堀江貴文『すごいトークン出るらしいじゃん』溝口勇児運営の仮想通貨“SANAE TOKEN”を猛アピール→高市首相「全く存じ上げません」の声明に急遽『名称変更』…ネットでは説明求める声続出「優秀な経営者がなぜこんなことになったのか説明を聞きたい」「関わった全員が事実関係を詳らかにすべき」

2月25日、ブロックチェーンの活用・運営を実施しているWeb3コミュニティ「NoBorder DAO」が、「SANAE TOKEN」という仮想通貨の一種を発行。実業家の溝口氏が仮想通貨「SANAE TOKEN」を動画内でアピールし、堀江氏なども同調しました。高市首相は関与を全面否定し、ネットで大炎上しています。

堀江貴文、溝口勇児運営の仮想通貨“SANAE TOKEN”を猛アピール→高市首相「全く存じ上げません」と全面否定

3月2日、高市首相はXで自身の名前が入った暗号資産(仮想通貨)「SANAE TOKEN」が発行・取引されていた事について言及。自身および事務所の関与を全面的に否定しました。

「名前のせいか、色々な誤解があるようですが…私は全く存じ上げません」「私の事務所側も、当該トークンがどのようなものなのかについて知らされておりません。」などの、関与を否定する文章を発信した。

3日、溝口勇児氏は「事実関係を確認している」と自身のXを更新。

翌4日には、溝口勇児氏が運営する「NoBorder」公式Xを通して「SANAE TOKENの名称を変更する」と発表。補償や事実関係の精査を約束した。

しかし、ネット上では炎上が続いており、溝口勇児氏含め「SANAE TOKENをPRした」として、堀江貴文氏や元青汁王子・三崎優太 氏などの著名人に飛び火しているようだ。

「SANAE TOKEN」とは?

「SANAE TOKEN」は、2月25日にブロックチェーンの活用・運営を実施しているWeb3コミュニティ「NoBorder DAO」が発行した仮想通貨の一種です。DAO推進の「Japan is Back」プロジェクトで意見を集める「ブロードリスニング」のインセンティブとして付与されるこのトークンです。

プロジェクト公式サイトの目標は、アプリ内に集まった”国民の声”を高市首相に届けて政策立案に役立てることのようで、既存ツールではインセンティブがなく、参加者に偏りが出ていました。その問題を解消すべく、DAO運営サイドは参加者の貢献量に見合ったトークンによるインセンティブの付与を採用しました。

同プロジェクトは実業家の溝口勇児氏(41)が旗振り役を担っており、DAOの母体となるYouTubeチャンネル「NoBorder」を手掛けています。溝口氏はビジネス系YouTubeチャンネル「REAL VALUE」の主催者で、格闘イベント「BreakingDown」のCOOとしても有名です。

プロジェクト公式サイトでは、政治的意図は持ち合わせてせおらず、トークンそのものは高市首相との連携や承認を得ていないことが注意喚起されていました。しかし、高市首相の名前やイラストを使用してのアピールは事実であり

「PR動画」でさらに炎上

2月25日公開の動画「REAL VALUE」の冒頭で、溝口氏はホリエモンこと堀江貴文氏(53)や、青汁王子こと三崎優太氏(36)など有名実業家に対して「SANAE TOKEN」をアピール。高市首相との関係性を、ちらつかせる発言がありました。

動画内で堀江氏は、『なんか、すげぇトークン出すらしいじゃん』と溝口氏に話題を振り、溝口氏はそれに同調して「NoBorderの「Japan is Back」ってプロジェクトからですね、「SANAE TOKEN」を発表します」と、明かしました。

出演者から内容を問われ、溝口氏は藤井聡教授(京都大学大学院)が中心となってNoBorderアプリコミュニティの意見を踏まえつつプロジェクトを進めてくれていることを説明し、アプリでは民意で新技術を集めて政策決定者に送り届ける「ブロードリスニング」に取り組んできたことを解説。

議論する中で、コミュニティ内で参加者拡大を目的としてインセンティブとしてトークンを付与できないかという声が上がり、民主的に選出されたリーダーの象徴である「サナエ」を冠にする流れとなったとしました。その結果として、「SANAE TOKEN」の発行に至ったとしています。

溝口氏の説明を受け、堀江氏は社会参加の設計にトークンを使用することは本来あるべき姿とし、お金儲けに傾いている傾向を指摘しました。そして、「単なる投機じゃなくて、社会実装に向かう動きっていうのは、意義があると思いますね。高市総理にも届くといいですね」とする意見を述べました。

溝口氏は自身が高市首相と比較的多くコミュニケーションを取る機会があり、「「REAL VALUE」クラブの会合にも来てくださいと、「REAL VALUE」クラブの集まりにも来てくださいって話はさせていただいてるんで」と明かしました。

スタジオからは、驚きの声が上がりました。三崎氏も驚きの声を上げて「REAL VALUE」クラブのメンバーと高市首相の写真撮影の可能性や、その際トークンの話題が出たときの驚きの声などにも期待を寄せるコメントを寄せました。

堀江氏は1年前では想像できなかった状況に進んでいる可能性を示唆し、「じゃあ、みんなで応援したいと思うんで。「SANAE TOKEN」および「Japan is Back」プロジェクトに、いってらっしゃい!」と力強く後押ししました。

この動画が、炎上に油を注ぐ結果となりました。

高市総理の全面否定後、溝口氏が謝罪→急遽『名称変更』へ

高市首相はXにて関与を否定した3時間後、溝口氏は3日の深夜にXを更新。「ちょっと待ってて。関係者と話してるから」と投稿後、続けて「あと、おれはどうすればいいか、詳しい人たち参考までに教えて」と、戸惑いつつ呼びかけていました。

同日午前5時すぎに溝口氏は再度Xを更新し、意見を寄せた人に対して感謝し、「おれたちの至らないところがわかってきました。もう少し整理した後にご報告します」と投稿。「SANAE TOKEN」の設計・発行・運営業務を一任していた「株式会社neu」代表者が騒動を謝罪する投稿をリポストしました。その後、「REAL VALUE」アップロードされていた当該動画の内容を一部を削除。現在は「SANAE TOKEN」の紹介箇所が視聴出来ない状況です。

翌4日、溝口勇児氏が運営する政治系YouTubeチャンネル「NoBorder」公式Xアカウントで、「名称を変更する」と発表。今後、所有者への補償や、事実関係を精査するために検証委員会も設置する予定のようだ。

番組に出演した堀江氏、三崎氏、藤井教授は、現在も沈黙を貫いています。

ネット上では、関係者としても説明を求める声や、落胆の声が上がっていました。

このニュースに寄せられたネットの声

  • 「優秀な経営者がなぜこんなことになったのか説明を聞きたい」
  • 「関わった全員が事実関係を詳らかにすべき」
  • 「被害が出る前でよかった」
  • 「まず名前がマズいと思わなかったのか不思議」
  • 「ちゃんと裏も取れてない状態で見切り発車した感じ」

溝口氏を始めとする、関わりを持った人達に対して「事実説明」を求める声や、高市首相への「裏どり」をしていなかったことを指摘する声などが上がっていました。

首相まで巻き込んだ今回の仮想通貨騒動。堀江氏が発言したとおり「すごいトークン」になった事は間違いないようだ。

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