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『要領がいい人』と『悪い人』の違いとは?
仕事や家事など、人は毎日こなすべきことに取り組んでいます。同じ内容をこなす際、できるだけ短時間で要領よくこなせば、自分の時間が出来たりほかのことに取り組めますよね。要領がいい人と悪い人は、大きな違いがあります。
- こなす内容を把握しているか
- 自分がこなせる仕事内容を正しく認識しているか
- 周囲にどんな人がいて、誰が助けてくれるか知っているか
要領がいい人と悪い人には、上記の点で大きな差があります。では、それぞれどのような特徴があるのかを見ていきましょう。
『要領がいい人』と『悪い人』それぞれの特徴
要領がいい人と悪い人では、以下のような違いがあります。
要領がいい人の特徴
要領がいい人の特徴は、以下の通りです。
- 仕事やこなすべきことの全容を把握している
- 自分がどういった分野の作業を得意としているか知っている
- 自分の苦手分野を把握し、改善策を考えている
- スケジュールを組んで仕事や作業をこなしている
- 周囲の人と信頼関係を構築し、わからないことがあったらすぐに質問する
- できないことや難しいことは、一人で背負い込まず相談し手伝ってもらう
- 手が空いているときに、簡単な作業はすぐに片づけるなど
要領がいい人は、自分の実力を正しく認識しています。仕事の全容を把握することで綿密なスケジュールを組みやすく、自分の特性を正しく認識することでスケジュール調整もすぐ実施可能です。
わからないことをすぐに質問するため、ひとつの作業で滞ることがなく、速やかに仕事を片付けられます。できないところや難しい所を周囲の人に相談して適度に頼ることで、周囲の人との信頼関係を構築しやすく、苦手分野を補い合うきっかけにもなりますよ。
要領が悪い人の特徴
要領が悪い人の特徴は、以下の通りです。
- 仕事やこなさなければならないことの全容がわかっていない…なにをいつまでに仕上げなければならないのか、わからないままスタートしている
- なんとなく作業を始めるので、スケジュール管理ができておらず、優先順位をつけていない
- わからないことや面倒なことを後回しにしやすい
- 簡単なことばかり中途半端に手を出して投げ出す
- 相談せず抱え込み、どうしようもなくなって事態が発覚し、人を巻き込む
- 自分の得意なことと不得意なことを、適切に認識していない
- 自分の実力を過小評価または過大評価しているなど
任せられた仕事の全容がわからないまま着手すると、どの作業で力を入れなければならないのかがわかりません。そのため、頑張らなくていい場所で力を入れてしまい、大きなヤマを越えなければならないときに余力が残っていないこともあります。
要領がいい人のマネすべきポイント
要領がいい人のマネすべきポイントは、以下の通りです。
- やることの全体像を把握し、力を入れて作業する箇所を把握する
- スケジュールを立てて行動する
- 適度に周囲を頼り、わからないことを放置しない
- 優先順位を決めて、作業に取り掛かる
優先順位を決めて作業をすることは大事ですが、好きなことだけ最初に済ませるようなスケジュールを立てるのはNG。納期など提出期限を確認し、すぐに片づけなければならないものや、自分の後に作業しなければならない人がいるものから片付けるようにしましょう。
まとめ
要領がいい人と悪い人には、それぞれ特徴があります。みんなと同じことをしているのに自分だけ取り残されている場合、要領が悪い人と同じ行動を取っていないか確認してみてください。