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そうめんがべちゃべちゃになる5つの原因

そうめんがべちゃべちゃになると、麺が水っぽくなったり、ぬめりが残ったり、麺同士がくっついて食べにくくなったりします。
原因は茹ですぎだけとは限りません。お湯の量や火加減、茹でた後の洗い方、水切りの甘さでも仕上がりは変わります。
1. 茹で時間が長すぎる
そうめんは細く、短時間で火が通りやすい麺です。薬味やつゆを用意している間に表示時間を過ぎると、麺がやわらかくなりすぎて、べちゃっとした食感になりやすくなります。
商品によって茹で時間は異なるため、「だいたいこのくらい」で済ませず、袋の表示を確認することが大切です。
多くの商品では1分半から2分前後が目安になることもありますが、最終的には袋の表示時間を優先するようにしましょう。
2. お湯が少なくぬめりが残る
お湯が少ない状態でそうめんを茹でると、麺から出たでんぷんが湯の中に残りやすくなります。
その結果、麺の表面にぬめりがつき、ねちゃねちゃ、もちゃもちゃした食感につながることがあります。
少ないお湯で無理に茹でると、麺同士もくっつきやすくなります。あとで水洗いすれば大丈夫と思っていても、ぬめりが強く残ると落としにくくなるため、最初からたっぷりのお湯を用意する方が仕上がりは安定します。
3. 差し水や弱火で湯温が下がる
そうめんは吹きこぼれやすいため、途中で差し水をしたくなることがあります。しかし、水を足すと湯温が下がり、麺の茹で上がりにムラが出やすくなります。
また、吹きこぼれを避けようとして極端な弱火にすると、表示時間どおりに茹でても食感がぼやけることがあります。
火を止めて余熱で仕上げる方法もありますが、袋の表示どおりに茹でる場合は、湯温が下がりすぎないようにしましょう。
4. 流水でのもみ洗いが足りない
茹で上がったそうめんは、ザルにあげて終わりではありません。麺の表面にはぬめりや油分が残っているため、そのまま盛り付けるとベタベタした口当たりになりやすくなります。
茹でた後は冷水で粗熱を取り、流水をかけながら手でやさしくもみ洗いします。ここで表面のぬめりを落とすことで、そうめんらしいつるっとしたのど越しに近づきます。
仕上がりを変えたいなら、茹で時間だけでなく流水でもみ洗いする工程も外せません。
5. 水切りが甘く水っぽくなる
もみ洗いをした後の水切りが甘いと、器に盛った後に水分がたまり、そうめん全体がべちゃべちゃに感じられます。
麺そのものが茹ですぎていなくても、水分が多いだけで食感は悪くなります。
ザルにあげたら軽く揺すり、余分な水を落としてから盛り付けます。冷たいそうめんとして出す場合も、水を含ませたままにするのではなく、食べる直前に水気を整えると、つゆも薄まりにくくなります。
そうめんをベタベタさせない茹で方

そうめんをおいしく茹でるには、原因を知るだけでなく、調理の流れを整えることが大切です。
特別な道具は必要ありません。表示時間、お湯の量、火加減、もみ洗い、水切りを順番に見直すだけでも、仕上がりは変わりやすくなります。
袋の表示時間をタイマーで守る
そうめんは茹で時間が短いため、感覚だけで茹でるとすぐに時間が過ぎてしまいます。鍋に入れたら、すぐにタイマーをセットしておくと茹ですぎを防ぎやすくなります。
薬味を切る、つゆを用意する、器を出すといった作業は、できれば茹でる前に済ませておきましょう。茹で始めてから別の準備をすると、麺の状態を見る時間が減ってしまいます。
100gあたり1L前後のお湯で茹でる
そうめんは、たっぷりのお湯で泳がせるように茹でると、麺同士がくっつきにくくなります。そうめんメーカーや組合の案内でも、十分な量のお湯で茹でる方法が基本とされています。
目安としては、100gあたり1L前後のお湯を用意すると扱いやすくなります。ただし、商品によって推奨量が異なる場合があるため、袋の表示もあわせて確認してください。
吹きこぼれそうなら差し水せず火加減を調整する
鍋が吹きこぼれそうになったとき、すぐに水を足すと湯温が下がります。湯温の変化が大きいと、麺の茹で上がりに差が出やすく、食感が安定しません。
吹きこぼれそうなときは、差し水ではなく火を少し弱めて調整します。鍋の大きさに余裕がないと吹きこぼれやすいため、最初から大きめの鍋を使うことも、失敗を減らす工夫になります。
茹で上がったら流水でもみ洗いする
表示時間どおりに茹でたら、すぐにザルへあげて冷水で冷まします。熱が残ったままだと余熱でやわらかくなりやすいため、手早く冷やすことが大切です。
その後、流水をかけながら麺をやさしくもみ洗いします。力を入れすぎると麺が切れやすくなるため、ぬめりを落とすイメージで洗いましょう。
ここを省くと、茹で時間を守ってもベタつきが残ることがあります。
盛り付け前にザルでしっかり水気を切る
冷水でしめた後は、ザルで水気をしっかり切ってから器に盛ります。水が多く残っていると、食べるころには器の底に水がたまり、つゆも薄まりやすくなります。
すぐに食べる場合でも、軽くザルを振って余分な水を落とすだけで、水っぽさは変わります。
時間を置く場合は、麺同士がくっつきやすくなるため、できるだけ食べる直前に茹でるのがおすすめです。
べちゃべちゃになったそうめんの対処法

すでにべちゃべちゃになったそうめんは、完全に茹でたての食感へ戻すのは難しい場合があります。
ただし、水気やぬめりの状態に合わせて使い方を変えれば、食べやすくできることもあります。
まずはザルで水気を切り直す
水っぽさが気になる程度なら、まずザルに戻して水気を切り直します。
器の底に水がたまっている場合は、麺そのものよりも余分な水分が原因で、べちゃべちゃに感じていることがあります。
冷たいそうめんとして食べるなら、切り直した後に器も一度きれいにし、麺つゆが薄まりにくい状態で盛り付けます。
すぐにできる対処としては、ザルで水気を切り直すのが最初の選択肢です。
冷たいそうめんが難しいときは温かい汁物にする
麺がやわらかくなりすぎている場合、冷たいそうめんとして食べると食感の悪さが目立つことがあります。
そのときは、温かい汁物に入れてにゅうめん風にすると、やわらかさが気になりにくくなります。
味噌汁やすまし汁、鶏だしのスープなどに入れると、残ったそうめんを使いやすくなります。すでに水分を含んでいるため、煮込みすぎず、最後に加えて温める程度にすると崩れにくくなります。
ぬめりが強いときは炒め物やチヂミ風にリメイクする
ぬめりやくっつきが強く、冷たいそうめんにも汁物にも向かない場合は、炒め物やチヂミ風にリメイクする方法があります。
油を使って加熱すると、冷たいそうめんとは違う食感に寄せやすくなります。
炒める場合は、水気を切ってから、卵や野菜、ツナなどと合わせるとまとまりやすくなります。チヂミ風にする場合も、余分な水分が多いと焼きにくいため、先に水気を切ってから使うと扱いやすくなります。
次は表示時間・湯量・もみ洗いを先に確認する

そうめんがべちゃべちゃになる原因は、茹ですぎだけではありません。
お湯の量が少ない、差し水で湯温が下がる、もみ洗いが足りない、水切りが甘いなど、いくつかの小さな工程が重なって仕上がりに影響します。
次に茹でるときは、鍋に火をかける前に、袋の表示時間と必要なお湯の量を確認しておきましょう。茹で上がった後は流水でもみ洗いし、盛り付け前に水気を切るところまでを一連の流れにすると、ベタベタしたそうめんを防ぎやすくなります。
完璧な手順を覚えようとするより、薬味やつゆを先に用意し、茹で始めたら麺の状態を見られるようにしておくと、次回の失敗を減らしやすくなります。









