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意外と知らない?神社におけるタブー行為

神社は神々がお祀りされている神聖な場所です。私たち日本人にとって身近な存在でもあり、また時には力になってくれる神様が住む心の拠り所でもあります。
そんな神聖な場所である神社では、「やってはいけない」とされるタブー行為が複数存在します。しかし、意外に日本で暮らしている人でも「これもダメだったの?」とあまり知られていないことも多い印象です。
本記事では、神社でやってはいけない基本のタブー行為を確認し、改めて神社へ参拝する際の正しいマナーを把握していきましょう。
神社でやってはいけない『8つのタブー』

神社でやってはいけないタブーは以下の通りです。
1.サングラスや帽子を被ったまま鳥居をくぐる
神社へ参拝する行為は、神社に住む神様に挨拶する行為と同義です。したがって、サングラスや帽子を被ったまま鳥居をくぐると、サングラスや帽子を被ったまま他人の家に入っているようなもの。失礼にあたる行為なので、必ずサングラスや帽子を取り、一礼してから鳥居をくぐりましょう。
2.動物柄や毛皮の衣類を身につけて参拝する
神道では殺生を禁じているため、殺生を彷彿とさせるような装いはタブーとされています。
- アニマル柄の衣類やバッグ
- ファーがついた洋服やアクセサリー
- 動物革を使ったバッグや靴
以上のように動物の殺生を思わせるような衣類や服飾雑貨は控え、動物に関連しない衣類を身につけましょう。
3.参道の中央を歩く
参道は、私たち参拝者だけでなく、その神社に住む神様が外の世界と本殿を行き来するために使用する道でもあります。
神様は通常、参道の真ん中を歩いて通行するため、参拝者が参道の中央を歩いていると、神様の通行の妨げになってしまうのでNGです。必ず参道の端を歩くよう心がけてください。
混雑していてどうしても中央を歩かなければならないときは、心の中で「中央を歩くことをお許しください」「失礼致します」と神様に挨拶をしながら通りましょう。
4.境内の石や神木の枝を持ち帰る
神社の境内にあるものは、すべて神様の力が宿っている神様の所有物です。石ころや神木の枝なども神様の所有物のうちに入るので、境内にあるすべてのものを持ち帰る行為は、神様の所有物を窃盗する行為に該当します。
小さなお子様を連れて参拝する場合は、珍しい石ころや木の枝などを持ち帰ってしまうことがあるので、親御さんは「持ち帰ったらダメだよ」とお子様に注意を促し、誤って持ち帰らないように気をつけましょう。
5.本殿を正面から撮影する
神社という神聖な雰囲気を写真や動画に収めたい……スマホカメラが普及した現代では、そのように考える人も多いでしょう。しかし、基本的には神社での撮影はあまり好ましい行為ではありません。なぜならば、神社の境内は神様の居住地内だからです。
特に、本殿を正面から撮影してしまうと、本殿の中に鎮座している神様のご尊像が写り込んでしまう危険があります。神様のご尊像を撮影する行為は、神様に対して無礼な行為にあたります。したがって、本殿を正面から撮影することは控えてください。
6.穢れの状態で参拝する
以下のような「穢れ」と言われる状態で参拝することも控えるべきと考えられています。
- 喪中
- 生理中
- 出産直後(1ヶ月以内)
穢れの状態で参拝してしまうと、神聖な神社に穢れを持ち込むことになり、神様に対して失礼にあたると考えられているからです。ただし、現代では体に負担のない状態であれば参拝しても問題ないという考えも浸透しています。
7.生モノを持ち込む
買い物の帰りに神社に立ち寄ってお参りして帰ろう——そう考えて神社に立ち寄る人も多いでしょう。しかし、その買い物袋の中に生モノは入っていませんか。殺生を彷彿とさせる生肉や生魚は、聖域である神社に持ち込んではいけません。
また、犬や猫などのペットを神社に連れて行く行為も基本的には禁止されています。「禁止」の看板がなくとも、犬を連れている場合は散歩の途中で立ち寄るなどの行為をお控えください。
8.お賽銭を上から投げ入れる
参拝した際は、賽銭箱にお賽銭を納めて神様に挨拶する流れが一般的です。しかし、お賽銭を入れるときは、上から投げ入れるのではなく、下からそっと差し出すようにお金を入れてください。
賽銭箱の奥の本殿内には、神様が鎮座しています。お賽銭を上から投げると、神様が「お賽銭を投げつけられた」と感じる恐れがあり、非常に失礼な行為です。賽銭箱が少し離れた場所にある神社でも、なるべく下から掬い投げるように、できる限り静かな動作でお賽銭を納めましょう。
神社は正しい知識とマナーを持って参拝を

いかがでしたか。神社は神様が住まう神聖な場所です。間違った知識で参拝するのではなく、正しい知識を身につけて、神様に失礼がないように参拝しましょう。









