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家庭菜園に挑戦!自分の難易度に合った野菜選びを

家庭菜園は、家計にも優しい主婦に人気の高い趣味の1つです。近年はさまざまな商品の物価が高騰していることもあり、家庭菜園を始める人が増えています。
しかし、家庭菜園を始めるとき、「私はどんな野菜を育てられるのだろう」と悩んだことはありませんか。ただ育てたい、食べたい野菜を選んでしまうと、想像以上に難しく、結局育たなかった……という経験を持つ人も少なくないでしょう。
家庭菜園を始めるときは、自分に合った難易度の野菜を選ぶことが大切です。まずは初心者でも育てやすい野菜を選び、野菜の育て方の基本や楽しさをるところから始めてください。
家庭菜園での難易度が高い『野菜』5選

ここで紹介する野菜は、家庭菜園で扱われる野菜の中でも難易度が高いと言われている野菜たちです。なぜ失敗しやすいのか、その原因も併せて解説します。
1.大玉トマト
ミニトマトは家庭菜園で育てやすいと言われていますが、大玉になると難易度が一気に上がります。
トマトは完熟させるまでの期間が長く、なおかつ開花させて身を実らせてから、果実を太らせる必要があります。さらに、大玉になると必要な養分が多いため、この過程を踏むための負担が大きく、失敗しやすいのです。
2.スイカ
スイカは湿気に弱く、つる割病などの病気になりやすいため、家庭菜園で育てるには難易度が高いと言われています。また、根が広く張る野菜なので、栽培するには広いスペースが必要です。
収穫まで至ったとしても、食べてみると甘さがなく、スイカとしての美味しさを感じられなかった……という意見も多く、家庭で栽培するにはさまざまな試練を乗り越える必要があります。
3.とうもろこし
とうもろこしは、そもそも受粉に成功させる段階が難しいため、実がなっても中身がスカスカで食べられる部分が少ないという失敗が起きやすい野菜です。
10〜20本ほどの株を植えることで受粉率を上げることができますが、これだけの本数のとうもろこし株を植えるには、広いスペースが必要になります。そのため、一般家庭でとうもろこしを育てるのは難易度が高いと言えるでしょう。
4.キャベツ
キャベツを家庭菜園で育てるのが難しいと言われている理由は、害虫に食われてしまうケースが多いからです。アブラムシやコナガ、ダイコンハムシなど、さまざまな害虫に狙われるので、せっかく育てても穴だらけになってしまうことも珍しくありません。
他にも温度管理や水やり管理、日照時間の確保や病気の管理など、配慮すべき点が多い野菜なので、初心者には難易度が高い野菜です。
5.ナス
ナスは家庭菜園でも育てられていることの多い野菜という印象がありますが、実はさまざまなことに注意しなければいけないため、初心者向きではありません。
害虫によって食べられてしまったり、水管理や温度・日照時間の管理、さらに肥料の与え方や連作障害という多くのリスクをかはらんでいるため、家庭菜園に多くの時間や労力、気力を向けられる人向けの野菜と言えます。
家庭菜園初心者が最初に育てるべき野菜とは

では、家庭菜園をこれから始めたいという初心者の方には、どのような野菜が向いているのでしょうか。
- ミニトマト
- シソ
- パセリ
- ピーマン
上記の野菜は、比較的簡単に、あるいは放っておいても勝手に育ってくれるような野菜です。シソやパセリは水やりをすれば育ってくれるので、まずはこうした薬味系の野菜を育ててみると始めやすいでしょう。
ミニトマトやピーマンも小学校で育てた経験がある人も多いはず。まずは上記のような比較的簡単な野菜から始めて、栽培に慣れてきたら徐々に難易度の高い野菜に挑戦してみましょう。
家庭菜園を始めるなら最初に難易度の低い野菜を選ぼう

家庭菜園を始めるなら、最初は自分の難易度に合った野菜を選ぶのがポイントです。まずは家庭菜園の基本的なやり方や楽しみ方を覚えつつ、慣れてきたら徐々に難易度の高い野菜に挑戦してみてくださいね!









