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空気清浄機のNGな6つの場所
部屋を漂う細かいチリやホコリ、ウィルスなどを除去する効果が期待できる空気清浄機ですが、NGな場所に置いては、せっかくの効果も半減してしまいす。加えて、誤った置き場所は本体そのものにダメージを与えてしまう場合もありますので気を付けましょう。
- 直射日光やエアコンの温風が当たる場所
理由:変形や変質、変色の原因となります。 - 窓際や壁際
理由:加湿機能付きの空気清浄機は湿度センサーがふさがれ正しく働かない原因となります。 - 浴室など高温多湿、水滴がかかりやすい場所
理由:漏電による感電や火災の原因となります。 - 観葉植物やペットに直接風が当たる場所
理由:風が当たることで乾燥の原因となります。 - 家具に風が直接当たる場所
理由:風が当たることでシミの原因となります。 - カーテンなどの近く
理由:カーテンが動くことで吸気口や吹き出し口がふさがれ正しく働かない原因となります。
空気清浄機のNGな4つの置き方
1.テレビやラジオから離して置く
全ての空気清浄機に当てはまることではありませんが、メーカー・機種によっては空気清浄機をテレビやラジオの一緒の電源プラグを使うと、映像の乱れやノイズが入るなどの障害が起こります。1m以上離して置き、電源プラグはテレビやラジオとは別のコンセントプラグを使いましょう。
2.ハウスダスト対策なのに床置きしないのはダメ
目に見えない花粉やホコリなどは人が動くことで舞い上がり、そして重力により床に落ちます。そのため、ハウスダスト対策として空気清浄機を使用する場合は、必ず床置きにします。床置きではなく少し高い位置に設置をすると効果的であるのはタバコなどの煙や臭い対策です。
煙や臭いやハウスダストと逆で上に上がる特性があります。これらを除去したい場合は落下しないよう安定した台の上に置きますが、ホコリや花粉を除去する場合は床置きで使うようにしましょう。
3.床暖房の上に直接置かないほうがいいタイプもある
加湿機能付きの空気清浄機の場合、床暖房の上に置くと正確な湿度を感知できない場合もあります。安定している台の上に置いて床との間に隙間を作りましょう。
4.冬はエアコンの下に置かないほうが効率的
冬に使うエアコンは暖かな空気はエアコンから下に向かって吹き出されます。夏はエアコンから出る冷風は上に向かって吹き出されます。そのため、エアコンの下に空気清浄機を置くことでキレイな空気を部屋全体にいきわたらせることができます。
夏の季節が終わっても同じ場所に空気清浄機を置いていると、エアコンの風が空気清浄機に当たってしまいます。冬はエアコンの対面などに置くと良いでしょう。
空気清浄機のNGな使い方
短い時間だけ使う
空気清浄機を気になった時にだけ使うという使い方は、メーカーや機種によってもことなりますが、あまり効果が期待できないでしょう。部屋の空気をキレイにするためには、6時間前後は連続運転させることが良いと言われています。
省エネの空気清浄機も増えてきているため、できたら連続で運転させることをおすすめします。
お手入れをしない
空気清浄機は長く使うほど、フィルターには汚れが蓄積されていきます。フィルターの汚れをそのままにしておくと、フィルターが目詰まりなどを起こし空気をキレイにする効果もだんだん落ちてきます。
また、フィルターにたまったホコリにカビが繁殖することもあります。空気清浄機を効率よく使うには、フィルターの掃除を定期的に行いましょう。2週間~1カ月に1度はお手入れすることをおすすめします。
最後に
空気清浄機は置く場所で効果も変わってきます。せっかく置くのであれば効率的に機能する場所に置きたいですよね。リビングに置くイメージが強いですが、花粉が気になる季節などは玄関に空気清浄機を設置することも室内に花粉を持ち込まない対策となりますので参考にしてみて下さい。