目次
節約なら外干し、天候に左右されにくいのは浴室乾燥

乾燥の電気代を抑えたいなら外干し、外の天候に左右されにくく乾く時間を見通しやすいのは浴室乾燥です。
ただし、「早く乾かしたいなら必ず浴室乾燥」とは限りません。
晴れて空気が乾燥し、風もある日は、外干しのほうが短時間で乾くことがあります。
一方、外干しは気温や湿度、風などによって乾き方が変わります。
浴室乾燥にも機種や洗濯物の量による差はありますが、雨や夜でも使えるため、外の天候に左右されにくいのが特徴です。
浴室乾燥は、雨や夜でも使いやすく、外の天候に左右されにくいことがメリットです。
一方で、電気代がかかるほか、一度に干せる量や入浴時間との兼ね合いもあります。
どちらか一方を毎回選ぶのではなく、その日の天気や費用、乾かしたい時間を見ながら使い分けるとよいでしょう。
外干しと浴室乾燥の乾く時間を比較

浴室乾燥の乾燥時間は一律ではありません。
機種、洗濯物の量や種類、脱水状態、浴室内の温度などによって変わります。
LIXILが紹介するマックス製の浴室暖房乾燥機の例では、洗濯物5kgを乾かす場合、100Vタイプで約2時間45分、200Vタイプで約1時間45分とされています。
あくまで特定の機器・条件での目安であり、「浴室乾燥なら必ず2~3時間で乾く」という意味ではありません。
外干しは、さらに天候の影響を受けます。
気温が高く、湿度が低く、風がある日は乾きやすい一方、湿度が高い日や気温の低い時期、厚手の衣類では時間がかかります。
好条件なら外干しのほうが早い場合もありますが、外の天候に左右されにくく、乾く時間を見通しやすいのは浴室乾燥と考えると違いが分かりやすくなります。
浴室乾燥にかかる電気代の目安

費用を抑えたい場合は、外干しが有利です。
外干しは洗濯物を乾かすために家電を動かさないため、乾燥工程そのものの電気代はかかりません。
浴室乾燥の電気代は、機種の消費電力と運転時間、家庭の電気料金によって変わります。
一例として、パナソニックの浴室換気乾燥機「FY-13UG7E」(消費電力1250W)を約3時間使用し、電気料金の目安単価を31円/kWhとして計算した例では、1回あたり約116円です。
ただし、これはすべての浴室乾燥機に当てはまる金額ではありません。
運転時間が長くなればその分費用も増え、消費電力が異なる機種では金額も変わります。
浴室乾燥の費用を知りたいときは、自宅の機種の消費電力と実際の運転時間を確認することが大切です。
浴室乾燥で洗濯物を早く乾かすコツ

浴室乾燥を使う場合は、運転時間を長くする前に、洗濯物へ風が届きやすく、余分な水分が少ない状態をつくることがポイントです。
洗濯物と浴室内の水分を減らしてから乾かす
洗濯物に残っている水分が多ければ、その分だけ乾燥に時間がかかります。
洗濯機で十分に脱水してから浴室へ移しましょう。衣類によって脱水できる条件は異なるため、洗濯表示も確認してください。
入浴後の浴室には、壁や床、浴槽まわりにも水分が残っています。
運転前に浴室内の水滴を減らし、浴槽に水がある場合はふたをするなど、余分な湿気が広がりにくい状態にしておくとよいでしょう。
衣類の間隔と干す位置を調整する
洗濯物を隙間なく並べると、衣類同士が風を遮りやすくなります。
ハンガー同士の間隔をあけ、風の通り道をつくりましょう。
洗濯物が多いときは、すべてを無理に浴室へ詰め込まず、衣類の間隔を確保できる量にすることも大切です。
また、厚手の衣類は乾きにくいため、風が当たりやすい位置へ干します。
吹出口との距離や適した干し位置は機種によって異なるため、自宅の浴室乾燥機の取扱説明書を確認してください。
浴室乾燥機で衣類を乾かす場合は、取扱説明書で衣類乾燥用として案内されている「乾燥」モードを使います。
機能名や運転方法は機種によって異なるため、自宅の機種の取扱説明書を優先してください。
衣類の種類によっては乾燥機能を使用できない場合もあります。
油類などが付着した衣類を乾燥禁止としている機種もあるため、安全上の注意事項もあわせて確認しましょう。
天気・電気代・乾かしたい時間で使い分ける

外干しと浴室乾燥で迷ったら、天気だけでなく、費用と「いつまでに乾かしたいか」も一緒に考えると決めやすくなります。
- 晴れていて時間に余裕があり、電気代を抑えたいなら外干し
- 雨や夜で外へ干しにくいなら浴室乾燥
- 乾く時間をできるだけ見通したいなら浴室乾燥
- 晴れて乾燥し、風もある日に早く乾かしたいなら外干しも有力
- 花粉など外気の影響を避けたいなら浴室乾燥
どちらかを毎回の正解にする必要はありません。
「天気」「電気代」「乾かしたい時間」の3点から、その日に合う方法を選ぶと、外干しと浴室乾燥それぞれの良さを生かしやすくなります。









