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牛乳パックで収納グッズをDIYしてみよう!
空になった牛乳パックを工作して収納グッズを作っても、『匂いは大丈夫?』『すぐ壊れるのでは?』『作れたとしても地味なのでは?』とまず不安に思う方が多いでしょう。
しかし牛乳パックは皆さんが思ってる以上にしっかりした作りになっており、ちゃんと洗浄・乾燥さえすれば匂いも残らずとても便利な収納グッズになるのです。そして作った収納グッズに布を加えて見た目をおしゃれに変えたり、可愛いマスキングテープなどで自分好みにリメイクするとあなただけの収納アイテムに生まれ変わる事もあるのです。ただの牛乳パックがお気に入りのインテリアになるかもしれません。
「あなただけのオリジナル収納アイテム」と聞くとわくわくしますよね?それでは、誰でも簡単にできる牛乳パックDIYをご紹介していきましょう。
牛乳パックを引き出しの中を整理する収納にリメイクしてみよう!
まずは初級編です。比較的簡単でシンプルな仕上がりの牛乳パックDIYをやってみます!
今回作るのは、ずばり「カトラリーボックス型」の収納アイテムです。カトラリーボックスとはファミリーレストランなどで見かけるナイフやフォークを入れる箱の事。イメージしにくい方は、ネットで検索してみてみると作り方がわかりやすくなるでしょう。
今回は牛乳パック1つで浅型のカトラリーボックスを作ります。食器棚の引き出しに入れると仕切りとしても使えて便利ですよ。
- 牛乳パックの口部分を切る
飲み口の部分は使わないので切って捨ててください。 - 牛乳パックを縦半分に切る
縦半分に切り、細長い2つのパーツに分けます。底の部分は硬いので切るときは気を付けてください。 - 2つを組み合わせて箱を作る
2つに分けたパーツのうち1つを上下逆さまにし、重ね合わせて箱を作ります。 - サイズを調節しテープで固定する。
中に収納したい食器や、仕切りとして使う引き出しの大きさに合わせてサイズの調整が簡単にできます。大きさが決まればテープやホッチキスを使って固定します。
浅型のカトラリーボックスなので、積み重ねての収納も可能です。また、表面を好きな布や色紙でデコレーションしても楽しめますよ。
牛乳パックをおしゃれな収納ボックスにリメイクしてみよう!
次のDIYは、靴下や小物などを収納できるケースです。取っ手が付いた縦長の引き出しなので、カラーボックスや棚の整理に大活躍しますよ。
- 飲み口部分を閉じる
飲み口は開封前の状態に戻しホッチキスや接着剤で閉じておきましょう。 - 取っ手の向きを決める
飲み口の賞味期限が印字された部分は収納ケースの取っ手として利用します。取っ手の向きは縦横どちらでもお好みでどうぞ。 - 牛乳パックの1面を取り除く
取っ手の向きが決まれば、牛乳パックの上面をくりぬき、引き出し型にします。
これで簡単な取っ手付き引き出しが完成です。取っ手を持って簡単に出し入れができるので、手の届きにくい棚上段の整理などに役立ちます。
牛乳パックを子供の靴やおもちゃや文房具などの収納にリメイクしてみよう!
次に子供用の洋服や靴、その他の小物を収納できる小さめなボックスを作ってみましょう!
子供の靴収納アイテム
牛乳パックは子供の小さな靴がピッタリ入るサイズ。これを利用して子供靴を収納できるお手軽シューズボックス作ってみましょう!縦に積めば簡単な靴箱になるので、玄関の空間を有効活用できます。
- 靴のサイズに合わせて牛乳パックを切る
牛乳パックの底から「入れたい靴のサイズ+5センチ」の高さのところでカットします。 - 同じものをもう1つ作り、横に並べて固定する
牛乳パック1つに片方ずつ靴を入れるケースなので、同じものを2つ作れば1足分のケースが完成です。 - ケースを3セット作り、縦に積む
牛乳パックは強度があるので、2個×3段の形に重ねて靴箱として使えます。
おもちゃの収納アイテム
おもちゃ箱を牛乳パック4つで作成していきます!
- 牛乳パックを立ててカットする
高さが半分になるよう牛乳パックを切ります。「鉛筆立て」の状態になるはずです。 - 鉛筆立て型になった牛乳パックを4つ用意する
- 四角形につなぎ合わせる
4つ用意した牛乳パックを寄せ合わせ、テープで牛乳パック4つが動かないように固定してください。上から見ると、4つに仕切られた大きな箱になるはずです。 - 中心にある側面をカットする
組み合わせた牛乳パックが仕切りの役割になっているのでそのまま使えば小さなおもちゃを別々で収納できます。もし大きなおもちゃを収納するなら、上からハサミを入れて仕切り部分を切ってしまいましょう。しかし、底面を切るのは難しいので、中で折りたたんでテープで止めてください。
これでおもちゃ箱の完成です。箱の表面には、好きなキャラクターのシールやマスキングテープで可愛く手を加えれば、お子さんも片付けが大好きになるのではないでしょうか。
文房具の収納アイテム
牛乳パックの上部分を切り取るだけで、ペン立ての様に使用できる収納ボックスができます!
- 牛乳パックの上部を斜めにカットする
牛乳パックを立てた状態にします。飲み口の屋根型になっている部分に横線が入っていますよね?その横線から、牛乳パックを約45度の角度で斜め下にカットしてください。イメージとしては「門松の竹」の上部分です。牛乳パックで門松を作るイメージでカットしてみてください。 - 門松の様にカットした牛乳パックを6つ用意する
- 6つの牛乳パックを合わせて固定する
横3つ×2列に並べてそれぞれをテープなどで固定し、6つに仕切られた大きなペン立てにする。
お好みでマスキングテープやお好きなカラーでペイントなどで加工すれば、お洒落なアンティーク文房具入れができますね。
まだまだある!牛乳パックの収納アイデア
他にも、牛乳パックを使った収納アイテムやかごの作成方法を見ていきましょう。
牛乳パックで作るレジ袋ストッカー
牛乳パックで袋入れを作ってみましょう!
- 牛乳パックの上の部分をカットする
牛乳パックの飲み口部分をカットし、縦長の筒にします。 - 袋の取り出し口を開ける
折りたたんだレジ袋を上から入れ、下から取り出しやすくするため、牛乳パックの底に近い部分を縦3センチほどくりぬきます。 - 装飾をする
牛乳パックの絵柄のまま使用するのはちょっとおしゃれさに欠けるので、「牛乳パック感」がなくなるように、布やレーステープなどで好みの装飾を施しましょう!
これで完成です。マグネットシートを使って冷蔵庫に貼れるようにしたり、取っ手を付けてぶら下げたりとアレンジしてみてください。
牛乳パックで作るコロコロの収納ケース
布団やソファーなどの掃除に使うコロコロ。粘着ロール部分がすっぽり入る、カバー型収納ボックスを作っていきましょう!
- 牛乳パックの上部をカットする
コロコロの接着ロール部分を収納したいので、牛乳パックの飲み口(屋根型の部分)をカットします。収納した際、コロコロの取っ手が箱からちゃんとはみ出るように長さを調整して切ってください。 - 牛乳パック表面にボンドを塗る
見た目もインテリアっぽく仕上げたいので、牛乳パック表面に麻ひもを巻きたいと思います。しかし、そのままでは麻ひもを巻いてもすぐ解けてしまうので、牛乳パックの表面全てにボンドを塗りましょう!塗る時はハケを使うとまんべんなく塗れますよ。 - 麻を巻く
牛乳パックにボンドを塗り付けたら、麻ひもをぐるぐる巻いていきます。牛乳パックの底面から上部にかけて、隙間なく巻くのがコツです。
取っ手の短いハンディタイプのコロコロなら、このケースを縦に置いて使うと粘着部分が床につかずに収納が可能です。取っ手の長いタイプならケースを横に置き、立てかけてる時のスタンド代わりになりますよ。
ご紹介した以外にも牛乳パックを開き好きな形に切って穴あけパンチで穴をあけ、そこに紐を通せば簡単なラベリングシートになるなど、簡単なアイディア1つで元が牛乳パックだったとは思えないほどの便利グッズが自由自在に作れるなんてとても驚きですよね。
あなただけのリメイク術で自由自在に牛乳パックを変身させてみてはいかがですか。
最後に
綺麗に洗い乾燥させた牛乳パックにちょっとした工夫を凝らし手を加えれば、あっという間に便利な収納アイテムに劇的に変身させる事ができます。
また、マスキングテープや布地などを利用すればあなただけのお気に入りの収納グッズになる事間違いなしです。既製品の仕切りや小物入れなどは大きさが決まっているのに対して牛乳パックなら自分の好きな大きさや長さに調整して作れるって事が魅力の一つです。
是非、ご自身だけじゃなくお子様と一緒に牛乳パックで色々なアイディア収納グッズにチャレンジしてみてはいかがですか。