幸福度が低い人の特徴6つ|幸せを感じにくいときにできること

幸福度が低い人に見られる6つの特徴を、考え方や人間関係、日々の過ごし方から解説します。幸福感には生活環境も関係するため、自分を責めすぎず、幸せを感じにくいときにできることも紹介します。

幸福度が低い人の6つの特徴

幸福度が低い人には、他人と自分を比べる、嫌な出来事を何度も思い返す、孤独を感じるなどの傾向があります。

考え方だけでなく、人とのつながりや時間の余裕まで含めて見ると、自分にどんな傾向があるか整理しやすくなります。

ただし、以下の特徴は「いくつ当てはまれば幸福度が低い」と判定するためのものではありません。今の自分に当てはまるものがないか、振り返るための目安として見ていきましょう。

①他人と比べて自分を低く評価しやすい

友人の仕事や収入、暮らしぶりを見て、「それに比べて自分は……」と落ち込むことが多い人は、他人との比較が習慣になっているかもしれません。

SNSでは、旅行、昇進、結婚、趣味など、他人の充実している場面が目に入りやすく、自分と比べるきっかけにもなります。社会比較が多いことは、幸福感の低さと関連することが報告されています。

気にしたいのはSNSの利用そのものではなく、他人の状況を基準にして自分を低く評価していないかです。

②自分の良さやできたことを認めにくい

何かを達成しても「これくらい普通」「もっとできる人がいる」と考え、自分のできたことを認めにくい場合があります。

自分を肯定的に評価しにくい状態は、幸福感の低さと関連しています。目標を達成したときや褒められたときに、良かった点より不足している点ばかり探していないか振り返ってみましょう。

③嫌な出来事を何度も思い返す

仕事での失敗や人から言われた一言を、家に帰ってからも何度も思い返してしまうことがあります。

こうした「くよくよ考え続ける」反すうは、生活満足度の低さと関連しています。出来事を振り返って次に生かすことと、答えが出ないまま同じことを繰り返し考えることは分けて考えてみましょう。

④孤独を感じることが多い

知り合いや友人の人数が多くても、「困ったときに話せる人がいない」「自分を分かってくれる人がいない」と感じることがあります。

孤独感は幸福感の低さと関連しています。ここで見るのは交友関係の広さではなく、本人が人とのつながりを感じられているかどうかです。

一人で過ごすことが好きでも、それ自体が問題なのではありません。自分で望んで一人の時間を楽しんでいる状態と、つながりを求めながら孤独を感じている状態は分けて考えましょう。

⑤将来を悲観的に考えやすい

まだ起きていないことに対して、「どうせうまくいかない」「悪いことが起こる」と考えやすい傾向です。

将来を悲観的に捉えることは、生活満足度の低さと関連しています。現実的に備えることとは別に、まだ決まっていない未来まで悪い結果だと決めつけていないか振り返ってみましょう。

⑥時間に追われて気持ちの余裕が少ない

仕事や家事、育児、予定などに追われ、自分で使える時間がほとんどない状態です。

時間的な余裕は生活満足度と関連しています。「最近、楽しいことがない」と感じるときは、予定を増やす前に、休息や自由に使える時間が不足していないかも確認してみましょう。

幸福度には生活環境も関係する

ここまで紹介した特徴に当てはまっても、「自分の性格に問題があるから幸せになれない」と考える必要はありません。

幸福感には、考え方だけでなく、健康状態、経済状況、人間関係、仕事と生活のバランスなども関係します。

たとえば、家計への不安が大きい、十分に休めない、身近な人との関係に悩んでいるといった状況では、前向きに考えようとするだけで解決するのは難しいでしょう。

「自分の考え方」と「今置かれている生活環境」を分けて見ることが大切です。

幸せを感じにくいときにできること

先ほどの6つの特徴のうち自分に近いものがあれば、それに合わせて行動を一つ選んでみましょう。全部を一度に変える必要はありません。

他人と比べる機会を減らす

SNSを見るたびに落ち込む、特定の人の近況を見ると焦るなど、比較が起こりやすい場面が分かっているなら、その機会を少し減らしてみましょう。

利用時間を短くする、見る時間帯を決める、気持ちが乱れやすい投稿から距離を置くなど、比較が起こりやすい場面を減らす方法があります。

自分ができたことや良かったことを振り返る

一日の終わりに、「仕事を一つ終えた」「言いにくいことを伝えられた」など、自分ができたことを具体的に振り返ってみましょう。

「これくらい普通」と流さず、できた事実として一度そのまま受け止めることも一つの方法です。

「好きなものを食べた」「ゆっくり話せた」など、その日に良かったことへ目を向ける方法もあります。感謝したことや良かったことを意識する取り組みには、幸福感への小さなプラス効果が報告されています。

頭から離れない考えを書き出して整理する

嫌な出来事や将来への不安が頭から離れないときは、紙やスマホに書き出して整理してみましょう。何が起きたのか、何が気になっているのか、今できることがあるのかを分けて考えます。

「きっとうまくいかない」と考えているなら、「本当にそうなる根拠はあるか」「ほかの結果もあり得ないか」と確かめてみる方法もあります。

無理に前向きに考えるのではなく、事実と自分の予測を分けて考えるための方法です。

安心して話せる人とのつながりを大切にする

孤独を感じているなら、知り合いを増やすことより、安心して話せる人とのつながりに目を向けてみましょう。

長時間会う必要はありません。家族や友人に連絡する、身近な人と食事をする、最近の出来事を話すなど、自分に無理のない交流でも構いません。

人付き合いの量を増やすことより、自分がつながりを感じられる時間を持つことを意識してみましょう。

休息や自分の時間を確保する

毎日予定が詰まっているなら、新しい楽しみを増やす前に、休息や自由に使える時間を確保できないか考えてみましょう。

予定を一つ減らす、家事をまとめて済ませる、休憩中は仕事の連絡から離れるなど、自分の生活に合わせて時間の使い方を調整する方法があります。

睡眠や運動で生活の土台を整える

幸せを感じにくいときは、考え方だけでなく、睡眠や体を動かす時間など基本的な生活も振り返ってみましょう。

睡眠時間には個人差があります。必要な睡眠を確保できているか、日中に無理なく体を動かせているかなど、続けやすいところから整えていくことが大切です。

6つの特徴すべてを直そうとする必要はありません。自分に強く当てはまるものを一つ選び、それに近い行動から試してみましょう。

今の自分に一番関係することを一つ選ぶところから始めてみてください。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る