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換気扇を『24時間つけっぱなしにする』のは良いの?悪いの?

換気扇が設置されている場所は、基本的に以下の場所が挙げられます。
- 台所
- お風呂場
- トイレ
それぞれ換気扇をうまく活用すると、多くのメリットが得られます。そこで気になるのが、24時間換気扇をつけっぱなしにすると、どのようなことが起きるかという点です。
24時間換気扇をつけっぱなしにすることは、決して悪いことではありません。しかし、メリットとデメリットには、目を通しておくべきです。
換気扇を『24時間つけっぱなしにする』メリット・デメリット

換気扇を24時間つけっぱなしにするメリットとデメリットは、以下のものがあります。
メリット
換気扇を24時間つけっぱなしにするメリットは、以下の通りです。
- 室内にこもりがちな、部屋独特のニオイを除去できる
- 除湿できるので、カビの発生確率を下げられる
- 風邪などの、空気感染するウイルスの除去に活用できる
- 適度に外の空気を取り入れ、室内の二酸化炭素を除去することで、集中力が上がりやすく作業効率が落ちにくい
- 木造建築の場合、白アリ発生リスクを抑える効果にも期待
24時間換気していることで、さまざまなメリットが得られやすいです。部屋の中にこもる独特のニオイは、自分や家族は気づきにくいもの。急な来客などがあった場合、外部の人はニオイが気になる可能性もあります。こういったときも、24時間換気しておけばニオイが軽減できますよ。
特に冬場はカビの発生やウイルスの繁殖が気になる時期なので、継続した換気は人体へのメリットも多いです。
デメリット
24時間換気扇をつけっぱなしにするデメリットは、以下のものがあります。
- 換気扇の掃除頻度が上がる
- 掃除をサボった場合、故障リスクが上がる
- 電気代がかかる
- 換気扇そのものの寿命が縮まりやすい
- 運転中の音が気になりやすいなど
換気扇を継続使用していると、汚れが蓄積しやすいので掃除頻度が自然と上がります。その手間を惜しまず掃除すれば、故障リスクを抑えつつ継続使用可能です。しかし、ずっとつけっぱなしにするすると平均寿命が短くなりやすく、電気代がかかります。その点には十分注意してください。
換気扇を『24時間つけっぱなしにする』とかかる電気代

換気扇を24時間つけっぱなしにした場合にかかる電気代の目安は、以下の通りです。
- トイレ…約1円
- お風呂場…約3円
- 台所(弱運転の場合)…約10円
それほど高い電気代が発生するわけではないので、特にニオイがこもるトイレはつけっぱなしにしておくほうがメリットが多い可能性が高いといえます。お風呂場も湿気がこもりやすい場所なので、効率よく湿度を除去しカビの発生を抑えるためにも、換気扇を有効に使いたい場所です。
まとめ
換気扇を24時間換気扇をつけっぱなしにすると、メリットとデメリットが発生します。家庭内環境などを加味して、どこの換気扇をどのように利用するか検討し、うまく活用しましょう。









