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誘いを断るときの基本の伝え方

誘いを断るときは、長い言い訳を考えるよりも、相手への一言と断る返事を簡潔に伝えるのが基本です。理由を添える場合も、細かな事情まですべて説明する必要はありません。
「誘ってくれたことへの一言」「断る返事」「必要なら短い理由」を意識すると、文面を組み立てやすくなります。
誘ってくれたことに一言お礼を伝える
いきなり「行けない」「無理」とだけ返すよりも、まず誘ってくれたことへの一言を添えると、断る内容をやわらかく伝えやすくなります。
友達なら「誘ってくれてありがとう」、目上の人なら「お声がけいただきありがとうございます」など、相手との距離に合わせて言葉を変えると自然です。
ただし、お礼を長く書く必要はありません。短い一言を添えたうえで、断る返事へ続けましょう。
断ることをはっきり伝える
「ちょっと厳しいかも」「予定が分かったらまた」のような表現は、断る返事なのか、まだ予定を確認している段階なのかが分かりにくくなります。
本当に予定を確認してから返事をする場合は問題ありませんが、すでに断ると決めているなら、「今回は行けない」「今回は遠慮しておくね」など、断ることが分かる言葉を入れます。
やさしく伝えることと、返事を曖昧にすることは別です。特に、何度も誘われている場合や今後は誘いを控えてほしい場合は、断る意思が伝わる言葉を選びましょう。
理由を伝えるなら短くする
「予定がある」「仕事が立て込んでいる」「今回は都合がつかない」など、理由を伝える場合は、相手に伝える必要がある範囲へ絞って短くまとめます。
理由を詳しく言いにくいときは、「今回は参加を見送るね」「今回は遠慮しておきます」のように、無理に事情を作らず断る方法もあります。
また会いたいかどうかで断り方を変える

同じ誘いを断る場面でも、「今回は行けないだけ」なのか、「今後もしばらく誘われたくない」のかで、最後に添える言葉は変わります。
断り方に迷ったら、まずその相手と次も会いたいかを考えてみましょう。
別の日なら行けるときは別の日を提案する
その日は都合が悪くても相手とは会いたいのであれば、断るだけで終わらせず、別の日を提案できます。
たとえば、「その日は予定があるんだけど、来週なら空いてるよ」「今週は難しいけど、来月なら行けそう」などです。
別の日を具体的に出すことで、「今回は都合が合わないだけ」という気持ちも伝えやすくなります。
また誘ってほしいなら、その気持ちを一言伝える
別の日程をすぐ決められなくても、今後も誘ってほしい相手なら、その気持ちを一言添える方法があります。
「今回は行けないけど、また誘って」「落ち着いたら今度はこちらから連絡するね」など、自分の気持ちに合う言葉を選びましょう。
ただし、「こちらから連絡する」と伝えるなら、本当に連絡するつもりがあるときに使います。断るたびに社交辞令として付ける必要はありません。
もう誘われたくないなら「また今度」「また誘って」は付けない
気が乗らない相手や、今後も同じ誘いを受けたくない相手にまで、「また誘って」「次はぜひ」と付ける必要はありません。
たとえば、「誘ってくれてありがとう。今回は遠慮しておくね」のように、今回の返事だけを簡潔に伝えることもできます。
何度断っても誘われる場合は、「何度か誘ってもらっているけど、今後のお誘いは遠慮したいんだ」のように、今後についてもはっきり伝える方法があります。
その気がないのに「また行きたい」を足さないことも、断り方を選ぶうえでは大切です。
相手別に使える誘いの断り方の例文

基本の考え方は同じでも、友達と上司では言葉の丁寧さが変わり、興味のない異性には今後の期待を残さないことも大切になります。
ここでは、自分の状況に合わせて調整しやすい例文を紹介します。
友達への断り方
親しい友達には、かしこまりすぎず「ありがとう+今回は行けない」を短く伝えると使いやすいです。
- 「誘ってくれてありがとう!その日は予定があって行けないんだ。また別の日に行こう」
- 「声かけてくれてありがとう。今回は行けないけど、また都合が合うときに誘ってね」
- 「誘ってくれてありがとう。今回は遠慮しておくね」
別の日なら会いたい場合は「また別の日に」、今後も誘ってほしい場合は「また誘って」と添えます。今回は断るだけでよい場合は、3つ目のように次の約束を加えずに返せます。
上司・先輩への断り方
上司や先輩から食事や飲みに誘われた場合は、友達より丁寧な言葉にしつつ、断る返事自体は分かるようにします。
- 「お声がけいただきありがとうございます。あいにくその日は予定があり、今回は参加できません。」
- 「お誘いいただきありがとうございます。せっかくですが、今回は予定が合わないため見送らせてください。」
- 「ありがとうございます。今回は参加できませんが、また機会がありましたらよろしくお願いします。」
「また機会がありましたら」は、本当に次の機会なら参加してもよい場合に使います。今後も私的な誘いを受けたいわけではないなら、無理に入れなくても構いません。
興味のない異性への断り方
興味のない相手から食事やデートに誘われた場合は、相手を必要以上に否定せずに断りつつ、行くつもりがないのに「また今度」「別の日なら」と次の可能性を残さないようにします。
- 「誘ってくれてありがとう。ごめんね、今回は遠慮しておくね。」
- 「誘ってくれてありがとう。今回は二人で出かけるのは遠慮しておくね。」
- 「ありがとう。何度か誘ってもらっているけど、今後も二人で出かける予定はないんだ。」
最後のようなはっきりした言い方は、繰り返し誘われている場合などに使えます。一度の誘いに対して、必要以上に強い表現にする必要はありません。
例文は最後の一言を自分の気持ちに合わせて調整する

例文は、そのまま送らなくても構いません。まず「今回は断る」という返事を決めたうえで、別の日なら会いたいのか、また誘ってほしいのか、今後は誘われたくないのかに合わせて最後の一言を変えます。
たとえば、別の日なら会いたいなら「来週なら空いてる」、また誘ってほしいなら「また誘って」、今後は誘われたくないなら次を期待させる言葉を足さない、という選び方です。
例文を土台にして、最後の一言を自分の気持ちに合わせると考えれば、相手や場面が変わっても断り文句を作りやすくなります。










