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開封後の缶詰、いつまでに食材を使い切るべき?
缶詰の食材、一度開封したらいつまでに使い切るべきか悩みますよね。未開封のままだとかなり保存期間が長いものの、一度開封したら2~3日の間に使い切るのがよいでしょう。オイル漬けなどは、オイルを捨てずに一緒に保存しておくと、食材の乾燥などを防げます。
開けた缶詰、そのまま保存して大丈夫?
開封後の缶詰は、缶詰めに食材を入れたまま保存し続けるのは基本的にNGです。なぜ避けるべきなのかを、解説します。
金属が溶け、食材に混入して金属の臭いが食材に移る可能性
缶詰は、空気に触れることで金属が酸化し劣化し始めます。酸化した金属は徐々に食材に溶け込むため、食材に金属独特の匂いが移る可能性があります。
金属っぽい香りがついた食材を調理に使用すると、香りに違和感のある仕上がりになるため、箸が進みにくくなるかもしれません。調理した人であればニオイの原因がわかっていますが、家族に食べさせる場合は要注意!普段料理からしないニオイなので、警戒して料理に箸をつけないままになるかもしれません。
食材に缶詰の成分が溶けて混入する恐れがある
缶詰めの金属が食材に溶け込むと、金属の成分も食材に染み出てしまうことになります。缶詰に含まれているスズが体内に侵入することになるので、あまりよい事とは言えません。しかし、少量のスズであれば、特別なことはせずとも体外に排出されます。
残った食材を缶に入れたまま保存すると、体に負荷をかけるスズが溶けだしてしまうということだけはしっかりと念頭に置いて、正しい保存方法を実践しましょう。
開封後の缶詰食材の正しい保存方法
缶詰を開封した後は、以下のような保存方法を実践してください。
- 別のお皿やタッパーなどに、缶詰の中身を全て移す
- お皿などにラップをかけ、乾燥を防ぎつつ冷蔵庫で保存
缶詰のまま保存するのは、基本的にどのような職座であってもNGです。一度開封したものは空気に触れて酸化し、缶の内側が劣化し始めます。また、空気中の細菌も食材に付着するため、劣化が早まる傾向。常温放置しておくと、特に夏場はあっという間に腐ってしまいます。
それを防ぐためにも、缶詰の中身が残ったら別の容器に移すことをおすすめします。冷蔵保存が基本で、庫内に入れる前には必ずラップをかけてください。ラップをかけることによって、乾燥と腐敗を防ぎやすくなります。また、庫内に缶詰の中身の匂いが広まるのを防ぎやすくなるので、保存時にはラップ必須です。
まとめ
缶詰開封後、食材が余ったら缶詰の中に食材を入れっぱなしにして保存するのはNG!保存する際はお皿に食材をだし、ラップをかけて冷蔵庫で保存しましょう。