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野菜室に入れるべきではない野菜があるって本当?その理由とは

野菜室に入れるべきではない野菜は、野菜室の温度があっていないものが該当します。野菜室の温度は3~8度に設定できますが、野菜の種類によってはこの温度帯が適していないものがあるのです。
どういった野菜が、野菜室での保存に向いていないのでしょうか。
『野菜室に入れるべきではない野菜』4選

野菜室での保存に不向きな野菜は、以下のものがあります。
1.もやし
もやしを野菜室の温度で保存すると、温度が高すぎるためすぐに傷みます。もやしは低温状態での保存が望ましく、冷蔵室での保存が基本です。少し寒い場所だったらいいのでは?と思って野菜室に入れておくと、思いのほか早く傷んでしまい、食べられなくなってしまう可能性が高いです。
2.芋類
芋類は、基本的に常温保存可能です。
- じゃがいも
- さつまいも
- 里芋
- 長芋
上記の家庭で扱う機会が多い芋類は、常温で管理できます。しかし、真夏で室温が高温になる場合や、直射日光が当たる場所での保存はNGです。真夏の期間は、野菜室で保存しましょう。
3.葉物野菜
葉物野菜は、基本的に冷蔵保存が向いています。
- キャベツ
- 白菜
- ほうれん草
- 小松菜
- ニラなど
葉物野菜は乾燥に弱いので、冷蔵保存する際は保存方法に注意しましょう。適切な温度帯で管理することで、より長く美味しい状態を保ちやすくなります。
4.根菜類
根菜類は、基本的に常温での保存に向いています。
- にんじん
- 大根
- 玉ねぎ
- ごぼうなど
泥付きで切っていないものが対象なので、水に触れたり既に切り分けているものは冷蔵庫で保存してください。
そのほかにも、かぼちゃやアボカドなど常温での追熟が必要な野菜は、野菜室で保存せず適度に追熟させて食べるのがおすすめです。
すでに食べごろになっている野菜に関しては、野菜室や冷蔵室での保存がおすすめです。他の野菜類に影響する追熟を促す成分が出るものに関しては、袋に入れるなどして保存すると、他の野菜に影響を与えないので安心して保存できますよ。
野菜室に入れるべきではない野菜の正しい保存方法

野菜室に入れるべきではない野菜の保存方法は、以下の通りです。
- もやし…袋に爪楊枝などで数か所空気の通り穴を作って保存・もやしを容器に出して水に浸して保存
- 根菜…風通しの良い冷暗所での保存
- 葉物…新聞紙でくるみビニール袋に入れて保湿して冷蔵保存
- 玉ねぎやじゃがいもなど…専用の袋に入れて常温保存など
根菜を保存する場合は、土付きのものを新聞紙にくるんで保存しましょう。どの野菜にもいえるのは、直射日光や高温多湿の環境での保存は不向きという点です。野菜を常温で保存する場合は、電気や日光を避け、乾燥などに注意して一定の温度の場所で保存してください。
まとめ
野菜には、さまざまな種類があります。そのため、その種類に応じた環境での保存が必須です。野菜の特性などを適切に把握し、美味しい状態をより長く保てる場所で野菜を保存しましょう。









