷蔵室で保存するのはNG

野菜室

バナナは熱帯地方の果物のため低温には弱く、本来は冷蔵保存には向かないとされています。そのまま冷蔵庫に入れると、低温になり追熟が遅くなったり、低温障害で味や香りが悪くなり皮も黒くなってしまいます。

皮が黒ずんできても、すぐに果肉の鮮度が落ちるわけではありませんが、温度が低い冷蔵室での保存はNGです。夏の暑い季節に日持ちさせたい場合に冷蔵庫で保存する際は、温度が5~10℃の「野菜室」を利用します。

そして、包装の袋から出して新聞紙やキッチンペーパーで包んでからビニール袋に入れて保存しましょう。袋に入れずそのまま冷蔵保存するのはNGです。

6.皮付きのまま冷凍保存するのはNG

バナナは皮付きのまま冷凍すると使う時に皮をむくのが大変になります。自然解凍か電子レンジでの解凍になりますが、手間がかかります。さらに、皮付きのまま冷凍するとねばねばした薄茶色の汁が出てくるため、皮をむいてから冷凍するのが正しい冷凍方法です。

バナナの保存方法

バナナはどう保存すべき?

常温保存

14~20℃くらいの季節は直射日光の当たらない風通しのよい場所で常温保存が望ましいです。14℃を下回る季節になると追熟が止まるため、寒い季節に熟成させたい場合は暖房がきいているリビングなどに袋にいれたまま保存するのがよいでしょう。

冷蔵保存

気温が25℃以上になる夏の暑い季節は冷蔵庫の「野菜室」の保存がおすすめです。冷蔵保存すると熟成は止まるため、バナナが熟した状態になってから入れるのがおすすめです。購入してきてすぐに食べない場合も冷蔵保存が良いでしょう。

冷凍保存

長期保存したい場合は冷凍保存が適しています。冷凍保存する場合も、バナナが好みの状態まで熟したら、皮をむきラップに包んで冷凍庫に入れましょう。

食べやすいように切ってから冷凍するのもおすすめです。その場合はフリーザーバッグなどに重ならないようにいれましょう。冷凍保存すると色が変わりやすいため「レモン汁」をかけておくと変色が防げます。保存期間は1カ月程度です。

さいごに

バナナは正しく保存しよう

バナナを長持ちさせたい場合は、1本ずつ保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するのが良いでしょう。

表面の皮の色は茶色く変色しますが、中の色は変わらず追熟を遅らせることができます。特に25℃以上になる暑い日は常温保存では傷みが早くなるため、野菜室での冷蔵保存がおすすめです。

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