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余りがちな野菜ランキングTOP10

複数の調査を参考に作成した編集独自ランキングの1位はキャベツ、2位は大根、3位は白菜です。4位以下には、じゃがいも、もやし、長ねぎなど、日々の料理でおなじみの野菜が並びました。
このTOP10は野菜を対象にしています。調味料など野菜以外の食品は、後半で別の調査をもとに紹介します。
参考にしたのは、食品メーカー2社、種苗会社1社による調査と、生活情報サイトの読者投票です。2022〜2025年に公表された計4調査を比較しています。設問は「余りやすい」「一度に使い切れない」「使い切りにくい」など、近いテーマでも完全には一致していません。
上位3品目は4調査それぞれの1位を3点、2位を2点、3位を1点として比較し、キャベツ10点、大根8点、白菜5点となりました。4〜10位は公表された個別順位や、別の調査にも登場するかを参考に編集上の順序を決めています。
調査ごとに公表順位数が異なるため、未掲載の食材を「余らない」と扱ったり、回答割合を合算したりはしていません。
この順位は全国の家庭で余った量や頻度の実測結果ではありません。特に4位以下の順位差は編集判断によるものです。食材ごとの使い残しが生じる場面とあわせて紹介します。
1位 キャベツ

キャベツは、今回比較した2022〜2025年の4調査すべてで2位以内に入っています。特に「一度に使い切れない」「使い切りにくい」という設問では1位でした。
料理の幅は広いものの、1玉で買うと使う量と残る量の差が出やすい食材です。例えば、夕食の炒め物に数枚使い、翌日に千切りを添えても、まだかなり残っていることがあります。
1玉を使う献立が決まっていないときは、半玉や4分の1カットも選択肢です。値段の安さだけでなく、数回の食事で使い切れる量かを考えると選びやすくなります。
2位 大根

大根は、2022年の食品メーカーによるアンケートと生活情報サイトの読者投票で、ともに1位だった食材です。4調査を横断した今回の編集順位では2位にしました。
おでんや煮物に半分ほど使った後、残りを別の料理へ回せずに置いてしまう場面が考えられます。大根おろしや味噌汁にも使えますが、一度に必要な量が少ない料理だけでは、なかなか1本を使い切れません。
葉に近い部分と先端では辛みなどに違いがあり、料理に合わせて使い分けられます。1本を購入するなら、煮物だけでなく汁物や大根おろしなど、別の日に使う予定も考えておくとよいでしょう。
3位 白菜

白菜は、2022年の調査で3位、2023年と2025年の調査ではともに2位に挙がりました。大きな葉が重なっているため、鍋の具材として買っても一度で使い切れない場面が考えられます。
1玉は葉が何層にも重なり、鍋にたっぷり入れても使い切れないことがあります。鍋以外の料理をあまり作らない場合は、次に使う機会が決まりにくいかもしれません。
キャベツと同じく、購入単位と一度の料理で使う量を比べたい野菜です。鍋の予定が一回だけなら、必要な分量を先に確認することで使い残しを減らしやすくなります。
4位 じゃがいも

じゃがいもは、2022年の生活情報サイトの読者投票で3位、同年の食品メーカーによるアンケートで6位でした。カレーや肉じゃがのために袋入りを買い、必要な個数だけ使って残りを保管する場面があります。
じゃがいもは冷蔵庫に入れる必要はなく、暗くて涼しく、風通しのよい場所で保存するのが基本です。冷蔵庫の野菜とは別の場所に置くため、残っている個数を確認せずに買い足してしまうことにも注意したいところです。
また、芽や緑色になった部分には天然毒素が多く含まれます。芽は根元を含めて完全に除き、緑色の部分は周囲も含めて十分に皮をむきます。
取り除けない場合は食べず、加熱すれば安全になると考えないようにしましょう。
5位 もやし

もやしは、2022年の食品メーカーによるアンケートで4位に挙がっています。買い置きするより、調理するタイミングを考えたい野菜です。
炒め物の予定で一袋買っても、献立が変わると未使用のまま冷蔵庫に残ることがあります。少量だけ使って袋に残した場合も、使い切る前に鮮度が落ちないか注意が必要です。
「余った」ことと「傷ませた」ことは別ですが、もやしは鮮度が落ちやすいため、使う料理を決めて購入すると管理しやすくなります。保存方法や期限は商品の表示を確認してください。
6位 長ねぎ

長ねぎは、2022年の生活情報サイトの読者投票で4位だった野菜です。鍋の具にするときと薬味にするときでは、一度に使う量が大きく異なります。
例えば、うどんに少し散らすつもりで数本入りを買うと、残りを何度も使う必要があります。短くなった使いかけが、ほかの野菜に隠れて見つけにくくなることもあるでしょう。
白い部分だけでなく青い部分も料理の風味付けに使えます。薬味として数回に分けて使う予定なのか、炒め物などの具にもするのかで、買う量を考えるとよいでしょう。
7位 にんじん

にんじんは、2022年の食品メーカーによるアンケートで5位に入り、2025年に子どものいる家庭を対象とした別の調査でも、使い切れずに余る食材として挙げられています。
カレーに1本、彩りを添える野菜炒めに半分というように、料理によって使う量に差があります。数本入りの袋を買うと、献立によっては残りがなかなか減らないこともあるでしょう。
彩りとして少量だけ使う予定なら、数本入りよりもばら売りが合う場合もあります。次の料理で何本必要かを考えると、購入する量を決めやすくなります。
8位 きゅうり

きゅうりは、2022年の生活情報サイトの読者投票で5位でした。サラダや酢の物に使うときは、一度に必要な本数と袋売りの本数が合わないことがあります。
3本入りを買ってサラダに1本使っても、残りの2本を使う料理が決まっていないことがあります。生で食べる料理が続かないと、冷蔵庫に置いたままになるかもしれません。
きゅうりは炒め物にも利用できますが、別の献立が決まっていなければ、ばら売りを選ぶ方法もあります。
9位 大葉

大葉は、2022年の生活情報サイトの読者投票で6位でした。一度に数枚だけ使う薬味ならではの残り方があります。
冷ややっこや刺身に少し添えるために購入すると、袋に何枚も残ることがあります。香りが強く少量で存在感が出るため、使う料理を増やさないとなかなか減りません。
少量ずつしか使わない食材だからこそ、次に何の料理で使うかを決めずに買うと、袋に残りやすくなります。
10位 レタス

レタスは、2022年の生活情報サイトの読者投票で7位でした。サラダ用に1玉買っても、毎回数枚ずつでは使い切るまでに時間がかかります。
特に、サラダを作らない日が続くと、冷蔵庫に残った葉の使い道に困るかもしれません。サラダを作る頻度によっては、1玉を使う機会が思ったより少なくなることもあるでしょう。
1玉買うときは、何回サラダを作るかに加え、ほかの料理へ使う予定も考えておくと、必要な量を判断しやすくなります。
冷蔵庫に余りがちな野菜以外の食品

冷蔵庫に残るのは野菜だけではありません。2024年の全国の20〜60代の男女800人を対象とした調査では、冷蔵庫・冷凍庫の整理で見つかった食品として、次の回答がありました。
- 調味料:77.2%
- ジャムや海苔の佃煮などの瓶詰食品:39.6%
- 冷凍食品:31.1%
野菜以外では、調味料が特に多く挙げられています。 ただし、これは整理中に見つかった食品の調査であり、前半の野菜ランキングとは質問も対象も違います。
例えば、焼肉のために買ったタレや、気になって選んだドレッシングなどは、一度使った後に出番がなくなることがあります。ドアポケットに似た容器が複数残っていないか、確認するとよいでしょう。
ジャムや瓶詰食品、冷凍庫の奥の食品も、買い足す前に残量を確認したいものです。消費期限・賞味期限は未開封で表示どおりに保存した場合の期限なので、開封後は商品の注意書きに従い、期限内でも安全だと決めつけないようにしましょう。
余った食材の使い切りアイデア

野菜が余りそうなときは、当初予定していた料理以外にも使えるか考えてみましょう。
以下は、食べられる状態の食材を活用する料理のアイデアです。傷んだ食品を調理によって安全に戻せるという意味ではありません。
キャベツ・白菜は加熱してまとめて使う
キャベツや白菜が多めに残っているときは、加熱してかさを減らす料理が向いています。
キャベツはざく切りにして蒸し焼きやスープに、白菜は豚肉との蒸し煮や鍋、炒め物にすると、まとまった量を使えます。
半玉近く残っている場合は、少量を添えるサラダよりも、野菜を主な具材にした一品を考えると使いやすいでしょう。キャベツと白菜を一緒に入れる具だくさんのスープも選択肢です。
大根・にんじん・じゃがいもは汁物や副菜に使う
大根とにんじんが少しずつ残っているなら、細切りにして味噌汁に加えたり、一緒に煮物へ使ったりできます。
大根は短冊切りにすると汁物へ入れやすく、にんじんは細切りにしてきんぴら風の副菜にする方法もあります。
じゃがいもは小さく切ってスープの具にするほか、ゆでてつぶしてポテトサラダにしたり、細切りにしてガレットにしたりできます。
残りが半端な量なら、食材ごとに一品ずつ作らず、組み合わせて使う方法も便利です。
もやし・きゅうり・レタスは料理の幅を広げる
もやしは炒め物だけでなく、加熱して和え物やナムルにしたり、汁物へ加えたりできます。きゅうりは塩もみして酢の物にするほか、卵や肉と炒める料理にも使えます。
レタスはチャーハンやスープの仕上げに加えると、サラダとは違う形で楽しめます。生食の予定がなくなった場合も、食材の状態を確かめたうえで別の料理を考えられます。
ただし、傷みが気になる食材を、加熱すれば必ず食べられるわけではありません。 特にもやしは傷みやすいため、表示された保存方法や期限を確認し、状態のよいうちに使いましょう。
長ねぎ・大葉は薬味以外にも活用する
長ねぎは小口切りにして味噌汁や卵料理へ、斜め切りにして炒め物の具にするなど、薬味以外にも使えます。白い部分だけでなく、青い部分も汁物の風味付けなどに利用できます。
大葉は刻んでごはんや納豆に混ぜたり、卵焼きや和え物へ加えたりできます。長ねぎが1本残っているときは具材として、大葉が数枚残っているときは香り付けとして使うなど、残量に合わせて料理を選ぶとよいでしょう。
残っている食材を確認してから買い足そう

買い物へ行く前に、家にある食材と残量を確かめてみましょう。
- 冷蔵庫・冷凍庫・食品庫に何が残っているか確認する
- 使いかけの野菜や調味料の残量、状態、期限表示を確認する
- 使える食材を中心に献立を考え、足りないものだけ買い足す
例えばキャベツが半玉残っていれば、スープや炒め物に使えるか考えてから買い足します。じゃがいもなど冷蔵庫以外にある食材や、開封済みの調味料も確認しましょう。
余った食材を無理に食べ切ることより、食べられる状態のうちに使う予定を立て、必要な量だけ買うことが大切です。まずは残っている食材を一つ確認し、次の献立に生かしてみてください。










