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ペッパーミルを選ぶときのポイント
ペッパーミルを買うとき、どのような点を意識すればいいのでしょうか?
ポイントは、ペッパーミルに「手動」と「電動」の2種類がある点、さらに手動には「両手用」と「片手用(ワンハンドタイプ)」がある点です。
また、「刃の素材」にも違いがあり、ものによっては「粗さの調節機能」など、用途や目的で選ぶことが重要です。それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。
手動のペッパーミルの特徴
【ひねるタイプ】
定番なのは、ひねるタイプのペッパーミルです。ステーキ屋、ハンバーグ屋さんなどでよく見かける木のデザインのものです。両手でひねって使用するタイプで、ひねった分だけ挽けるので便利です。
【グラインダータイプ】
同じ両手のものでもグラインダータイプは、レバーを回して使用します。軽い力で挽ける利点がありますが、回す力によりコショウが出てくる場所が、バラけてしまいます。
【ワンハンドタイプ】
片手で挽けるワンハンドタイプは、ボールペンのように握ってノック式になっています。1度に挽ける量が少ないので、最後に香りをつけるにはオススメです。
自動のペッパーミルの特徴
自動で挽くタイプは、ボタン1つや傾けるだけで挽きたてコショウが出てきます。片手で操作ができ、力も必要ないので、時間がないときはとても便利です。
基本的には電池で動作するものが多いので、電池が切れたときように予備は準備しておいたほうがいいでしょう。
《 ポイント 》
- 手動型と電動型がある
- 手動型は両手用と片手用がある
本体の材質、高さで選ぶ
【ペッパーミルの主な材質】
- ①木製
- ②ステンレス製
- ③樹脂製、ガラス、アクリル製
このよに、ペッパーミルの材質には、お店などでよく見かける木製タイプのものから、様々な材質のものがあります。
持ったときの質感、食卓に置いたときや食器棚に置いているときのデザイン製から選ぶようにしましょう。
①木製の特徴
木製は鉄製などのように錆びたりしないため比較的長く使えます。また、ものによりますが、価格も比較的お手頃のものが多いです。
その反面、汚れがつくと落としにくく洗浄の手間があります。また残量が外から見ることができないという問題もあります。
②ステンレス製の特徴
ステンレス製は、錆びにくく、汚れても拭きとるだけで洗浄が容易です。
③樹脂、ガラス、アクリル製の特徴
樹脂、ガラス、アクリル製は、水に強く、汚れたら気軽に洗浄ができるのが利点の材質です。ただし、品物によっては指紋や汚れが目立ちやすいことがあります。
《 ポイント 》
- 材質には、木製、ステンレス製、樹脂製、ガラス、アクリル製があります
- 質感、デザイン製以外にも価格や洗浄の手間を考慮することが重要
刃の素材をチェックする
- ①ステンレス
- ②鉄
- ③セラミック
基本的には、これら3つの素材が刃の素材として使われています。
①ステンレスの刃の特徴
ステンレスは、湿気に強くて錆びにくいため、キッチンでも安心して使用できますが、柔らかい素材のため、摩耗しやすい欠点があります。
②鋳鉄製の刃の特徴
硬い金属のため胡椒もしっかり砕き、耐久性が高いですが、錆びやすい素材なため、保管場所は湿気の少ないところにしましょう。
③セラミックの刃の特徴
錆びの心配がなく、摩擦熱を生じにくく、香りが保ちやすいという特徴があります。
よく似た「ソルトミル」。刃の素材が違うので代用はNG。
一緒に販売されているのを見かけるソルトミルがですが、2つの違いは刃にあります。
ソルトミルの場合は、鉄製の刃だと塩で錆びてしまうため、ステンレスが一般的です。そのため、くれぐれも鉄製のペッパーミルを代用とするのは避けましょう。
また、補足ですが、刃が底面についているもの、上側についているもの、どちらの場合でも、蓋がきちんとついているものを選ぶようにしましょう。
蓋がないと、刃が底にある場合は、刃についている胡椒がテーブルに落ちてしまい、刃が上側にある場合は、ホコリが入ってしまいます。
《 ポイント 》
- 刃の素材は、ステンレス、鉄、セラミックの3種類がある
- 刃が上についているタイプと下についているタイプがあるが蓋付きが望ましい
粗さの調節機能の有り無しで選ぶ
ペッパーミルでは、挽きの粗さを設定できるものがあります。スープなどの味付けに使用するときは、細かく挽いて、最後の仕上げには粗挽きにするなど、使い分けることできるのでおすすめです。
設定の範囲は品によって異なりますが、5、6段階の切り替えができるわかりやすいもの、刃の開きをつまみを回すことによって設定するものがあります。
《 ポイント 》
- 挽きの粗さを設定できるものがおすすめ
ペッパーミルおすすめ8選
手動タイプ
手動で一押しのペッパーミルを紹介します。
chef’n ミニペッパーボール CF-0256
- 片手で軽く握るだけで挽きたての風味が味わえます
- うさぎの形をしたかわいいデザイン
- 裏面にマグネットがついているので、冷蔵庫など手が届きやすい場所につけておけます
プジョー PEUGEOT ミル ペッパーミル
- プジョーが誇る切削加工技術を活かした刃の構造により強靭なメカニズム、耐久性を実現
- ボディボトム部についている目盛りに合わせて粗さが6段階に設定が可能
コール&メイソン ペッパーミル グルメプレシジョン ダーウェント
特徴
- 硬化カーボンスチール製の刃を採用、胡椒を潰すのではなくカットすることで豊かな香りを引き出します
- スプリング式メカニズムで、高精度の6段階の粗さの調節が可能、粗挽きからパウダー状まで好みの粗さに仕上げることができます
LUFU ワンプッシュ式 ミニ砕粉機
特徴
- 人間工学に基づいたシンプルなファッションデザイン
- 親指プッシュで簡単操作
- 高品質のステンレススチールを採用。耐腐食性、耐摩耗性に優れ、頑丈で衛生的です。
電動タイプ
自動で便利なペッパーミルを紹介します。
ドリテック 光るペッパーミル
特徴
- 片手でコショウが挽ける電動ペッパーミル
- 挽き具合をつまみで設定が可能
- ライト付きなので手元を明るく照らしながら使用できます
- 残量が確認できるように、グラインダー部分が透明
エフエイト 電動マルチミル
特徴
- 片手で手軽に操作ができる
- 挽き具合をつまみで調整が可能
- 両手でひねるだけで3分割に分解が可能なため、洗浄がしやすい
Ninonly 電動ペッパーミル
特徴
- 本体を45度に傾けると自動で電源がオンになり、料理中でも片手で簡単に使用できます
- 錆びにくいステンレスとセラミック刃は食材本来の風味を損ないません
- 電動ミル上部にあるツマミを動かすことで、粗さを設定することできます
LORCOO 電動ペッパーミル
特徴
- 本体を傾けると自動でライトが点灯し、コショウを挽き始めます
- 上部に内蔵されているツマミで粗さを設定することが可能です
- 胡椒を入れる部分は、透明なABS樹脂を採用しているため、粒胡椒の残量がひと目でわかります
最後に
ペッパーミルの選び方や一押しの品をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
選び方のポイントを参考にしていただき、デザインを重視する、使い勝手を重視するなど自分の好みのものを買えば、使わないときも置いているだけで気分が上がりますし、料理を作るのがいままで以上に楽しくなりますね。