目次
風水で鏡のもつ意味とは?
風水にはよく鏡が使われますが、意味についてご紹介していきます。鏡は見ての通り、物事をそのまま映し出します。そのため、風水上、たいへん意味があるアイテムです。
鏡を寝室などの部屋に飾ることで、物事が倍増したり、輝く面を使って厄を跳ね返したりしてくれます。それでは、鏡の持つパワーがどのように風水に影響しているのかを、詳しく見ていきましょう。
物事を倍増する
風水上、鏡はあらゆる物事を倍増する力を持っています。鏡は、光の反射を利用して、表面に物事をのそのまま映しだす物体です。古くは祭祀などにも使われていました。現在も神社のご神体は鏡であることが多いです。
鏡は物を映し出す力があるため、そこにもう一つの物体が存在してしまいます。そのため、風水上、鏡は物事を倍増するパワーがあると考えられています。
厄を跳ね返す
反射する作用がある鏡は、風水上、厄を跳ね返すアイテムとして扱われています。鏡は光を集めて反射する力があります。そのため、災いを跳ね返すアイテムとして、風水には欠かせない物質となっています。祭祀などにも使われる鏡は、邪気を払うパワーがあるともいわれています。
寝室に鏡を置くのは風水的にだめ?
寝室に鏡を置くのは、風水的にだめだといわれています。なぜなら、寝室は人間がいちばん無防備になる場所なので、寝ている姿を鏡に映すと、風水上、運気が下がるといわれているからです。
本来、寝室は、英気を養う場所です。その寝室でパワーが失われてしまっては、元も子もありません。そのようにならないために、もしも鏡がある場合・どうしても飾りたい場合の対策を、風水の観点からご紹介していきます。
布をかけて対策する
寝室に鏡がある場合は、絶対に寝姿が映らないように、寝るときは布を掛けておきましょう。
昔は日本の鏡は、三面鏡など、ふたやカバーで覆われていました。鏡は姿を映し出すアイテムのため、魂を取られるなどの迷信もありました。現在は生活が欧米化したため、鏡を前面に押し出すような生活になってしまいました。もしも寝室に鏡を飾りたいときは、使わないときは布を掛けておきましょう。
おすすめの鏡の形
寝室におすすめの鏡は、風水上は、長めの物や楕円形・アンティークです。特に縦長の鏡が、寝室にはおすすめです。悩みがある人などは、縦長の鏡は風水上、物事の流れをよくしてパワーをアップさせてくれる力があるといわれています。
また、横長の鏡を寝室に飾ると、リラックスして穏やかな気持ちにさせてくれると、風水上はされています。楕円形の鏡は女性らしさをアップするアイテムです。アンティークは過去の運気がもらえます。
寝室にものを置くときの注意点
寝室に物を置く時の注意点についてご紹介していきます。寝室は風水上、運気を取り込む大切な場所です。ごちゃごちゃと物を置かずに、シンプルに清潔にしておくことが基本です。それでは、細かい注意点について詳しく見ていきましょう。
家具の角がベッドを指さないようにする
家具の角がベッドを指さないようにすることが、風水上の寝室の基本です。なぜなら、角が人へ向かっているのは、風水上のタブーだからです。寝ている間に家具の角が自分へ向かわないように、家具からベッドを離して置くことが、風水上の賢い選択です。
ぬいぐるみを置くのはNG
ぬいぐるみを置くのは風水上、NGです。なぜなら、取り込んだ良い気を、ぬいぐるみが吸ってしまうといわれているからです。また、古くから置いてあるぬいぐるみは、陰の気も吸っているため、よくないとされています。
水槽とは相性がよくない
風水上、水槽は寝室に置かない方がよいです。どうしても水槽を寝室に置きたい人は、ベッドから離れた場所へ設置してください。また、水槽を床の上など、寝室で横になったときに心臓よりも低い位置に置いた場合は、凶作用を軽減できると風水上はいわれています。
テレビ画面の線上は霊が歩く道
風水上、テレビ画面の線上は霊が歩く道だとされているので、寝室に置くのは避けた方が無難です。テレビ画面は鏡のようにいろいろな物を映し出し、霊が出入りする場所だと風水ではいわれています。
寝室の風水をよくする方法7つ
人間は人生の三分の一は眠っていると考えられるので、寝室における風水はとても重要になってきます。風水上、寝室は寝ている間に運気が取り込める場所です。良い環境を整えて、良い運気を、寝ている間に取り込めるように工夫していきましょう。
寝室の風水をよくるためのアイデアを、七つご紹介していきます。方角やカーテン・家具などの位置や状態に気を配り、良い風水の寝室を作り上げていきましょう。
①家具をどけて掃除する
風水は鏡を飾るなどのアイテムに頼るだけでなく、換気などをして清潔さを保つことも、良い運気を呼び込むことの一つだとされています。寝室を清潔に保つことが運気をアップすると、風水上いわれています。
家具をどけて掃除をするだけでなく、窓を開けて寝室の空気をいつも新鮮なものに換えておきましょう。パジャマや布団、枕などを清潔に保っておくことも、運気をアップすることには必要です。
②カーテンは二重にする
寝室の風水をよくするために、カーテンは二重にしておきましょう。カーテンを二重にする際は、レースと厚手の二枚を組み合わせると、光の加減を調節できて便利です。
カーテンを二重にすることで、取り込んだ運気を寝ている間に逃がさないという、風水上の効果があります。ただし寝室のカーテンは、明るい時間はしっかり開けて、良いパワーを取り込んでおくことも大切です。暗くなる前に閉めて、運気を逃がさないようにしましょう。
③ベッドの配置を決める
寝室の風水上、ドアの正面にベッドを配置するのは避けましょう。ドアから入った運気が、ベッドにぶつかって滞ってしまうからです。また、窓の真下にベッドを置くことも、風水上はNGです。
窓は気の出入りが激しい場所なので、寝ている間に運勢が大きく作用されてしまうからです。ベッドは窓から遠ざけることが、風水上の常識です。これらの対策が取れない場合は、ベッドとドアや窓の間に柵やのれんで仕切りをするとよいでしょう。
④暗すぎないようにする
寝室が真っ暗だと、特に金運がダウンするのでよくないと風水上、いわれています。寝るときは暗すぎないようにしてください。間接照明などで工夫して、真っ暗闇で寝ないように注意が必要です。
特に悪夢などを見やすい人は、暗い寝室はNGです。間接照明などのオレンジ色の光は、風水上、金運をアップさせるといわれているため、一石二鳥の役割を果たしてくれます。
⑤ベット下に収納を設置する
寝室の風水をよくするために、ベッドの下に収納を作りましょう。隙間を作らないことが、風水上は運気を逃さないことに繋がるといわれています。また、ベッド下の収納スペースには服を入れておくことをおすすめします。服に運がつき、対人関係がアップすると、風水上ではいわれているからです。
⑥布団カバーとカーテンのデザインを決める
寝室のデザインは風水上、柄物が良いとされています。柄は明るいイメージなので、陽の気が流れやすいといわれています。また、風水上は陰陽のバランスもはずせません。陰と陽の均衡が保たれた、すてきなデザインの布団カバーやカーテンをチョイスすることを心掛けてください。
カーテンを無地にして布団カバーは派手な柄物にするなど、バランスを重視して寝室内の環境を整えることで、風水上の運気をアップすることができます。
⑦ラグマットを置く
寝室の風水をよくするためには、足もとを温める意味があるラグマットを置くことをおすすめします。風水上、足元は温めることがベストです。足を温かくすると運気もアップします。寒々しいフローリングなどの場合は、たいへん効果的です。
ラグマットは、実際に保温効果もありますが、見ているだけで体が温まるような気分になり、心がほっこりする効果があります。安眠を促し、良い運気を取り込むので、風水上も運気が安定します。
寝室以外の鏡の置き場所診断7選!
寝室以外の鏡の置き場所診断7選についてご紹介していきます。寝室以外にも鏡を置きたい場合に、風水上ではどのような作用や意味があるのでしょうか。寝室以外の場所での鏡の飾り方について、タブーも含めて詳しく見ていきましょう。
①玄関
寝室以外の鏡の置き場所として、玄関も風水上では有名です。玄関の鏡は、丸か八角が基本です。壁に沿って掛けるのが良いとされています。気が乱反射するので、斜めに立て掛けるのはよくないといわれています。
右側の壁に掛けると対人運が、左に掛けると金運が良くなるといわれています。しかし、左側は風水上、難しい場所ですので、よく勉強してから掛けることをおすすめします。合わせ鏡は危険です。やめてください。
②洗面所や浴室
洗面所や浴室の鏡は、カビやすいので、常に清潔に保つようにしてください。洗面所や浴室は本来、体を清潔にするための正常な場所です。鏡も常にピカピカにしておきましょう。
洗面所や浴室の鏡に映る物質は、風水上、運気に作用するといわれています。ごちゃごちゃとした物を映し出す鏡は、運勢もごちゃごちゃとさせてしまう可能性があります。洗面所や浴室の、特に鏡の前は、整理整頓して美しさを保つように心掛けましょう。
③リビング
リビングに飾る鏡は、入口の正面は避けることが、風水上の決まりです。良い気が散乱するといわれています。また、リビングの窓の正面に鏡を飾ることも避けてください。
リビングの角に飾る鏡は、金運を下げるといわているので、こちらも気をつけてください。リビングに飾る鏡は、姿見のように巨大な物が、風水の定番です。部屋が広く見える効果もあります。鏡を飾る位置としては、西が金運、北が全体運、南が人気運です。
④ダイニング
ダイニングに飾る鏡は風水上、食事が映る位置に置くと良いとされています。食べ物を映し出す鏡があることで、金運がアップするといわれています。当然ながら、会わせ鏡は絶対にNGです。
⑤キッチン
風水上、キッチンの鏡は絶対NGです。キッチンに鏡は飾らないことが、風水上の常識です。特に、ガスの火が映る場所に鏡があると、不幸になるといわれているので、注意が必要です。現在、そのような位置に鏡を飾っている人は、他の場所へ移すことをおすすめします。
⑥トイレ
トイレの鏡は風水上、陰の気が多いところなので、飾らない方が良いとされています。どうしても飾りたい人は、入って正面の位置はやめてください。立った時に、上半身が映る位置に鏡を置くことをおすすめします。
⑦天井
天井に鏡を飾るのは良くないことだと、風水上ではいわれています。天井に鏡を飾るという発想はあまりないと考えられますが、おしゃれな空間づくりのために、飾る人もまれにいると考えられます。
天井に鏡があると、下にいる人の気に良くない影響を与えると風水上ではいわれています。健康・金運などの運気を全体的に下げるとされているので、気をつけてください。
寝室に鏡を置くのはなるべく避けましょう
風水上よくないので、寝室に鏡を置くのはやめた方が無難です。寝姿を映しだすのは、風水上、運気がダウンするといわれています。健康や金運にも作用することなので、寝室に鏡を置くのはやめておきましょう。
鏡は古代から祭祀などに使われる神秘的な道具であることを、常に覚えておいてください。風水上では、環境が人の一生を左右するといわれています。寝室を良い環境に整えて、運勢をアップしていきましょう。