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子どもが夜更かししやすくなる夏休み…何時に寝かせるべき?
学校の長期休暇になると、子どもが夜更かしすることが多くなります。大人でも連休になると夜更かしする人が多くなるので、子どもの気持ちも分からなくはないですよね。
だからといって、子どもの夜更かしをそのまま放置すべきではありません。新学期が始まって苦労したり、連休期間中の宿題などにも関わることなので、子どもを寝かせるべき時間を年齢別でチェックしておきましょう。
子どもの年齢別の平均就寝時間
長期休暇に入った子どもの平均的な就寝時間は、以下の通りです。
小学校低学年は21時半
小学校低学年の子どもは、比較的早い時間に就寝することが多いです。
- 幼稚園や保育園の生活の流れが残っている
- 学校生活の疲れや暑さによる疲労で、早い段階で眠気が来る
幼稚園や保育園の頃より体力がついたものの、まだまだ子どもなので深夜まで起きていることは少ないです。あまり遅い時間まで夜更かしするとよく朝起きられず、生活習慣が乱れる原因になるので注意しましょう。
小学校高学年は22時
小学校高学年になってくると、思春期に差し掛かります。そのため、親の話を素直に聞き入れず、友達の影響なども相まって夜更かしする子が増えやすい時期です。
- 友達と同じように夜更かししたい、夜更かしは大人という認識を持っている
- いろいろなことが理解できるようになってきて、テレビドラマなどの面白さがわかるようになった
- 親に寝るよう促され、反発して起きているなど
小学校高学年ともなると、自分はこうしたいという気持ちが強くなります。思春期にも入るので、なかなか親の話を聞かず、夜更かししがちになる年齢です。
中高生は23時以降
中高生になると、大人と変わらない生活を送る子が増えます。しかし、大人よりも就寝時間が遅くなる子もいるので、その点は注意しなければなりません。
- 深夜のテレビ番組を観るために起きている
- 友達との長時間のLINEのやり取りや通話
- 進学するための勉強など
夜更かしの理由は子どもによってそれぞれです。しかし、あまりにも遅い時間まで起きていると、生活習慣の乱れだけでなく昼夜逆転してしまう可能性もあります。
子どもをうまく寝かせるコツ
子どもをうまく寝かせるコツは、以下のものがあります。
- 連休に入る前などに、就寝時間をあらかじめ決めておく
- 時間になったらスマホを親に渡す約束をする
- 頭ごなしに寝かせるのではなく、子どもの体を心配していることを伝えて就寝を促す
成長期の子どもにとって、睡眠は非常に大切なものです。だからと言って、子どもに寝ることを強制するような言葉ばかりかけていると、反感を買います。親子でのいざこざを招かないためにも、就寝時間などは事前にしっかりと取り決めておきましょう。
まとめ
子どもは長期休暇に入ると、どうしても就寝時間が遅くなりがちになります。大幅に就寝時間を遅らせないためにも、事前に就寝時間に対して取り決めを行っておくべきです。