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子どもにスマホ、何歳から与えるべき?

子どもがスマホを持ち始める年齢は、徐々に若年化しています。
- 小学校入学前(6歳未満)…親が共働きで、親の中古スマホを使って祖父母の家などで過ごす子に多く見られる
- 小学校入学直後(7歳~)…親が共働きだったり子どもが塾や習い事で忙しく、送迎依頼や現在地を親に知らせる為所持
- 中学校入学後(13歳~)…子どもが部活を始めるなど、外での活動が活発になる時期
高校生までにスマホを持つ子どもが圧倒的に多く、その分子どもがSNSなどでトラブルに巻きこまれることも多いです。子どもにスマホを持たせる前に、どのようなルールを決めておくべきなのでしょうか。
子どもへの『スマホ』 決めておきたいルール

子どもにスマホを持たせる前に決めておくべきルールは、以下のものがあります。
1.スマホを使っていい場所を確認する
スマホは、どんな場所でも使ってよいものではありません。しかし、子どもはスマホに熱中しやすい面を持っています。そのため、事前にスマホを使うべきではない場面を共有し、挙げた場面での使用は避けることを約束しておくことが重要です。
- 基本的にスマホの利用が禁止されている場所…映画館など
- お葬式やお通夜
- 人が話しているとき
- 食事中
- 歩いているときなど
使用すべきではない場面でのスマホ利用が習慣化すると、結果として子ども自身の身を追い詰め、場合によっては身を滅ぼし事態を招きやすくなります。
2.SNSや動画視聴の制限
大人でも依存してしまいやすいのが、SNSや動画視聴です。子どもは大人よりもはまりやすく、一度深くはまってしまうと抜け出すのにかなり長い時間がかかります。
- SNSの利用に関する約束…時間制限や年齢制限を設ける
- 動画視聴…スマホではなくテレビなどでの視聴を約束するなど
子どもが触れるにはまだ早いアダルトコンテンツなども、SNSや動画再生サイトなどには紛れ込んでいます。犯罪に巻き込まれないためにも、SNSや動画との付き合い方を事前に決めておくことは重要です。
3.スマホの利用時間
子どもがどっぷりスマホにはまってしまうと、時間制限を後付けて設けても約束を守ることは少ないです。そのため、事前にスマホの利用時間制限を設けておくのがよいでしょう。
- 夜21時まで
- お風呂に入る前までなど
事前に約束を設けておくことで、子どもも負担なくスマホを手放すことが習慣化しやすく、犯罪に巻き込まれる可能性も低くなりますよ。
4.課金や投げ銭の禁止
子どもによるスマホ関連のトラブルの中でも、課金や投げ銭は深刻なものが多いです。
- ゲーム課金
- 動画配信者への投げ銭など
子どもはお金の価値を正しく認識していないことが多く、ゲーム課金などをしていてもお金を支払っている感覚になりづらいため、気付いたら子どもがゲームや投げ銭に10万円単位の多額のお金を使っていたというケースも少なくありません。
何歳からスマホを与えるべき?

子どもにスマホを持たせるのは、子ども自身がある程度善悪を理解でき、自制できる精神年齢であることがひとつの条件となります。
中学に上がるタイミングでスマホを買い与える家庭が多いので、12~13歳の年齢になるときに進学などの節目としてよく話をし、スマホを子どもに渡すか検討してみてください。
まとめ
子どもがスマホを持つ年齢は、徐々に若年化している傾向があります。各家庭で話し合い、子どもとのスマホのルールを設け、それを守ること前提で子どもにスマホを与えるか念頭してみてください。









