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時代遅れの言葉一覧

「ナウい」「アベック」「チョベリグ」「写メ」など、昔はよく耳にしたものの、今では懐かしく感じる言葉は数多くあります。
ここでは、完全に使われなくなった死語だけでなく、その時代を強く感じさせる流行語やフレーズも含めて紹介します。
昭和の懐かしい言葉

昭和には、日常会話からテレビ発のギャグ、バブル期の言葉まで、時代を映すさまざまな表現がありました。
- あんちょこ:教科書の予習などに使う、手軽な参考書や虎の巻を指す言葉です。
- ナウい:流行に合っていて新しい、おしゃれといった意味で使われた言葉です。「今」を表す英語の「now」から生まれました。
- アベック:男女の二人連れや恋人同士を表す言葉です。現在では「カップル」という呼び方のほうが一般的です。
- ほの字:「惚れる」の「ほ」から、誰かに惚れていることを表す昔ながらの言い方です。1980年代にも歌のタイトルをきっかけに注目されました。
- まぶい:容姿が美しい、魅力的といった意味で使われた言葉です。1970~80年代には、女性の容姿を褒める俗語としても使われました。
- バタンキュー:疲れ切って、家に帰ったり横になったりした途端に眠ってしまう様子を表します。
- おニュー:新品や新しく買ったものを指す言葉です。「新しい」という意味の英語「new」に「お」を付けた表現です。
- 花金:「花の金曜日」の略で、翌日を気にせず金曜の夜を楽しむことを表す言葉です。
- 花モク:「花の木曜日」を略した言葉で、「花金」にならって木曜の夜を楽しむときに使われました。
- 朝シャン:「朝のシャンプー」を略した言葉です。朝に髪を洗ってから出かける習慣が注目された時代を感じさせます。
- アッシー:女性の送り迎えをする男性を指した俗語です。「足代わりになる人」というニュアンスで使われました。
- マンモスうれぴー:「ものすごくうれしい」という意味のユーモラスな表現です。「マンモス」を強調語のように使っています。
- あたり前田のクラッカー:「当たり前」と菓子の商品名を掛けたフレーズで、テレビを通じて広く知られるようになりました。
- よっこいしょういち:「よっこいしょ」に人名を掛けたギャグで、腰を上げるときなどに使われました。
- あっと驚くため五郎:驚いたときに使うギャグとして広まったフレーズです。
- 冗談はよしこちゃん:「冗談はよして」を人名の「よしこ」に掛けた言葉遊びです。
- 余裕のよっちゃん:「余裕だよ」という意味を、語呂よくおどけて表した言い方です。
- わけわかめ:「わけが分からない」という意味で使われた言葉遊びです。
- 3高:結婚相手に求める条件として「高学歴・高収入・高身長」の3つを指した言葉です。
- ボディコン:「ボディコンシャス」を略した言葉で、体のラインを強調した服装を指します。昭和末期から平成初期のバブル期を象徴するファッション用語の一つです。
- 半ドン:仕事や学校などが午前中で終わる日を指した言葉です。土曜日が半日だった時代を思い出す表現でもあります。
- チャンネルを回す:テレビのチャンネルを変えることです。昔のテレビでは本体のダイヤルを実際に回して選局していたため、この言い方が使われました。
平成の懐かしい言葉

平成の一覧には、ギャル語や若者言葉に加え、インターネットや携帯電話と結びついた表現もあります。今聞くと、その当時の空気を感じられる言葉も少なくありません。
- チョベリグ:「超ベリーグッド」を縮めた言葉で、「とても良い」「最高」といった意味で使われました。
- チョベリバ:「超ベリーバッド」を縮めた言葉です。「最悪」「とても悪い」といった意味で、「チョベリグ」と対になる表現です。
- MK5:「マジでキレる5秒前」を略した若者言葉です。怒りが限界に近いことを表しました。
- アムラー:安室奈美恵さんのファッションやメイクをまねする女性たちを指した言葉です。
- シノラー:篠原ともえさんの個性的なファッションやスタイルをまねする人を表した言葉です。
- だっちゅーの:お笑いコンビ・パイレーツのギャグとして大流行したフレーズです。
- KY:「空気が読めない」の頭文字を取った表現です。人や場面の空気を察しない様子を表す言葉として広まりました。
- おっはー:「おはよう」をくだけて表した挨拶です。テレビをきっかけに広く知られるようになりました。
- ゲッツ:お笑い芸人・ダンディ坂野さんの決めぜりふとして知られる言葉です。
- キボンヌ:「希望する」という意味で使われたインターネットスラングです。「詳細キボンヌ」のような形で使われました。
- 禿同:「激しく同意」を表したネットスラングです。インターネット掲示板などで、相手の意見に強く賛成するときに使われました。
- ズッ友:「ずっと友達」を縮めた言葉です。親しい友人との関係が続くことを表しました。
- あげぽよ:気分やテンションが上がっている状態を表す若者言葉です。
- やばたにえん:「やばい」をおどけて言い換えた表現です。驚きや困った気持ちなど、文脈によって幅広く使われました。
- まじ卍:驚きや勢い、テンションの高さなどを表す若者言葉です。意味が一つに固定されず、さまざまな場面で使われました。
- 激おこぷんぷん丸:「非常に怒っている」という状態を、あえてかわいらしく大げさに表した言葉です。
- 写メ:携帯電話で撮影した写真や、その写真をメールで送ることを指した言葉です。「写メール」に由来します。
- 着メロ:携帯電話の着信音として使うメロディーを指します。自分好みの曲を設定することが人気になりました。
- 着うた:楽曲そのものの音源を携帯電話の着信音として利用するサービスや、その音源を指す言葉です。
- センター問い合わせ:携帯電話で、メールセンターに届いているメールがないか手動で確認する操作を指します。
- 逆パカ:折りたたみ式携帯電話を、本来曲がらない方向へ折って壊すことを表した言葉です。
- バリ3:携帯電話の電波表示が3本すべて立っている、つまり電波状態が非常に良いことを表した言葉です。
今回紹介した言葉を見ると、昭和にはテレビや日常会話を通じて広まった表現、平成にはギャル文化やインターネット、携帯電話と結びついた表現が含まれています。
一覧で比べると、言葉の違いだけでなく、その時代に身近だったものまで見えてきます。
昔と今で言い方が変わった言葉

昔の流行語のように時代を感じさせる言葉だけでなく、同じものを表していても、現在では別の呼び方のほうが一般的になった例もあります。
- チョッキ → ベスト:袖のない上着を「チョッキ」と呼ぶことがありましたが、現在では「ベスト」という呼び方が広く使われています。
- とっくりセーター → タートルネック:首の部分が高くなったセーターを、昔は酒器の徳利に形が似ていることから「とっくりセーター」と呼ぶことがありました。
- スチュワーデス → 客室乗務員・フライトアテンダント:航空機で乗客の案内やサービスを担当する職業は、現在では「客室乗務員」「フライトアテンダント」「キャビンアテンダント」などの呼び方が一般的です。
- 衣紋掛け → ハンガー:「衣紋掛け」は本来、和服を掛ける道具を指す言葉です。日常会話では洋服を掛ける道具まで含めて昔ながらの呼び方として使われることもありましたが、現在は「ハンガー」が一般的です。
- ズック → スニーカー:「ズック」は本来、布地の名称に由来する言葉で、布製の運動靴などを指して使われました。現在では同じような履物を「スニーカー」と呼ぶ場面が多くなっています。
昔の言葉を振り返ると、単に言い方が古くなっただけでなく、流行やファッション、仕事、テレビ、携帯電話など、その時代の暮らしそのものが言葉に映っていることが分かります。
今では懐かしく聞こえる言葉も、当時はごく自然に使われていたものです。昭和・平成の言葉を比べてみると、日本語が時代とともに変わっていく面白さも感じられるでしょう。










