目次
おろし金を選ぶポイント
ポイントとしては、以下の4つです。今使っているもので満足していないという方は以下をチェックしてみてください。
「食材の仕上がり」で選ぶ
仕上がりのモデルがあります。大きく分けると2つです。自分の好みに合わせて選ぶようにしてください。
【ふわふわな大根おろし】
雪のように細かく、口に入れたら溶けてしまうような大根おろしを求めている方は、細かく刃がびっしり付いているおろし金を選ぶようにしましょう。ふわふわな大根おろしには調味料が馴染みやすいので、鍋や焼き魚のお供としておすすめです。
【シャキシャキな大根おろし】
シャキシャキの鬼おろしのような食感が残っている大根おろしが好みという方は、大きめな刃で粗めに入っているおろし金を選ぶといいでしょう。
シャキシャキな鬼おろしはそのまま食べられてしまうほどのインパクトがあります。なので、ドレッシングや和え物などに加えれば、一気にいつもと違った料理に変化しますよ。
「タイプ」で選ぶ
おろし金には手動タイプと電動タイプの2種類あります。
【手動タイプ】
手動モデルはコンパクトで場所を取らず、家庭で使うにはもってこいです。お家で大根おろしを作るとなるとだいたい大根1/2本分くらいを使うのではないでしょうか。その程度であれば手動モデルでも十分にカバーできます。
【電動タイプ】
電動タイプは力を入れずに短時間で大量の大根おろしを作ることができます。大根おろしが好きな方やを良く使う方、時間を短縮させたいという方は購入してみるのもひとつの手です。
「サイズ」で選ぶ
サイズ感も選ぶ際には重要です。
【大根や玉ねぎに使う場合】
大根や玉ねぎをすりおろすことが多ければ、幅が8cm以上ものがおすすめです。長さは20cmくらいが一番ストレスなくスムーズにおろすことができます。
【薬味に使う場合】
しょうがやわさび、にんにくなどの薬味の場合はスプーン型または8cm以下のものを選ぶとおろしやすくなります。
「素材」で選ぶ
最後に見るべきは素材です。おろし金にはたくさんの素材があります。
【プラスチック】
合成樹脂は軽さ・種類の多さ・安さが魅力です。形次第ではお手入れも簡単です。しかし、デメリットとしては、耐久性が低いことです。使用頻度が高い方だと買い換えるサイクルが早くなるので別の丈夫な素材のものを購入することをおすすめします。
【アルミ】
合成樹脂製同様、軽くて値段が安いのが特徴です。しかし、力を入れすぎると変形したり、切れ味が落ちてしまうのが難点。ちょっとお試しで使ってみたいという方におすすめです。
【ステンレス】
合成樹脂・アルミ製とは違い、耐久性に非常に優れているのが持ち味。錆びにくいのでお手入れも簡単です。利点が多い分値段は高くなりますが、大切にすれば一生使えます。
おろし金のおすすめ7選
ここからはおすすめのおろし金を7つ紹介していきます。おすすめ順に並べているので迷ってしまった方は、上から順に検討してみましょう。
「サンクラフト 快菜 スーパー おろし器」
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00QLQ3NJC/
こちらは楽におろせることが魅力です。刃が斜めにセットされており、女性でも力を入れやすい角度になっています。また、裏面には滑り止めも付いています。キッチンのテーブルは滑りやすいことが多いですが、滑り止めが付いていることによって安定してすりおろすことができます。
「貝印 おろし専科」
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B002GKB4XY/
こちらは合成樹脂でできていて、軽く、値段もお手頃です。また、卸板が湾曲になっていて抵抗がなくすりおろせるのもおすすめポイントのひとつ。刃の種類も2種類あるので、キメ細かいふわふわな大根おろしや粗目のシャキシャキした大根おろしなど、用途に合わせて刃を選ぶことができます。
「新光金属 純銅おろし器」
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B000BUNU60/
こちらは銅でできたおろし金です。また、形状は珍しく丸型になっています。その理由はおろしたあとにそのまま調理に使うためです。おろし金の部分を外せば調理鍋として使えるので、洗い物が少なくなるのも嬉しい点。
少しお値段は高くなってしまいますが、職人さんが鎚とタガネで一目ずつ手打ちした商品ならではです。一生使えるおろし金となるでしょう。
「スケーター 鬼おろし付 水切り 大根おろし おろし器」
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B001GQ32P2/
少し珍しい形状ですが、こちらの伸びた部分がハンドルとなっているのでしっかり持って安定してすりおろすことが可能です。また、フタが付属しているのですりおろした食材が余ってしまった場合でもそのまま冷蔵保存することができます。
余計な水分も切ってくれるので甘い大根おろしが好きな方にはピッタリの商品です。
「三ッ谷電機 電動大根おろし器 おろしちゃん楽々」
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B001FNHJS2/
こちらは大変なすりおろし作業を解決するために生まれた電動モデルのすりおろし器です。スイッチひとつで簡単にすりおろしができます。また、安全フタロックも付いているので小さいお子さんがいるご家庭でも安心して使用できます。
容器の丸洗いもOKなのでお手入れも簡単!めんどくさがりな方でも簡単にすりおろしができます。
「京セラ セラミック 大根 おろし器」
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0002B15DS/
こちらは陶器でできています。そのため臭いや風味が移ることがありません。また、お手入れも簡単で、さっと水で流すだけで刃についた汚れもしっかり落とすことができます。付属の食材かき出しブラシを使えば刃の部分に残った食材も綺麗にお皿に盛ることが可能です。
底には滑り止めもしっかり付いています。安定して片手でもしっかりすりおろすことができるのも魅力のひとつです。
「竹虎鬼おろし」
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B004GK3SHW/
こちらは竹でできた刃が鬼の刃を連想させることから、この名が名付けられました。竹は熱伝導性が低く、食材を粗くすりおろせるという特性を持っています。そのためピリッと辛いシャキシャキした鬼おろしを素早く作ることが可能です。
鬼おろしは力を入れなければうまくすることはできませんが、こちらの竹虎鬼おろしは安定しておろせるよう持ち手に工夫を施しています。本格的な鬼おろしを楽しみたいという方は、ぜひお手にとって一度使用してみてください。
薬味おろし金のおすすめ3選
ここからは薬味をすりおろすのにピッタリな商品を3つご紹介します。薬味をよく使うという方はぜひ購入を検討してみましょう。自分ですりおろした薬味は市販のものよりもいっそう美味しく感じますよ。
「貝印 薬味おろしセット kai SELECT 100」
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0068CGSWS/
こちらはわさびおろしとしょうがおろしがセットになった商品です。なめらかでキメの細かい方がわさび、粗い目の方がしょうが用です。すりおろす部分はステンレスなので錆びにくくお手入れが簡単です。
その他は合成樹脂なので軽く安定してすりおろせるのも嬉しい点。値段も高くはないので初めて薬味用のおろし金を買うという方におすすめです。
「下村工業 味わい食房 セラミック製 薬味おろし器」
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0033WTQGG/
こちらは陶器製でできており、風味を損なうことがありません。底に滑り止めが付いているのでしっかり安定します。また、サイズも10cm程度なので、片手で持ちながらも可能。自分のすりおろししやすい状態に合わせることができます。
食器洗浄機にも対応しているので、個別で手洗いする必要もありません。自宅に食器洗浄機がある方にはイチオシです。
「オークス レイエ おろし スプーン」
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00365EI36/
おろし金がそのままスプーン状になっているのが持ち味。しょうがをすりおろしてそのまま紅茶に入れて混ぜたり、そばやうどんの薬味を一人分すりおろすのにも便利なおろし金です。
刃は斜め60度になっているので力を一定に入れやすいのが持ち味。毎回新鮮なおいしい薬味を楽しむことができます。
大根おろしの作り方
大根おろしの作り方辛味のコントロールの方法までご紹介します。
大根おろしの基本の作り方
- 1本の大根を3等分にして縦半分に切る
- 皮を剥く
- 大根をおろし金に対して直角に当てる
- おろし終わったら小分けにして保存または食卓に出す
大根をすりおろすときは直角に当てます。円を描くように丁寧にすりおろしていきましょう。
おろし終わって思っていた以上に大量におろしてしまっていたなんてこともありますよね。そんなときは、小分けにして冷凍保存しておくことをおすすめします。1ヶ月を目安に食べきってください。
辛味をコントロール
人によっては辛味の効いた大根おろし派か、甘みのある大根おろし派に分かれると思います。おろし方・部位によって辛味をコントロールすることも可能なので好みに合わせて調節してみてください。
【部位】
大根は部位によって辛味や水分量に変化があります。葉元は水分量が多く、甘みがあります。逆に先端部は水分量が少なく、辛味が強めになります。甘めのものが好きな方は、葉に近い部分を。辛めが好きな方は先端部分をおろすようにしましょう。
【すりおろし方法について】
すりおろし方にも違いがあります。おろし金に対して直角に当てると、繊維が細かくなり口当たりがまろやかになるだけでなく、辛味が水分と一緒に流れていくので甘みを感じやすくなります。
逆に辛くしたい場合は、ななめにおろし金を当てます。そうすることで大根の繊維が荒くなり、辛味成分が逃げにくくなります。直角に当てるよりも食感がある大根おろしになりますよ。ぜひ試してみてください。
最後に
今回はおろし金についてご紹介しました。おろし金はたくさん種類があります。選ぶ際には仕上がり・モデル・サイズ・素材をチェックしながら選ぶようにしましょう。もしも迷ってしまったら、この記事を参考に選んでみてください。
また、大根おろしの味や食感は自分でコントロールすることができます。今回お伝えした方法を参考に自分好みのすりおろし大根を作ってみましょう。
ぜひこの記事を参考にして料理をより楽しくできるおろし金を探してみてくださいね。