忘年会で上司がやりがちな『パワハラ行動』5選 気付かないうちにやっていませんか?

年末が近づいてくると、忘年会を開催する会社が多くなります。お酒が入る席なので、注意しなければならないことが非常に多い傾向。特に上司の立場だからこそ配慮しなければならない点に欠いた行動や言動が続くと、部下や後輩からパワハラと認定されてしまうかもしれません。忘年会におけるパワハラになる行動をまとめました。

部下や後輩との忘年会!もしかしてパワハラしてるかも…

忘年会はお酒が入るので、テンションが上がりやすいものです。そこで注意したいのが、後輩や部下など、年下や立場が下の人に対する態度や言動になります。部下が増え、注意してくれる存在が少なくなってくると、つい気持ちが大きくなりがち。もしかすると、無意識のうちにパワハラ行動を取っているかもしれません。

忘年会で上司がやりがちな『パワハラ行動』5選

忘年会で上司がやりがちなパワハラ行動は、以下のものがあります。

1.説教や武勇伝を話し始める

お酒の席でやってしまいがちなのは、説教の開始や武勇伝を語ることです。

  • 普段相手ができていないところを執拗に指摘し、自分がいかに相手に手を焼いているか周囲に力説
  • 相手がいかに不出来か、直接本人にネチネチ話す
  • 自分がいかにすごい時代を生き抜いてきたか、武勇伝を話すなど

お酒が絡んでする説教は、ダラダラと長くなりやすい傾向。なんの話をしているのかわからないと思われることも多く、めんどくさい上司と認識されるきっかけになります。

2.相手の性格や人格を否定

忘年会で気持ちが大きくなり、言い返してこないであろう後輩や部下に対し、性格や人格を否定するようなことを言うのはNG。

  • 相手の性格を指摘し「だからダメ」など、ダメ出しや否定的なことを言う
  • 相手の人格を否定し、自信を失わせる

日頃からこういった言動が目立っている場合、人格の否定などの発言を録音されてしまい、とんでもない事態を招く可能性があります。自分が蒔いた種である以上、責任を問われる可能性の否めません。

3.飲酒や参加の強制

忘年会の参加は、強制ではありません。お酒を飲みつつコミュニケーションを取る、いわゆる飲みにケーションは既に古いとされています。そのため、忘年会の参加を強制するとパワハラと思われるかも。

また、会に参加した人に飲酒を強制するのもNG。「上司が用意した酒が飲めないのか!」などの脅し文句で相手に飲酒を強制した場合、お酒に弱い人はすぐ酔ってしまいます。

4.お酌の強要

お酒の席で起きやすいのが、お酌の強要。上司のお酒のグラスが空いていると、お酌をしなければならないというルールはありません。もう飲めないからグラスを空にしている可能性もあるので、お酌をしないことはマナー違反にはならないのです。

5.勝手にお酒を追加注文する

お酒を飲める量には、個人差が出ます。そのため、お酒のグラスが空いてからといって勝手に人のお酒を追加注文するのはやめましょう。どんどん酒を飲めと上司から言われていると感じやすく、パワハラと思われやすい行動です。

忘年会の席で注意すべきこと

忘年会で気を付けるべきことは、以下の点です。

  • 後輩に対してマウントと取られる行動た言動は慎む…人格否定や酒の強要
  • 自分で飲むお酒は自分でグラスに注ぐ
  • 飲みすぎない…泥酔すると周囲に迷惑をかける
  • 参加の強要は避ける

忘年会は、お酒が入るので気持ちが大きくなりなりがちです。その点をしっかりと把握し、若い人に対しても節度ある行動や言動を取りましょう。

まとめ

忘年会は、幅広い年齢層の人が参加します。そのため、後輩や部下に対する行動や言動には注意しなければなりません。楽しい会にするためにも、パワハラと思われる行動や言動は避けましょう。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る