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観葉植物のおすすめ「初心者向け」5選!
初心者でも育てやすい「失敗しらず」な植物をご紹介します。初めての人のために、忘れがちな「場所替え」があまり必要ない物を揃えました。
ヒメモンステラ
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00O1ZVYXW/
正式な名前ではなく、モンステラの中でも小ぶりで可愛らしい見た目の物が、愛称として「ヒメ」が付けられています。むし暑さや日当たりの悪い場所に対して耐性があり、小さくても非常に丈夫です。
パキラ
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00113GHDO/
パキラは日の当たる場所でも、日陰でもスクスクと育ちます。水やりは乾いた時にたっぷりあげるだけ。肥料は土の上にまくだけで良いので、管理がとても楽です。見た目もアートチックなところがあるので、おしゃれな美容室やカフェのインテリアとして人気があります。
フィカスアルテシーマ
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07CWV7B8X/
くるりとした円状の葉っぱが魅力的なパステルグリーンの植物です。「永遠の幸せ」という花言葉を持っており、結婚式のお祝いにぴったりな縁起物の一面もあります。
インドで生まれた植物で、夏の暑さや乾燥に強く、剪定をし過ぎても力強く育ちます。
フィカスの葉っぱをちぎった時に出てくる液体は、「ラテックスアレルギー」を引き起こす成分が含まれています。むやみに触らないよう注意してください。
エバーフレッシュ
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B06XCB8RVR/
初心者さんに特におすすめなのがこの「エバーフレッシュ」。初めて植物を育てる人は「水や肥料の与えすぎ」による根腐れが課題です。しかし、エバーフレッシュは栄養をたっぷり与えてもあまり枯れることはなく、むしろ発育を促します。(休眠期を除く)
ドラセナユッカ
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B06WW8B6CL/
堂々とまっすぐ伸びた太い幹を持つ「ドラセナユッカ」。見た目通り、丈夫で長生き、過酷な砂漠を生き抜く生命力を宿した植物です。
陰・乾燥・土・湿気・暑さ、寒さに対しても並みの植物より耐性が強く、失敗することなく育てられるでしょう。ただし、水の与えすぎには弱く、根腐れしてしまうので注意してください。
観葉植物のおすすめ「枯れにくい種類」5選!
「水やりや管理を忘れがちになる」という方は、まず枯れにくい植物からトライしてみてはどうでしょう?
生命力がかなり強く、水や肥料が少なくても自力で生き延びることができる植物たちをご紹介します。
ガジュマル
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B002E966P8/
ガジュマルは滅多に生えない植物の一つ。生命力の強いガジュマルは、水不足や肥料不足で枯れるどころか、与えすぎるとむしろ成長しすぎる、または栄養過多で逆に枯れることがあります。
熱帯地域に生えている植物なので寒さに弱く、冬は暖かい場所に置きましょう。ikeaやダイソーなど、100均で手に入るので、気軽にチャレンジしてみてはいかがですか?
オリヅルラン
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07KRKBK36/
弧を描く葉っぱが上品な「オリヅルラン」。繊細そうな見た目とは裏腹に、植物が苦手とする乾燥や寒さに強く、長生きです。
日に当てると生育が高まりますが、花言葉の「子孫繁栄」通り繁殖力が強く、普通に育てているだけで増えすぎしまうこともあります。
サボテン
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B071DM55WW/
多肉植物のアイドル「サボテン」。水やりは少なめ・乾燥に耐える・日陰でも育つなど、あらゆる環境に対応できるので、誰でも育てやすい植物です。
砂漠に生息するので寒さに弱いですが、現在は耐寒性を持ち合わせたサボテンも市場に出回っています。
スパティフィラム
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07TXNV4T8/
白くて大きな、ひも状の花を咲かすサトイモの仲間です。
日陰で育つ植物なので、一度日の当たらない場所に置けば、場所を変える必要がないので、忙しくて管理する暇がない人におすすめします。大きなものは1mまで伸びるので、広い場所に置きましょう。
ドラセナ・コンシンネ
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01M0AA2XE/
スッと伸びた幹に、花火のように広がる葉っぱが特徴的なドラセナ・コンシンネ。日陰、日の当たる場所、どちらでも発育します。乾燥に弱く、風に当たると枯れてしまうので、部屋の中央や隅に置ける植物です。
「風当りの良い場所が部屋にない」という人におすすめ!
観葉植物を上手に育てる5つのポイント
観葉植物を育てる際のポイントや注意点を見ていきましょう。
水やり
「足りないかな?」と思って水をやりすぎると、観葉植物は水腐れしてしまいます。観葉植物に頻繁に水を与える必要はありません。
水を与える際は、次の条件を満たしてからです。「土の表面が乾いている」「受け皿の水を捨てている」この2点をクリアしていれば、水を与えてもOK。
《 ポイント 》
- 水やりは土の表面の乾きと受け皿の水が溜まっていないことを確認してから与える事
光
「植物なら光合成が大事!」と思うかもしれませんが、観葉植物に直射日光はNGです。
太陽の光を直接当ててしまうと、鉢の中の水分がすぐ蒸発してしまいます。また、葉っぱが焼けてしまい直接的なダメージに繋がっているのです。
とはいえ、太陽の光はやはり大事。日照不足にならないようにするには、「レースのカーテン越し」からこぼれる太陽の光を当てましょう。夏場の太陽光は熱すぎてカーテン越しでもダメージになるので、真昼時は日陰に置き、太陽の光が弱まってきてから光に当てるべきです。
《 ポイント 》
- 直射日光は避けて、レースカーテン越しの日光を当てる事
風通し
観葉植物は風通しの良い場所に置きましょう。空気を入れ替えれば、カビや病気の発生を防ぎ、順調に発育します。
また、風通しが悪くじめじめした場所に植物があると、コバエにとって最高の繁殖環境になります。部屋がコバエだらけになるのは絶対防ぎたいですよね!
ただし、エアコンの風は気を付けてください。長時間当てると葉っぱや土から水分が気化し、根腐れしてしまいます。
《 ポイント 》
- 風通しの多い場所は発育しやすい。ただしエアコンの風は根腐れの原因に
温度
観葉植物は基本的に暑さに強く、寒さに弱い傾向があります。室内で育てる場合、室内温度は「15℃以上」を保つようにしましょう。10℃を下回ると枯れてしまいます。
また、暑さに強いといっても蒸れた場所や太陽光の強い場所ではさすがに耐えられない!気温の高い真夏は、部屋より暑くても風通しの良い日陰のベランダなどに置くべきです。
寸法
置く場所に合わせて、観葉植物のサイズを合わせましょう。
観葉植物のサイズは大きく分けて3つ。サイズ別に置く場所をご紹介します。
大型サイズ(高さ80センチ以上)
- 適した部屋の広さ:10畳以上、リビングなど
- 種類:パキラ・エバーフレッシュ・ジャマイカなど
中型サイズ(高さ60センチ以上)
- 適した部屋の広さ:6畳以上、キッチンやダイニングなど
- 種類:モンステラ・ウンベラータ・アグラオネマなど
小型サイズ(高さ60㎝以下)
- 適した部屋の広さ:テーブルの上や玄関など
- 種類:モンキーツリー・ホヤ・サボテンなど
種類によっては、成長によってサイズが変わるので、購入前にどれぐらい成長するか確認すると良いでしょう。
《 ポイント 》
- 部屋の大きさ、置く場所によって植物の種類や大きさを選ぼう
観葉植物を育てるメリット
観葉植物を家で育てるメリットはたくさんあります。お世話はちょっと面倒かもしれませんが、それ以上に得られるものが多いです。
部屋の中を自然の風景に
観葉植物の様に豊かな色を持つアイテムは、その場にあるだけで殺風景な部屋も、どことなく明るくしてくれます。
小さめの観葉植物は棚やテーブルの上に置けばおしゃれなインテリアになるでしょう。
大きな観葉植物は部屋の中を自然の中にいる感覚にさせてくれます。また大きな「影」ができるので、人に見られたくないごちゃごちゃのコードや、ゴミ箱などを隠す効果もあるので一石二鳥です。
飾るだけで心身ともに癒される
観葉植物は飾ってあるだけで「なんだか癒されている感じ」がしますよね。それは単に、見た目の可愛さで、そうイメージしているわけではありません。
観葉植物は、実際に「リラックス効果」があると科学的に証明されています。観葉植物が持つ「空気清浄効果」と「自然治癒力の促進効果」の2つを見ていきましょう。
- 空気清浄効果
植物はその場にあるだけで「空気を綺麗にする効果」があります。空気中の有害物質や二酸化炭素を吸収し、美味しくて涼しい空気を届けてくれるのです。また、防御する有害物質には、カビやバクテリアなども含まれるため、部屋の中を衛生的に保ってくれます。 - 自然治癒力の促進効果
森の中を歩いて、樹木や自然と触れ合い精神的・肉体的な癒しを求める「森林浴」。森と同じとはいきませんが、観葉植物でも森林浴効果を得られることができます。
観葉植物が発する香りやマイナスイオンによって、自律神経を整え、自然治癒力も高めてくれるのです。また、「緑色」は眺めているだけで眼精疲労に効き目があります。
《 ポイント 》
- 観葉植物は部屋を色味豊かな自然の風景にしてくれる
- 観葉植物はサイズによってそれぞれ使い方がある
- 空気が浄化され、心も体も癒される
最後に
初心者におすすめの観葉植物、いかがでしたでしょうか?今回紹介したのは、初めての方でも育てやすく管理が比較的楽な植物です。
植物は非常に生命力にあふれた存在です。その生命力は、植物本体だけではなく、そばにいる人間を癒し、空気を浄化させるパワーも兼ね備えています。部屋に1つ置いておくだけで、知らず知らずのうちに生活を豊かに変えてくれるかもしれません。
この機会に、観葉植物の購入を検討してみてはいかがでしょうか?