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扇風機を使い始める時期の目安

扇風機を使い始める時期は、地域や住まいによって差があります。ただ、一般的には気温と湿度が上がり始める5月下旬から6月ごろに、収納していた扇風機を出す家庭が増えます。
まだ真夏ではなくても、室内に熱や湿気がこもると不快に感じやすくなるため、早めに準備しておくと安心です。
5月下旬から6月ごろが出し始めの目安
扇風機を出す時期として考えやすいのは、5月下旬から6月ごろです。
日中に半袖で過ごす日が増えたり、窓を開けても室内の空気が重く感じたりするようになると、扇風機の出番が近づいています。
ただし、5月だから早い、6月だから必ず出すべきというものではありません。使い始める時期は、カレンダーよりも室内で暑さや湿気を感じる日が増えたかを目安にすると判断しやすくなります。
梅雨入り前後は蒸し暑さを感じやすい
梅雨入り前後は雨の日が増え、室内の湿度も高くなりやすい時期です。気温だけを見ると真夏ほど高くなくても、湿度が高いと体にまとわりつくような暑さを感じることがあります。
この時期は、部屋干しの洗濯物が乾きにくくなったり、風呂上がりに汗が引きにくくなったりすることもあります。
扇風機は室温そのものを大きく下げる家電ではありませんが、空気を動かすことで体感の暑さを和らげやすくなります。
地域や住まいによって出す時期は前後する
同じ6月でも、暑くなる時期は地域によって異なります。南の地域では早めに暑さを感じることがあり、北の地域では本格的に使う時期が少し遅れることもあります。
また、日当たりのよい部屋、風通しが悪い部屋、マンションの上階などは熱がこもりやすく、外の気温より室内が暑く感じる場合があります。
住んでいる地域だけでなく、家の中で過ごしているときの体感もあわせて見てください。
扇風機を使い始める室温と湿度の目安

扇風機を何度から使うか迷ったときは、室温25度前後がひとつの目安になります。ただし、これは絶対的な基準ではありません。
同じ25度でも、湿度が低ければ過ごしやすく、湿度が高ければ蒸し暑く感じることがあります。
室温25度前後はひとつの判断材料になる
室温が25度前後になり、じっとしていても少し暑い、家事をすると汗ばむ、と感じるようであれば扇風機を使い始めてもよいタイミングです。
半袖で過ごしても寒くなく、窓を開けても空気がこもる日は、扇風機が役立ちます。
室温計がある場合は、感覚だけでなく数字も見ておくと判断しやすくなります。特に小さな子どもや高齢の家族がいる場合は、本人が暑さを訴えにくいこともあるため、室温を確認する習慣があると安心です。
湿度が高い日は25度未満でも暑く感じる
室温が25度未満でも、湿度が高い日は蒸し暑く感じることがあります。梅雨どきに「気温は高くないのに不快」と感じるのは、湿気によって汗が乾きにくくなるためです。
このような日は、室温だけで判断せず、湿度や体感も見てください。部屋干しをしている日や、窓を開けても空気が動かない日は、扇風機で風を作るだけでも過ごしやすさが変わります。
寝苦しさや風呂上がりの暑さも目安になる
夜に寝苦しさを感じる、風呂上がりに汗が引きにくい、朝起きたときに部屋がこもっているといった状態も、扇風機を出す目安になります。
日中の最高気温だけでなく、家の中で過ごす時間帯の暑さを見ることが大切です。
特に寝る前は、扇風機の風を直接体に当て続けるより、部屋の空気をゆるく動かす使い方が向いています。体が冷えすぎると感じる場合は、風向きやタイマーを調整しましょう。
暑い日はエアコンとの併用も考える

扇風機は便利ですが、暑さが強い日には扇風機だけで十分とは限りません。扇風機は風を送って体感を和らげる家電であり、エアコンのように室温を下げるものではないためです。
室温が下がらないときはエアコンも使う
室温が高いまま下がらない日や、湿度が高く汗が引きにくい日は、扇風機だけで我慢しないことが大切です。
特に真夏日や熱帯夜に近い日は、窓を開けて扇風機を回しても、室内の熱気が抜けにくいことがあります。
暑さがつらいときは、無理に節電を優先せず、エアコンで室温を調整することも考えてください。扇風機はエアコンの代わりではなく、必要に応じて併用するものとして考えると安心です。
冷房の風を循環させる使い方もある
エアコンを使うときは、扇風機で空気を循環させると、部屋全体に冷気が回りやすくなります。冷房の風が一部に偏ると、涼しい場所と暑い場所の差が出やすくなります。
扇風機をエアコンの風が届きにくい方向へ向けたり、壁や天井に向けて空気を動かしたりすると、直接風が体に当たりすぎるのを避けながら使いやすくなります。
冷えすぎると感じる場合は、風量や向きを弱めに調整しましょう。
扇風機をしまうタイミング

扇風機をいつまで使うかも、何月だけで決める必要はありません。9月になっても暑い日が続くことはあり、反対に朝晩が早く涼しくなる年もあります。
使わない日が増えてきたら、片付けを考えるタイミングです。
朝晩が涼しくなったら出番が減りやすい
日中はまだ暑くても、朝晩に涼しさを感じるようになると、扇風機を使う時間は少しずつ減っていきます。窓を開けるだけで過ごしやすい日が増えたら、片付け時期が近づいているサインです。
ただし、急にしまうと暑さが戻った日に困ることがあります。季節の変わり目は、すぐ片付けるのではなく、数日様子を見ながら判断すると失敗しにくくなります。
数日使わない日が続いたら片付けを考える
扇風機を片付ける目安は、数日続けて使わなくなった頃です。室内で暑さを感じる時間がほとんどなくなり、部屋干しや空気循環にも使わなくなったら、収納を考えてよいでしょう。
しまう前には、羽根やガードのほこりを落としておくと、翌年に出したときの手間が減ります。
湿気の多い場所に保管すると傷みやすくなるため、脱衣所や押し入れの奥など湿気がこもりやすい場所は避け、できるだけ乾いた場所に置くのがおすすめです。
扇風機を出す前に確認すること

収納していた扇風機を出したら、すぐに使う前に掃除と点検をしましょう。見た目に大きな問題がなくても、ほこりがたまっていたり、コードが傷んでいたりすることがあります。
乾いた布、やわらかいブラシ、掃除機などがあると手入れしやすくなります。
羽根やガードのほこりを落とす
扇風機の羽根やガードにほこりがついたまま使うと、風と一緒にほこりが舞いやすくなります。使い始める前に、電源プラグを抜き、乾いた布やブラシでほこりを落としましょう。
汚れが目立つ場合は、取扱説明書を確認し、外せる部品だけを無理のない範囲で掃除します。水拭きした場合は、しっかり乾かしてから組み立てるようにしてください。
コードやプラグに傷みがないか見る
扇風機を出したら、電源コードやプラグに傷みがないかも確認します。コードにひび割れがある、折れ曲がった跡が強い、プラグが熱を持ちやすいといった場合は、そのまま使わない方が安心です。
特に長年使っている扇風機は、外から見えない部分が劣化していることもあります。使い始める前にコードとプラグの傷みを確認するだけでも、異常に気づきやすくなります。
異音や焦げ臭さがあれば使用を中止する
試運転をしたときに、普段と違う音がする、羽根の回り方が不安定、焦げ臭いにおいがする、モーター部分が熱くなるといった異常がある場合は、使用を中止してください。
製品評価技術基盤機構(NITE)でも、異音や焦げ臭い異臭、羽根や首振りの不具合などがある場合は使用を中止するよう注意喚起しています。
「少しなら大丈夫」と使い続けるのは避け、取扱説明書を確認するか、メーカーや販売店に相談しましょう。古い扇風機の場合は、修理より買い替えを検討した方が安心なこともあります。
月だけで決めず室温と体感で使い始める

扇風機をいつから使うかは、何月かだけで決めるより、室温や湿度、寝苦しさ、家の中の空気のこもり方を見て判断する方が現実的です。
5月下旬から6月ごろ、室温25度前後という目安はありますが、地域や住まいによって前後します。
迷ったときは、まず扇風機を出して掃除と試運転を済ませておくと、暑さを感じた日にすぐ使えます。使い始めるかどうかは、室温・湿度・体感を見ることを目安にしましょう。









