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パパ・ママ呼びを変える年齢に決まりはない

パパ・ママ呼びには、「○歳までに変える」という決まりはありません。小学校入学を区切りに呼び方を変える家庭はありますが、それ以降もパパ・ママと呼び続ける人はいます。
「もう小学生だから」「中学生になるから」と、年齢だけを見て呼び方を変えるべきかは判断できません。まずは、実際にどのような時期までパパ・ママ呼びが見られるのかを確認してみましょう。
小学校入学をきっかけに変える家庭もある
小学校入学は、呼び方を見直すきっかけの一つです。
2021年に0〜12歳の子どもを持つ男女50人を対象に行われたアンケートでも、呼び方を変更した人の中では、小学校入学をきっかけにした回答が多く見られました。
ただし、小規模なアンケートの結果なので、「6〜7歳が一般的な卒業年齢」と考えることはできません。入学を一つの節目として呼び方を変える家庭もある、という位置づけで見るのがよいでしょう。
高校生でもパパ・ママ呼びは珍しくない
パパ・ママ呼びは、幼児や小学生だけのものとも限りません。
2025年に全国の現役高校生862人を対象に行われた民間調査では、父親を「パパ」と呼ぶ回答が50.2%、母親を「ママ」と呼ぶ回答が56.3%でした。
この調査だけで高校生全体の呼び方を断定することはできませんが、少なくとも「中高生になればパパ・ママ呼びはごく少数になる」とは言い切れない結果です。
年齢が上がったという理由だけでは、パパ・ママ呼びを変えるべきかは判断できません。
家ではパパ・ママでも外では使い分けられる

家庭で親本人に「パパ」「ママ」と呼びかけることと、外で自分の親についてどう話すかは分けて考えられます。
実際に、家ではパパ・ママと呼びながら、学校などでは「お父さん・お母さん」「父さん・母さん」などと言い分けている例があります。また、面接などの改まった場面で自分の家族について話すときは、「父」「母」と表現するのが基本です。
つまり、外での言い方を身につけるために、家庭内のパパ・ママ呼びを必ずやめなければならないわけではありません。家での呼び方と、人前で親をどう表現するかは分けて考えられます。
子どもがまだ使い分けに慣れていない場合は、家庭での呼び方とは別に、相手や場面に応じた言い方があることを伝えていくとよいでしょう。
お父さん・お母さんへ変えるタイミング

呼び方を変えるか迷ったときは、まず子ども本人が今の呼び方を気にしているか、別の呼び方を使いたいと思っているかを確認してみましょう。
あわせて、今の呼び方で本人が実際に困っていることがあるか、家庭内と外で必要な言い方を使い分けられているかも判断材料になります。
親側が呼び方を変えたい場合は、「もう○歳だから」だけで決めず、なぜ変えたいのかを整理します。親は変えたいのに子どもは今の呼び方を続けたいなど、希望が違うときは、それぞれがなぜそうしたいのかを話してみましょう。
お父さん・お母さんへ変えたいときの進め方

呼び方を変えたい場合は、子どもの希望を確認しながら、日常会話の中で新しい呼び方を取り入れていきます。
子どもと新しい呼び方を決める
まずは、「これからお母さんって呼んでみる?」「家ではママのままにする?」など、子どもと話してみます。
「お父さん・お母さん」だけが唯一の正解ではありません。すでに本人が使いたい呼び方があるなら、その希望も聞きながら家族で決めていきましょう。
親も「お父さん・お母さん」を使う
呼び方を変えたい場合は、親側の言葉もそろえてみましょう。
「ママに渡して」ではなく「お母さんに渡して」、「パパと行こう」ではなく「お父さんと行こう」のように、普段の会話へ新しい呼び方を取り入れます。
これだけで必ず呼び方が変わるわけではありませんが、子どもが新しい呼び方を耳にする機会を増やせます。
すぐに変わらなくても急がない
長く使ってきた呼び方は、変えようと決めてもすぐには切り替わらないことがあります。家では「ママ」、外では「お母さん」というように、しばらく複数の呼び方が混ざる場合もあります。
本人の気持ちと、場面に応じた言い方ができているかを確認しましょう。そのうえで、今の呼び方を続ける、家と外で使い分ける、本人と相談して別の呼び方へ変えるなど、家庭に合う方法を選べます。









