善意でやっていても…他人からは『ありがた迷惑』と思われている行動5選

善意からくる行動が、実は周りにありがた迷惑になっている例は数多く見かけます。本記事では、他人から『ありがた迷惑』と思われている行動の事例を紹介しているので、自分に当てはまっていないか確認しましょう。

善意で『ありがた迷惑』しがちな人の特徴

良かれと思ってやっている行為だとわかっていても、周囲から見ると「ありがた迷惑なんだよね」という行動をとっている人は少なくありません。善意でありがた迷惑しがちな人は、以下のような特徴を持つことが多いです。

  • 世話好きな気質
  • 承認欲求が強い
  • 強引に物事を押し進める
  • 行動や考えが先走り過ぎてしまう
  • 空気を読むのが苦手

基本的な世話好きな気質ですが、承認欲求が強く、他人から褒められたり感謝されたいという欲求が強い傾向にあります。

この心理自体は悪い特徴ではないのですが、他人の気持ちを考えずに強引に物事を押し進めてしまったり、考えや行動が先走り過ぎてしまうことが多く、その結果、ありがた迷惑になっている人が多い印象です。

他人からは『ありがた迷惑』と思われている行動5選

では、具体的にどのような行動がありがた迷惑だと周囲に思われがちなのでしょうか。

1.求めていないアドバイスをしてくる

当人が求めていないのに、近寄ってきて勝手にアドバイスや指摘をしてくる人はいませんか。

例えば、人間関係において「もっとこうしたほうがいいよ」「あなたはこういうところがあるから〜」と求めてもいないアドバイスを勝手に押し付けられると、多くの人は不快に感じます。

また、何気ない世間話の中で突然「こうすべきだよ」「それは間違ってるよ」などと上から目線でアドバイスする人は、一緒に過ごしている相手から鬱陶しいと思われがちです。

2.不要な贈り物を押し付けてくる

不要な贈り物を押し付ける行為も「ありがた迷惑だ」と思われやすい行動です。

例えば、職場で周りにお菓子などを頻繁に配り歩いている人はいませんか。人によっては「お菓子をもらえてラッキー」と思う人もいるでしょうが、中には「あまり好きな味じゃないんだよな」「ダイエット中だから困る……」と迷惑に感じる人もいます。

また、このような場面では、相手の事情を考慮せずに強引に押し付けて去っていくケースが多く、その強引さがありがた迷惑につながることが多いです。

3.頼まれていないことを勝手にやる

当人に頼まれてもいないのに勝手に行動してしまう人も要注意です。

例えば、職場で頼まれていないのに作業を勝手に終わらせてしまうと、「段取りや手順があるのに……」とかえって相手を困らせてしまうこともあるでしょう。また、勝手に先走り行動することで、相手を落ち込ませてしまうこともあるかもしれません。

ほかにも恋人の部屋を勝手に掃除したり、同僚のデスクの上を勝手に整理整頓したりといった行動は、明らかにやりすぎです。「どうして勝手に触るの?」と不快にさせてしまうので控えるべきでしょう。

4.自分の好きなものを押し付けてくる

自分が「これは良い!」と思ったものを共有したいという気持ちは、誰しも持っているでしょう。しかし、それを相手に伝えるだけに止めるか、相手に押し付けるかという違いの差は大きいです。

自分が良いと思ったからといって、必ずしも相手にとって良いものかどうかはわかりません。情報を共有すること自体は悪いことではありませんが、強引にプレゼントしたり「買ってね!」「試して感想教えてね」と押し付けてしまうと迷惑になります。

5.過剰に心配したり気遣ったりする

周囲の人が落ち込んでいたり体調を崩していたりすると、心配になりますよね。しかし、過剰に心配したり気遣ったりすると、かえって相手に気遣わせてしまう恐れがあるので気をつけましょう。

相手に「大丈夫?」「何か手伝えることはある?」と尋ねたとき、お願いされたら応えれば良いのです。何度も「本当に大丈夫?」「やっぱりやっておくよ!」としつこく気遣う行為は、相手の負担になり迷惑となるので控えましょう。

善意が『ありがた迷惑』にならないよう注意すべきこと

「もしかして、私がやっている行動はありがた迷惑なのかも……」と少しでも思った方は、せっかくの善意がありがた迷惑にならないように、行動する前に以下のことに気を留めてみましょう。

  • 本当に相手のためになる行動かを考える
  • 頼まれていないことは基本的に実行しない
  • 行動に移すときは一言相手に尋ねてから動く
  • 自分の行動がかえって相手を気遣わせてしまわないか考える
  • 気遣うときは重くならないよう自然体を意識する

善意は押し付けではなく、相手の立場に立って本当に必要なことを与える行為です。自分本位な行動は避けて、相手に一言尋ねてみたり、プレッシャーにならないよう自然体で振る舞うことを心がけましょう。

自然体で相手が本当に望んでいる行動を取ろう

自分が良かれと思ってやっている行動が、相手にありがた迷惑になっていたら悲しいですよね。まずは本当に自分がしようとしている行為が相手のためになるのか、相手にプレッシャーを与えないかを考えてから行動に起こすことを意識しましょう。

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