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魚を調理した後…どうしても手に残る魚臭さ!
魚をさばくなどの処理をすると、まな板だけでなく自分の手にも魚のニオイが移ってしまいます。石鹸でこすり洗いしても、なかなか落ちずいつまでも魚臭いとなると、どうしても気になるものです。
手についた魚臭さは、複数の方法で除去できます。どのような方法があるのか、チェックしてみましょう。
手についた魚臭さを除去する方法4選
手についた魚臭さを除去する方法は、以下のものがあります。
1.ステンレス製のものに手をこすりつける
ステンレス製のものは、台所に比較的多くあります。
- 蛇口
- ボウル
- 包丁など
ステンレス製のものに手をこすりつけることで、ステンレスに含まれる鉄イオンとニオイ成分が中和します。台所にあるものを使用するので手軽に試せるほか、特別お金がかかるわけではないのも魅力的なポイントといえます。
包丁など、手が切れる可能性があるものや、けがをするかもしれないもので試す場合は、十分注意してください。
2.柑橘類の汁を使う
柑橘系の汁は酸性で、魚のニオイの原因物質はアルカリ性です。そのため、柑橘系のものを使用して手を洗うとニオイを中和する効果が得られます。
- レモン
- みかんなど
汁はもちろん、果肉や皮を手にこすりつけても十分効果が得られますよ。しかし、酸性のものは傷口に入るととても染みるので、手にけががないかを確認して使用してください。
手の全体に汁が行き渡るよう擦り、特ににおいが気になる部分には皮をこすりつけるなどしてニオイ成分を分解したら、水で洗い流しましょう。家庭にあるものを使用するので、こちらも試しやすい方法です。
3.塩でこすり洗い
塩は、吸着力がある調味料です。そのパワーを利用して、手についた魚のニオイも除去できます。
- 小さじ1程度の塩を手に出し、全体に行き渡らせる
- 指先など、特にニオイが気になる部分は集中的にこすり洗いをする
- 水で洗い流す
元々手に水がついている場合は、そのままこすり洗いしても大丈夫です。手が乾いている場合は、少量水を加えてこすり洗いしましょう。力任せにこすってしまうと小さな傷ができるかもしれないので、その点は注意してください。
4.酢水で洗う
酢も酸性であり、安価で家庭に常備されている調味料の一種です。塩の粒が気になる人は、酢を使ったメンテナンス方法を実践してみましょう。
- 大きめのボウルに、酢1に対し水2の酢水を作る
- その中に手を入れてよく洗う
- 水で酢水を洗い流す
塩のように粒があるわけではないので、爪の間に入っても違和感を感じずにニオイが除去できます。シンクの中で完結できるので、洗い物があっても軽くすすぐだけで片付けにも手間がかかりません。
まとめ
魚をさばいた後は、まな板だけでなく自分の手のケアも欠かさずに行いましょう。ニオイを除去できる方法はいろいろあるので、自宅にあるものを駆使して上手にニオイを除去してくださいね。