目次
エプロンの選び方
エプロンにはいろいろなタイプがあって、それぞれ機能性や着脱のしやすさ、動きやすさが違います。「これ可愛いかも!」とデザインだけで選んでしまうと、動きにくくてほとんど着けてない!ということにもなりかねません。
タイプ別の特徴を見ていきましょう。
上半身の汚れもカバーする「胸当てエプロン」
主婦の方が着けるエプロンといえば、この胸当てエプロンが一般的なイメージではないでしょうか?
胸当てエプロンは、上半身をカバーしてくれるエプロンです。料理の油はねや、洗い物の水や泡から服を守ってくれます。カバーする範囲が広い分、汚れやすいのも特徴です。
《 ポイント 》
- 胸当てエプロンは、料理や洗い物、掃除などの汚れから上半身をカバーしてくれる
腰から下だけをカバーする「腰エプロン」
よくカフェのスタッフさんが着けているのが、腰から膝をカバーする腰エプロン。「カフェエプロン」とも呼ばれており、おしゃれで動きやすく、着脱性に優れています。
また、ほとんどの腰エプロンにはポケットがついているので、ペンや小物を常に持ち歩くこともできるのでとても便利!腰から下のみをカバーするので、あまり家事で服を汚さないという方におすすめです。
《 ポイント 》
- 腰エプロンは腰から下をカバーするエプロン
- 動きやすい・着脱しやすい・ポケットがついていて便利
動いてもズレにくい「ベスト型エプロン」
ベスト型エプロンは、保育士さんや介護士さんがよく着用している、上半身から下半身までカバーできるエプロン。全身を覆うのでやや大きめですが、紐で結ぶ必要がなく、頭から通すだけで着脱できます。
動いても肩紐がズレることがなく、汚れからカバーする範囲も広いので、一日中忙しく動き回る主婦におすすめです。
《 ポイント 》
- ベスト型エプロンは紐で結ぶ必要がないから着脱が楽
- 肩紐がズレないので、着け直す必要もない
胸当てエプロンには、たすきの種類もある
始めに紹介した胸当てエプロンには、たすきの種類がいくつかあり、たすきによって着け心地が変わります。
どういった作業をするのか?どのくらい着け続けるのか?を考えて、たすきを選びましょう。
- H型
- 腰エプロンのように、腰部分から伸びた紐を結ぶスタイルです。体を締め着けないので、腰や首が疲れにくく、長時間の作業に向いています。
- たすき掛け(X型)
- 肩から伸びるクロスした紐を、背中で結ぶスタイル。体のラインに沿ってしっかりと締め着けられるのが特徴です。ただ、動いているうちに肩紐がズレやすいので、短時間での作業に向いています。
- 首掛け型
- 首に通す紐が輪っかになっているので、かぶるだけで着脱ができるスタイル。一番のメリットは肩紐がズレないという点です。動きやすく外れにくいので、家事やちょっとした軽作業にも向いています。ただし、肩こりになりやすいので、長時間の着用はおすすめしません。
《 ポイント 》
- H型は、着脱しやすく疲れにくいので長時間の着用におすすめ
- X型は、体に密着するので動きやすいが、肩紐が外れやすいので短時間の着用がおすすめ
- 首掛け型は、着脱が楽なうえに肩紐が外れない。でも肩こりしやすいので短時間の着用がおすすめ
素材は「ポリエステル」と「綿」が多い
エプロンは、素材選びも重要です。代表的な素材は「ポリエステル」と「綿」の2つ。
ポリエステルは耐久性と撥水性に優れており、洗濯してもシワや縮みを起こしにくい素材です。頻繁にエプロンを使うという人は、ポリエステルをおすすめします。
綿素材は、洗濯の際にシワになりやすく、すぐに縮むのがデメリットです。しかし、天然の素材であるため、肌触りが良く、着け心地が快適というメリットもあります。
《 ポイント 》
- ポリエステルは洗濯してもシワにならない
- 綿は洗濯すると縮んだりシワになるが、着け心地が良い
ブランドエプロンのおすすめ7選!
デザイン性や機能性に優れた、主婦に人気のブランドエプロンを紹介します。
アンソロポロジー エプロン
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07D6K7BL4/
可愛らしく、動きやすく、アメリカの主婦に人気のエプロン。年齢を問わず着けやすいデザインなので、プレゼントにもおすすめです。家事で汚すのがもったいなく感じますね。
マリメッコ エプロン
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B077VGZVX8/
幅広い年代から支持を得る、マリメッコのエプロン。大きく花開いたウニッコ柄を全面に押し出した、可愛らしいデザインです。スタイリッシュで色鮮やか、着けているだけで存在感を放ちます。
ジェシースティール エプロン
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00G33ACO2/
老舗のレディースブランド「ジェシースティール」のファッション性に富んだエプロンです。
花柄をあしらったデザインに、腰に付いたリボンが魅力を放っています。エプロン、というよりはもはやワンピースですね!買い物やちょっとお出かけも楽しくなるでしょう。
フォグリネンワーク エプロン
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B008RMM8SA/
シンプルで親しみやすいデザインのエプロンが揃ったブランドです。無地のシャツやジーンズにも合わせやすいので、ちょっとした外出にも着用できます。リネン製なので肌触りがよく、一日中着けていても快適に過ごせるでしょう。
キャスキッドソン エプロン
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07L3N6JGP/
女性的なフォルムに加えて、遊び心もあるデザインが魅力のエプロン。着けていて楽しい気持ちが溢れてきそうですね。上半身から膝まで覆うので、洋服を汚れからしっかりカバーします。
アームボーテ エプロン
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07Q8634BL/
純白をまとったフォルムに大きなリボン。女性の憧れを詰め込んだ胸当てエプロンです。
スカート調になっているので見た目はワンピースのよう。ファッション性も重視する方におすすめです。腰ひも(リボン)はズレにくく、ポケットもついているため、機能性にも優れています。
リーエプロン
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01L861CQU/
ジーンズ素材でおなじみのLeeと言えば、メンズからレディースまで人気のブランド。パンツ・バッグ・靴・小物にいたるまで、ジーンズ調をあしらったデザインで販売しています。そんなLeeから、ついに家庭用のエプロンも販売されました!
エプロンももちろんジーンズ調。胸当てタイプですが、折り曲げれば腰エプロンに早変わりする2WAYタイプです。女性だけでなく、男性も着けやすいデザインとなっています。
エプロンに関するQ&A
A.エプロンを洗濯する際は、以下のことに注意しましょう。
- 色落ち
- 色のついたエプロンは、色落ちしやすく、ほかの衣類にも色が移ることがあります。色落ちしやすいエプロンは、ほかの洗濯物と分けて洗いましょう。
- ポケットの中のゴミ
- エプロンのポケットは、ホコリや糸くずが溜まりやすい場所です。ゴミが入ったまま洗濯すると、洗濯機内で広がってしまいます。洗濯する前に、ゴミは出しておきましょう。
- 脱水時間
- 生地の薄い衣類は、脱水時間が長いとシワになりやすいです。エプロンは生地が薄いものも多いので、シワにならないよう脱水時間を短くしましょう。
A.エプロンは料理を作る際も着用することが多いので、どうしても油汚れが染みつきやすいですよね。油っぽい臭いが落ちないと、着け心地も悪く感じてしまいます。油汚れを繊維の奥からしっかり落とすには、以下の手順で洗ってください。
- バケツに油汚れ用洗剤を入れる
- 50度程度のお湯をバケツに注ぎ、洗剤を溶かす
- エプロンをバケツに入れて、2時間以上浸ける
- 歯ブラシで油汚れの部分をこすり洗いする
- 水で洗い流す
以上の工程で油汚れも落とせます。エプロンの素材によっては、熱すぎるお湯が劣化の原因となるので、素材に合った温度のお湯を注いでください。
《 ポイント 》
- エプロンは洗濯する前にポケットのゴミを取り、生地の薄いものは脱水時間を短くする
- エプロンについた油汚れは、お湯で溶かした洗剤に浸け置きする
エプロンのおすすめ3選!
ブランド物ではありませんが、デザイン性と機能性に優れたおすすめエプロンを3つ紹介します。
ええエプロン バッククロスエプロン
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B078LRV683/
シンプルな胸当てエプロンですが、非常に高機能。たすきは体に密着するX型で動きやすく、軽量なため肩紐で肩や首に負担がかかりません。
ポリエステル素材を使用しており、速乾性と揮発性に優れています。軽くて、乾きやすくて、水を弾く。キッチンやお風呂場の掃除の際に活躍するでしょう。
MMSTARS ワンピースデザインエプロン
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07XYSSQV7/
胸からひざ下までカバーするワンピーススタイルのエプロン。リネンとコットンをブレンドした、心地よい肌触りと落ち着きのある見た目が特徴です。可愛らしいけど飾りすぎず、落ち着いた印象を与えます。シンプルなので普段着との相性も良く、お出かけ時にも使いやすいエプロンです。
ストーリーチュニックエプロン
出典:https://item.rakuten.co.jp/apron-story/nap7082/
おしゃれな2トーンカラーが魅力の、首掛けタイプエプロン。上半身は落ち着きのあるシンプルな単色、腰から下は花柄をあしらっています。
一見するとエプロンに見えないほどおしゃれなデザインです。見た目だけでなく、素材もこだわっています。綿100%で肌触りと伸縮性が高いため、長時間着け続けても快適に過ごせます。
最後に
エプロンと一口に言っても、素材やタイプ、紐の付け方で、着け心地が大きく変わります。
着用する時間や作業の内容を考慮し、自分のライフスタイルに合ったエプロンを選びましょう。体の動きにフィットするものや、機能性に優れたタイプを選べば、負担も減ります。また、毎日使うものなので、洗濯しやすい素材を選ぶことも重要です。
お気に入りのエプロンを着けることで、家事も楽しくなるでしょう!