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カレーは常温で1日置いた方がおいしいは本当?

昔は「カレーは一晩寝かせた方が味が染みて美味しいのよ」なんて言われてきました。しかし、実際、その話は本当なのしょうか。
近年の研究によると、カレーは数時間でウェルシュ菌が増殖してしまい、食中毒症状を引き起こす危険性が高まることがわかっています。つまり、昔から言われてきた「カレーは1日置いた方が美味しい」という話は、危険な行為だったのです!
このように、カレーを保存する上で正しい知識がなければ、知らぬ間に危険な行為を働いているかもしれません。本記事では、カレーの保存におけるタブー行為をあらためて見ていきましょう。
カレーの保存における『4つのタブー』

カレーを保存する上で、どのような行為に気をつけるべきなのでしょうか。ここでは、カレーの保存でやってはいけないタブー行為を紹介します。
1.常温で放置する
カレーは「一晩置いた方が美味しい」と言われてきましたが、近年の研究により、この保存方法はウェルシュ菌を増殖させ、食中毒症状を引き起こす原因になると判明しました。
ある研究によると、ウェルシュ菌はカレーを3時間、常温で放置したタイミングから爆発的に増殖することがわかっています。特に夏場は、より短時間で増殖する恐れがあるので、常温で数時間放置することは避けてください。
2.大きな鍋ごと冷蔵庫に入れる
カレーを作るときは、大きめの鍋で調理する人が多いでしょう。その後、冷蔵庫に入れて保存する際、鍋ごと入れて保存し、翌日食べようと考える人も多くいます。
しかし、大きな鍋で冷蔵庫に入れてしまうと、冷めるまでに時間がかかり、その間にウェルシュ菌が増殖してしまうリスクが高まります。また、冷蔵庫内の他の食品がカレーの熱で傷む原因にもなるので、大きな鍋ごと冷蔵庫に入れる方法は推奨されません。
3.熱々のまま冷蔵庫・冷凍庫に入れる
カレーはなるべく早く冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存することが望ましいです。しかし、熱々のまま冷蔵庫や冷凍庫に入れてしまうと、カレーの熱が庫内に充満してしまい、他の食品を劣化させてしまいます。
冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存する際は、必ずある程度、粗熱をとってから入れてください。粗熱を取る方法は、後ほど紹介します。
4.保存したカレーを加熱せずに食べる
保存したカレーを翌日食べる際、加熱せずにそのまま食べていませんか。カレーはしっかり熱を通すことで、殺菌効果が期待できます。
加熱せずに食べてしまうと、菌がカレーの中に潜在している場合、食中毒を引き起こすリスクが高まります。危険なので、必ず加熱してから食べるようにしてください。
カレーの正しい保存方法と保存可能な日数は?

最後に、カレーの正しい保存方法と保存可能な日数を確認しましょう。
カレーの正しい保存方法
- 一食分ずつタッパーや保存袋に入れる
- ①を氷水などに浸けて急速に冷ます
- 冷めたらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存する
カレーを保存する際は、必ず一食分ずつ小分けにして保存します。
さらに、氷水などに浸けることで、常温放置せず急速にカレーを冷ますことができるので、安全に冷蔵庫内で保存することが可能です。
冷凍庫で保存する場合は、ジップロックなどの保存袋に入れて保存するとよいでしょう。
正しく保存したカレーはいつまで食べられるの?
上記の方法で正しく保存した場合、カレーはいつまで食べられるのでしょうか。
- 冷蔵保存した場合は3日以内に食べ切る
- 冷凍保存したカレーは約1ヶ月ほど日持ちする
どちらもあくまで目安です。食べる際は、加熱時に元のカレーと比較して異常がないか、見た目と匂い、そして最初の一口で確認してください。少しでも違和感があるときは、食べずに処分しましょう。
カレーは正しく保存して食中毒を未然に防ごう
カレーは正しい方法で保存しなければ、ウェルシュ菌増殖により食中毒症状を引き起こす恐れがあります。紹介した方法で安全に保存し、食べる際は必ず加熱し、殺菌した上で美味しくいただきましょう。









