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炭酸水で掃除する方法
掃除の手順
炭酸水をスプレーボトルなどに入れ、掃除したい箇所に炭酸水を適量吹きかけます。その後は、スポンジでこすったり、雑巾やマイクロファイバークロスなどでふき取ったりします。また、小物などはスプレーボトルに入れ替えず、そのままつけ置き洗いをすることもできます。
炭酸水の作り方
飲料用の炭酸水を使うこともできますが、簡単に自宅で作ることもできます。作り方は、水(500mL)+クエン酸(小さじ1)+重曹(小さじ1)を順番に容器に入れて混ぜ合わせるだけです。日常的に使いたいかたにはおすすめです。
炭酸が抜けていても掃除に活用できる
飲みかけの炭酸水など、炭酸の気が抜けていても、掃除をする時の効果に変わりはありません。炭酸が抜けてしまった余った炭酸水は、捨ててしまわず掃除に活用してみてくださいね。
炭酸水を使った掃除方法おすすめ4選
ガラスや鏡の掃除に活躍!
すぐに手アカやほこりがついてしまうガラスや鏡も炭酸水で簡単にピカピカになります。炭酸水を直接スプレーして吹きかけるか、雑巾などを炭酸水で湿らせ、ゆるく絞った状態でガラスや鏡をかるく拭きます。
できるだけ水滴をたっぷりとガラスや鏡の表面に残しておくのがポイントです。そのまま10分くらい放置したら、乾いた雑巾やマイクロファイバークロスでふき取りましょう。
水滴を残した状態を放置することで、表面についているほこりや手アカが浮き上がってくるので、ガラスや鏡の表面には水滴をじゅうぶん残し、10分ほど放置するようにしましょう。
シンクや調理器具の掃除にも炭酸水が便利!
炭酸水はシンク汚れや調理器具の掃除にも効果的です。油汚れにも強いため、汚れとともに油汚れも浮かせてくれるので一石二鳥。やり方はシンクに直接ふきかけスポンジでこするだけです。
また、調理器具のザルやおろし器など目の細かいものや、使っているうちにだんだん黄ばんでくるプラスチック製品の掃除にもおすすめです。
炭酸水の泡が、目の細かい部分の汚れを取り除き、黄ばみも炭酸水によってきれいになります。除菌効果はありませんが、余った炭酸水をそのまま使えるので、調理器具などをつけ置き洗いするのもよいですね。
フローリングやリモコンなどの掃除に活用!
皮脂の汚れや雑菌などが繁殖しやすいフローリングや、手アカのつきやすいリモコンにも、炭酸水の掃除が効果的です。速乾性があるため、通常の水拭きよりも拭き残しも少なく、ベトつかずにさっぱりするので、フローリングの掃除はぴったりです。
また、リモコンやメガネ、パソコンや液晶画面などの、重曹では傷みやすいといわれているアルカリ性に弱いものでも、炭酸水なら安心して使えます。リビングのフローリングの掃除の時に、小物も一緒にきれいにできますね。
洗剤の使用を避けたいものの掃除に最適!
弱酸性の炭酸水は、洗剤を使わずにきれいにできるので、洗剤の使用を避けたいカーペットやワックスをしているフリーリングにも安心して使えます。また、赤ちゃんが触りやすい場所や、小さなお子さんのおもちゃ、ペットの道具などの掃除にも最適です。
炭酸水で汚れが落ちる理由
手軽にきれいにできる炭酸水ですが、どうして汚れがしっかりと落とせるのか気になりますよね。その理由は、炭酸水には二酸化炭素が含まれていますが、この二酸化炭素に汚れを浮かせる性質があるからなのです。
そして、炭酸水のシュワシュワの発泡性が加わることで、さらに汚れを浮き上がらせ、油汚れもきれいにしてくれると言われています。また、汚れを落とすと同時に汚れによる臭いを中和してくれる効果もあるといわれています。
炭酸水で掃除をする時の注意点
飲料水でお砂糖の入っている炭酸水を使うと、乾いた時にベタベタしてしまいますので、砂糖や香料の入っていない炭酸水を使いましょう。密封性の高いボトルに入っている炭酸水は、圧が上がりノズル部分から、炭酸水がこぼれてくることがあります。知らない間に、床などがびしょ濡れになることもありますので、空気が少しでも通るように、キャップをゆるめに閉めておくなどすると良いでしょう。
まとめ
炭酸水が掃除にも役立つとは知らない人も多いのではないでしょうか。乾きやすいという点も、とても使いやすいですよね!健康にも良いと言われていますので、ぜひ自宅に常備しておき、汚れが気になった時や、飲みかけで余ってしまった炭酸水を、掃除にも活用してみましょう。