不倫に発展しやすい『5つの環境』 未然に防ぐために意識すべきこととは?

自分は絶対に不倫しないと思っていても、真面目な人が不倫に走ってしまう事例もあります。どのような環境に置かれると不倫に走りやすいのか、また自分で不倫を未然に防ぐためにはどのようなことを意識すべきなのか考えてみましょう。

「自分は不倫しない」と100%断言できる人はいない

不倫の話を聞いても他人事のように感じる人も多いと思いますが、実は身近に多く溢れている話でもあります。不倫話はよその家庭に話さないので、周囲が知らないだけで実は不倫問題を抱えている夫婦は多いのです。

「自分は絶対に不倫しない」と思っている人でも、ちょっとした心の隙間ができたときに、不倫に適した環境に身を置いてしまうことで、魔が差してしまうケースは多くみられます。

「ダメなことだとはわかっているけれど…」「パートナーや家族を傷つける行為だとわかっているのに…」と頭では理解していても、感情がコントロールできなくなるのが不倫です。

悩みや不満が蓄積されている状況は危険!

不倫はもともと浮気症な気質の人だけでなく、悩みや不満が蓄積され、「誰にも理解してもらえない」「気持ちの吐き出し場所がない」と鬱々とした日々を送っている人こそ危険です。

どれほど真面目な性格の人であっても、悩みや不満が蓄積されていれば、いずれは限界が訪れます。そのタイミングで不倫に発展しやすい環境が目の前に現れると、つい手を伸ばしてしまい、罪悪感に苛まれる人もいるのです。

不倫に発展しやすい『5つの環境』

では、どのような環境で不倫が発生しやすいのでしょうか。ここでは不倫に発展しやすい環境を理由を添えて紹介します。

1.職場

最も不倫に発展しやすい環境といえば、職場です。仕事という同じ目的を持った者同士が同じ空間で過ごしているので、お互いに相手のことを理解し合える上、信頼関係も生まれやすいことが大きな理由でしょう。

また、仕事に熱心に取り組む姿や困った時に手を貸してくれた瞬間などに惹かれ、仕事の相談をしているうちにプライベートな悩みや愚痴も聞くようになり、親密な関係になってしまうというケースが多いようです。

2.知人や同級生との再会の場

次に不倫の場として多い環境が知人や同級生と再会する場です。久しぶりに再会する場で魅力的に映る異性がいたり、お互いに配偶者に対する不満をこぼしたりしているうちに、お酒も入って……という流れで不倫に発展するケースが多く見受けられます。

特に同窓会などに元恋人が出席している場合、学生時代の恋愛感情が燃え上がってしまうケースもあるようです。結婚生活が長くなるほどパートナーへの愛情が冷めてしまい、そのタイミングで学生時代の元恋人に再会すると、あの頃を思い出して幻想に浸ってしまうのでしょう。

3.SNS関連

最近増えているのがSNSという環境下での不倫です。友人の友人からフォロー申請が来て、何の気なしに承認、フォロー返ししたところ、投稿にいいねを押したりコメントするようになり、次第にダイレクトメッセージが届いて連絡を取るようになった、という流れが多いようです。

また、オンラインゲームが盛んな昨今では、ゲーム上で親しくなった相手と不倫関係になるケースもあるというから驚きです。毎日ゲーム上で長時間、チャットやボイスチャットでやりとりし、オフ会しようという流れで不倫に発展するケースがあります。

4.趣味の場や習い事

子育てが少し落ち着いてきた段階で趣味や習い事を楽しみ始める人は多いでしょう。そんな息抜きの場で出会った異性とは、共通の趣味もあり、話が弾みやすいです。

すると、徐々に「パートナーよりも話が合う」「一緒にいて楽しい」という気持ちが湧き起こり、お互いに惹かれあってしまうと不倫関係に発展する……というケースが多いようです。

5.子供の行事や送り迎え

最近では、お父さんが子供の行事への参加や送り迎えをするケースも一般的になっているため、お互いに子育てに奮闘している男女が挨拶する機会も増えています。

通常であれば、別の子の親御さんという認識で終わるところ、社交的な人は世間話に発展しやすく、そこから親しくなって深い関係に発展するケースも稀にあるようです。

また、親同士ではなく、保育園や幼稚園の先生と不倫関係に発展するケースもあり、パートナーとしては気が気ではありません。

不倫を自分で未然に防ぐために意識すべきこと

「この人が不倫を?」と驚くような人も不倫に走ってしまう恐れがあり、中には「自分でも不倫したくないと思っているけれど、つい魔が差してしまいそうで怖い」と悩みを口にする人もいます。

不倫を自分で未然に防ぐタメには、どのようなことを意識してパートナーと向き合い、生活を送るべきなのでしょうか。

  • パートナーと日常生活の中で密にコミュニケーションをとる
  • パートナーについて関心を持つ
  • 二人で過ごす時間やスキンシップをとる瞬間を意識的に作る
  • パートナーの良い部分を意識して見つける
  • 結婚指輪を必ず身につけておく
  • スマホのロック画面をパートナーや家族の写真に設定する
  • 不倫することで失うものを考える

不倫の抑制には、パートナーの重要性やパートナーへの愛情が抑止力になります。日頃からパートナーとコミュニケーションを積極的に取り、相手に関心を持つことが重要です。

また、結婚指輪を必ず身につけておいたり、スマホのロック画面をパートナーや家族の写真に設定しておくと、一見単純な対策に思えますが、ふと目に入った時に抑止力が働くこともあります。

そして、不倫に走りそうになった時は、自分が不倫をすることで家族を傷つけ、失うものをよく考えてみましょう。自分が当たり前のように一緒に生活している家族がある日突然、いなくなる暮らしは、想像を絶する孤独を味わうことになるかもしれません。

不倫予防には夫婦間のコミュニケーションが必要不可欠

不倫は日常の何気ない環境下で発展します。普段から不満や悩みを抱えている場合は、真面目な人でも不倫に走りやすい傾向があるので、不倫を抑止するタメにも夫婦間で密にコミュニケーションを取りましょう。

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