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冗談でいった言葉が相手の心を深く傷つけていることも…

同僚や友人、家族と会話している中で、その会話を盛り上げようと話を誇張してみたり、時には冗談を交えたりする人は少なくありません。小さな誇張表現や周りがみんなで明るく笑える嘘であれば、それは「良い嘘」「良い冗談」に該当するでしょう。
しかし、何気なく発言した冗談や嘘が、その場にいる人を1人でも傷つけたり、不快にさせたり、あるいは周りをドン引きさせてしまうような内容では、その場の空気も白けてしまいます。
その後の人間関係にも悪影響を及ぼし、発言した人の評価も著しく下がる恐れがあるので、嘘や冗談はリスクがあることを考慮した上で、適切な使い方をしましょう。
言ってはいけない『嘘』5選

基本的に嘘はつかない方が身のためです。周りに迷惑をかけたり不快な思いをさせたりしないためでもありますが、自分自身のためでもあります。ここでは、どのような嘘をつくべきではないのか、具体的に事例をみていきましょう。
1.責任転嫁するための嘘
仕事において、自分のミスで失敗してしまった出来事に対し、嘘をついて他人に責任をなすりつけるような発言はしていませんか。プロジェクトに関わる他者の発言を自分に都合がいいように改悪し、上司に伝えることで、自分のミスを他人になすり付ける人は意外に少なくありません。
しかし、このような嘘は責任転嫁された側だけでなく、周りの人から見ても「信用ならない人」「性格が悪い」といった印象を受けます。また、嘘がバレたとき、社会的評価が著しく落ちる危険もあるので絶対にやめましょう。
2.相手や他人を貶めるための嘘
自分の気に入らない人の評価を落とすため、あることないことを吹聴して回る人がいます。噂話が好きな人や悪口を言うことが習慣化している人などによく見られますが、相手や他人を貶める嘘は、結果的に自分を貶めることになります。
相手を深く傷つけてしまうだけでなく、そこから自分の信用や信頼も失い、その姿を見ていた周りの人からの評価も下がってしまうでしょう。
3.自分を良く見せるための嘘
周りに自分を良く見せようとするために、嘘をついて自分の印象を誇張する人も珍しくありません。人は誰しもが好印象を与えたいと思うものです。
しかし、それゆえに自分の話を誇張しすぎたり、明らかに偽りだとわかる話をしてしまうと、「この人は見栄っ張りだな」「あまり信用ならないな」とかえって悪い印象を与えてしまいます。
4.信頼関係を壊すような嘘
以下のような信頼関係を壊すような嘘は、相手のことをひどく傷つけてしまうだけでなく、取り戻せないほど信用を失いかねません。
- 浮気を隠すための嘘
- ドタキャンするための嘘
- 借りたお金を返したくないがためにつく嘘
上記は一例ですが、どれも自分可愛さに身を守るための嘘です。その場凌ぎできたとしても、長くは嘘で隠し通すことはできません。その場で怒られたとしても、始めから真摯に事情を説明し、謝罪した方が誠意は伝わります。
5.生死に関わるような嘘
SNS上であるユーザーがエイプリールフールに「このアカウントの所有者は亡くなりました」という内容を投稿し、それが嘘だと判明して大炎上——このように、生死に関わるような嘘は、多くの人の心を傷つけたり、良心を利用されたと印象を受けたりするため、信用を地の底まで落としてしまいます。
他にも、冗談で発した「死ねよ」「殺すぞ」などの攻撃的な嘘は、発言した本人にとって冗談だとしても、言われた側はひどく心を痛めますし、冗談だと理解していても不愉快です。
一度の発言で今まで築いてきた人間関係が崩壊してしまうことも珍しくないので、生死に関わるような嘘は絶対にやめましょう。
他にもある!相手を傷つけているダメな会話

嘘でなくとも、以下のような言葉を周囲の人に投げかけていると、周りを不愉快にさせ、心を傷つけ、最後には距離を取られてしまいます。
- 相手の人格や価値観を真っ向から否定する言葉
- 「バカ」「ウザい」などの冗談混じりの暴言
- 外見や容姿をいじる会話
- 差別的思考や偏見による発言
- 相手の状況に配慮せずデリカシーのない発言
特に、相手の状況に配慮しないデリカシーのない発言は、本人に全く悪意がないケースが大半なので、知らぬ間にやりがちです。「この発言は、相手を傷つけないだろうか」「不愉快にさせないだろうか」など、さまざまなシチュエーションや状況を考慮して、言葉選びは慎重に行いましょう。
発言前に相手が傷ついたり不快に感じないかを想像して
会話が弾んでいると、つい相手への配慮が欠けてしまい、うっかり失言してしまうケースは珍しくありません。会話の相手を傷つけたり不快な思いをさせないためにも、発言する前に一呼吸入れて、「この発言は大丈夫かな?」と考える習慣を身につけましょう。









