会社の忘年会でやってはいけない『7つの行動』 放すべきではないタブーな話題も

毎年12月に入ると会社で忘年会が開かれるところも少なくありません。本記事では、会社の忘年会でやってはいけないタブー行動をまとめました。「今日は無礼講だ!」と言われても、最低限のマナーや礼節を守らなければ、今後仕事上の関係に悪影響を及ぼす恐れもあるので気をつけましょう。

無礼講だとしても…会社の忘年会での行動に注意して

毎年12月になると、勤めている勤務先で忘年会が開かれる会社も多いでしょう。最近では“飲みニケーション”が減ってきていると言われていますが、それでも1年の労いや感謝を込めた忘年会は例年行っているというところが大半です。

飲みの席は無礼講だと言われることも多く、忘年会に関しては特にその風潮が強い印象ですが、だからと言って最低限の配慮や礼節を欠く行為はいけません。

今後、仕事上の関係に悪影響を及ぼしたり、仕事での評価に関わったりすることもあるので、羽目を外しすぎたり最低限の礼儀を忘れたりしないように注意しましょう。

会社の忘年会でやってはいけない『7つの行動』

会社の忘年会は「無礼講だ」と言われても、以下のような行動は場の雰囲気を壊したり、職場の同僚からの評価が下がってしまいます。早速、会社の忘年会でやってはいけないタブー行為を見ていきましょう。

1.無断で遅刻する

仕事やその他の用事などでどうしても開始時刻に間に合わない場合、連絡せずに無断で遅刻するのはタブーです。連絡がなければ参加するのかしないのかもわからず、忘年会の参加者や幹事に迷惑をかけてしまいます。

どうしても時刻に間に合わないようであれば、事前に「〜の用事で◯分ほど遅れます」というように連絡を入れておきましょう。

2.新人や部下が上座に座る

仕事に関わる飲みの席では、上座と下座があります。上座には上司が座り、下座には部下や新人が座り、注文したり運ばれてきた料理を受け取ったりするのが日本では基本のビジネスマナーです。

上座とは、出入り口から最も遠い奥まった席を指し、下座は出入り口に最も近い場所を指します。したがって、新人や部下が「先に奥行っちゃいますね」と上座に座ってしまうと、「ビジネスマナーがなっていないな」と思われてしまうでしょう。

3.お酒を強要する

昔は「もっと酒を飲め!」なんて上司や先輩から強くアルコールを勧められた経験がある人も多いでしょう。しかし、今はこの行為を「アルコールハラスメント」と言い、ハラスメント行為に該当します。

人によってお酒の許容量は大きく異なりますし、お酒を飲むことが好きじゃない人も当然います。このような人にお酒を強要してしまうと、体調を崩したり不快感を抱かれたり、最悪の場合、体調が悪化して救急車に運ばれる事態になることもあるので、お酒の強要は絶対にやめましょう。

4.過度な飲酒で記憶がなくなるほど泥酔する

その場の雰囲気に呑まれて、自分の許容量以上のお酒を浴びるように飲んでしまう行為は厳禁です。過度な飲酒で記憶がなくなるほど泥酔してしまうと、自力で家に帰れなくなったり、店内や店外で嘔吐してしまったりと周りの人たちに多大な迷惑をかけてしまいます。

また、記憶がない中では理性も働かないので、知らぬ間に上司や同僚に失礼な発言をしてしまい、次に会ったときに気まずい空気が流れた……という失敗談も少なくありません。

5.基本的な礼節を欠いた言動や態度

「無礼講」と上司に言われたからと、羽目を外しすぎて基本的な礼節を欠いた言動をしたり、あまりにも無礼な態度を取ったりするのは絶対にいけません。あまりにも無礼な行動は、職場での評価や印象を下げてしまいます。

仕事の飲みの場での「無礼講」とは、普段よりも少しだけフランクに接する程度だと心得ておきましょう。

6.一言声をかけずに勝手に写真を撮る

最近では、スマホとSNSが普及したことにより、写真を以前よりも気軽に撮影したり、動画を回したり、その様子をSNSにアップロードしたりする人が増えています。

しかし、全ての人が写真や動画を撮られたいわけではありません。中には「突然撮られるのは嫌」「勝手に許可もなく撮られたくない」と考える人も多数います。

仕事の忘年会で一言も声をかけずに勝手に写真を撮ると、その場にいる人たちを不快にさせてしまったり、「基本的なマナーがなっていない」と印象が下がってしまう恐れもあるでしょう。

7.お開きになった後に上司や幹事にお礼を伝えない

忘年会がお開きになった後は、日頃お世話になっている上司や忘年会を主催してくれた幹事の方にお礼を必ず伝えてください。

お開きになった後、一言もお礼を伝えずに帰ってしまうと、「せっかく忘年会を準備したのに」「お礼の1つもないの?」と不満を抱かれてしまうこともあります。

何より日頃お世話になっている方や、自分たちのために数週間〜数ヶ月前から忘年会の計画を立ててくれていた幹事の方へ感謝の気持ちを抱くことはごく自然なことでしょう。

話すべきではなタブーな話題に要注意!

忘年会の場では、世代や性別、育ってきた環境、ライフスタイルなど、各々人生観が異なる人たちが集まっています。そのため、プレイベートに踏み込みすぎる話題や場の雰囲気を壊すような話題は避けるべきです。

  • 職場の人の愚痴や悪口
  • お金に関する話題
  • 結婚や恋人など恋愛に関わる話題
  • 容姿をいじるような冗談
  • 特定の性別や世代に対する偏見
  • 政治や宗教にまつわる話題
  • 自慢話や昔の武勇伝

上記のような話題は、「どうしてそんなことを聞かれなくちゃいけないの?」「聞いていて疲れるな……」と周囲を不快にさせてしまいます。

何気ない最近起こった楽しい話題や最近流行りのもの、周囲の同僚の尊敬できる部分を褒めるなど、場が盛り上がったり明るくなるような話題を提供しましょう。

会社の忘年会では振る舞いや話題に気を配りながら楽しもう

会社の忘年会では、無礼講だと言われても振る舞いや話題に気を配ることが大切です。今回紹介したタブー行為には十分気をつけて、基本的な礼儀やマナーを忘れずに明るい話題で楽しみましょう。

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