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雰囲気を左右するインテリア
家や部屋の雰囲気を大きく左右するインテリアは、家に住む人はもちろん、家に訪れる友人や知人が受ける印象も大きく変えてしまいます。そのため、「おしゃれな家と思ってもらいたい」という気持ちから、並々ならぬ思いをインテリアに注ぎ込む人もいるでしょう。
また、人によって機能性を重視する人もいれば、見栄えを重視する人もいます。インテリアはその家に住む人の個性を表していると言っても過言ではありません。
運気が悪い…もしかして風水的にNGかも?
しかし、「なんだか最近、良いことがないな」「悪い事ばかり起きている気がする」と感じるようであれば、一度インテリアを見直すのも良いでしょう。自分の部屋のインテリアを見直してみると、風水的にNGなインテリアコーディネートになっていることがあります。
また、インテリアとしてのおしゃれ度も下げてしまう生活習慣が、運気ダウンの原因となっていることもありますよ。
そもそも風水とは
風水的に絶対NGなインテリア例をご紹介する前に、そもそも風水とは何かをお話しします。風水は、今から約4000年も前に中国で発祥した環境学を指します。衣食住を始め、自分の行動など、日常的なあらゆる事に『気』が関係しているという考えが風水です。
風水と聞くと、「占いのこと?」という印象を受ける人も多いですが、占いだけでなく、生活する環境を改善することで、自分に良い影響を与えることを指南する考えも含まれていることを忘れてはいけません。
例えば、自分が生活しやすい快適でおしゃれな環境が整っていれば、気分は高揚し、機能的にも生活しやすく、ストレスフリーな生活を送ることができますよね。すると、自然と「良いこと」に目が向くようになり、運気UPに繋がっていくのです。これが風水の考え方です。
風水的に絶対NGなインテリア5選
では、風水的に絶対NGなインテリア例には、どのようなインテリアが挙げられるのでしょうか。ここでは風水的に絶対NGなインテリア例と、その理由を解説していきます。
1.表札を玄関に掲げない
最近、防犯面を意識することで、表札をあえて玄関に掲げないというお家も増えてきています。特に集合住宅では、よく見かける光景です。しかし、表札を掲げないということは、良い運気も入ってこないことになるので、風水的には絶対NGなインテリア例です。
例えば、表札を掲げないことによって、注文していた商品が運搬されてくる際、配達業者側が「どこの家かわからない」と持ち帰ってしまうこともあるでしょう。すると、自分の欲しい物がなかなか家に届かず、幸せが舞い込んできません。
「お家が特定できず、一度持ち帰りました」という連絡があれば、配達が二度手間になってしまうため、人によっては小さなストレスに感じる人もいるでしょう。こうしたことが、運気が下がる要因となるのです。
2.玄関の正面に姿見を配置
外出する際、全身を確認したいという理由で、玄関に姿見を置いているご家庭は多いです。しかし、もしも玄関の向かって正面に姿見を置いている場合は、正面ではなく、違う場所に移動させましょう。
風水的に玄関の正面に姿見を配置することで、良い運気が玄関から入ってきても、それを跳ね返してしまうとされています。そのため、家の中に良い運気が入ってこられなくなり、全体的に運気が下がるのです。
玄関に鏡を配置する場合は、玄関の左右に配置するのが好ましいでしょう。これは風水的にも言えることですが、機能面を見ても玄関の左右に置くことで、頭から靴まで全身を見渡しやすく、雨の日も傘までのトータルコーディネートをバランスよく確かめることができるからです。
3.家具を置きすぎてゆとりがない
自分のお気に入りの家具を購入し、インテリアとして配置していくと、困ったことにスペースにゆとりがなく、狭く感じてしまったという経験はありませんか?これも風水的に絶対にNGです。
家具を置きすぎてゆとりがない状態の部屋は、『気』が上手に回ることができず、渋滞している状態となります。そのため、良い気も悪い気も同じ場所に溜まってしまい、運気UPには繋がりにくいのです。
また、生活面を見ても、家具を置きすぎてゆとりのない部屋は生活しにくいです。そのため、小さなストレスが積み重なり、常にイライラした心理状態を作り上げてしまいます。すると、ちょっとしたことで「嫌な事があった」と捉えてしまい、自分も周囲もストレスを感じてしまいます。
4.ドライフラワーを飾る
アンティーク要素も兼ねて、ドライフラワーを壁などに飾るインテリアコーディネートが人気ですが、風水的にはドライフラワーやプリザーブドフラワーもNGとされています。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーは、風水の観点から見ると『死』を意味するインテリアです。そのため、運気を下げる『死』の要素を配置することで、家全体の運気を悪くしてしまうと考えられています。
また、ドライフラワーやプリザーブドフラワーは、お世話しなくても長く綺麗な状態を保てる点が人気の理由の1つです。しかしそれゆえ、なかなか掃除が行き届かず、埃が積もってしまうことも。インテリアとしても見栄えを悪くしてしまうので、ズボラさんは気を付けなくてはいけません。
5.冷蔵庫の上に他の家電を置く
風水には『陰陽五行』と呼ばれる考えがあります。これは5つのエネルギーを組み合わせ、相性の良し悪しを見る方法です。この考えから見ると、冷蔵庫の上に電子レンジなどの家電を置くことは、風水的に絶対NGです。
冷蔵庫は中に入れる物を『冷やす』道具なので、陰陽五行では『水』属性に当てはまります。対して電子レンジなどの他の家電は熱くなったり、使う物を熱くする役割を持つものが多いため、『火』属性に当てはまります。
実は、『水』と『火』は相性が悪いのです。そのため、冷蔵庫の上に『火』である他の家電を置いてしまうと、運気が悪くなると考えられています。
機能面から見ても、冷蔵庫の上に物を置くことは推奨されていません。なぜならば、冷蔵庫の上部には、一般的に放熱部分があるからです。この部分に家電などの物を置いてしまうと、放熱を遮ってしまうため、冷蔵庫の電気代が上がってしまうのです。
また、冷蔵庫の機能性を下げてしまう恐れもあるので、日々家計を担っている主婦野方は、見過ごせないですよね。
インテリア的にもNG!風水的に良くないインテリア習慣
インテリア以外にも、家の中には風水的に絶対NGな事例が多く潜んでいます。最後に、風水的にはもちろん、インテリア的にも見栄えが悪いインテリア習慣をご紹介します。
玄関にダンボールを放置
現在、ネットが普及し、あらゆる物が通販で購入できるようになったため、日常で使う物を配達してもらうご家庭も増えてきました。そこで、どうしてもかさばってしまう物がダンボールです。
置き場所もなかなか定まらないため、「次のダンボール収集日まで、玄関に置いておこう」と玄関に置いてしまっているご家庭もあるでしょう。しかし、玄関にダンボールや古布、古紙などを放置しておくのは、風水的にNGです。
良い気を跳ね返してしまうだけでなく、ゴミ同然の物を玄関に放置しておくことで、悪い気が生まれてしまうと考えられているからです。
また、インテリアとして見てもNGです。玄関を入るとダンボールが産卵している家は、おしゃれとは言い難いですよね。家の見えないスペースにダンボール置き場を確保し、玄関に放置することは辞めましょう。
物を床に直置き
意外と気にせずやってしまう物を床に直置きする行為もNGです。床にバッグや買った物などを置きっ放しにし、放置しているだけで、散らかっているようすがめに浮かびますよね。風水的にも全体的に運気を下げるとされています。
散らかった部屋を見るとうんざりするという人は多いはず。そのような部屋で暮らしていれば、無意識の内にストレスが溜まり、イライラしてしまうことが増える原因になります。
また、部屋を綺麗にインテリアコーディネートしていても、床にバッグや買った物を置きっ放しにしていれば、せっかくのインテリアも台無しです。使った物はそのまま放置せず、あるべき場所に片付ける習慣を付けましょう。
まとめ:運気が悪いと感じたら風水を意識してみよう
風水と聞くと、占い的なイメージを強く思い浮かべてしまいまうでしょう。しかし、その理由を細かく考えていくと、生活する上での快適さを見据えた考えであることがわかります。「最近、良いことないな」と感じるときは、ぜひ風水を意識してインテリアコーディネートしてみましょう。