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エアコンで『暖房』をつける前にやってはいけないNG行為4選

11月半ばを過ぎると、暖房がなければ寒さを感じる日が増えてきます。そろそろ「暖房をつけようかな」と思ったあなた、ちょっと待ってください!エアコンの暖房をつける前に、必要な準備は済んでいますか。
ここでは、エアコンで『暖房』をつける前にやってはいけないNG行為を紹介します。ぜひチェックしてください。
1.フィルター掃除をしない
夏場にエアコンの冷房機能を使った後、しばらくエアコンを使わずに放置しているご家庭は多いでしょう。その場合、カビや細菌が内部で発生している可能性が疑われるので、必ずフィルター掃除をしてから使ってください。
フィルター掃除をせずに暖房を稼働させてしまうと、内部で発生しているカビや細菌が風に乗って室内へと流れ出てしまいます。室内で過ごす家族にも悪影響を及ぼすので、必ずフィルター掃除をして綺麗な空気を室内に送り込みましょう。
2.吹き出し口の拭き掃除を怠る
エアコンの暖房をつける前は、フィルターだけでなく吹き出し口もチェックしてください。しばらく使っていないと、吹き出し口も埃が溜まっていたり、汚れが付着している可能性が高いからです。
吹き出し口の掃除を怠ってしまうと、せっかくフィルター掃除をしていても、吹き出し口についている汚れが風に乗って室内に排出されます。吸い込んでしまうとハウスダストアレルギーなどを発症する恐れもあるので、必ずこの部分も確認してください。
3.室外機の周りに物を置きっぱなし
エアコンの暖房を使う前は、エアコン本体だけでなく室外機の確認も忘れずに!室外機の周りに物をたくさん置きっぱなしにしていると、風を排出する吹き出し口が塞がれてしまい、暖房効率が下がってしまいます。
また、秋から冬にかけて落ち葉が集まってしまうこともあるので、室外機周りに落ち葉や枯れ枝が落ちていないかチェックすることも重要です。
4.加湿の準備をせずに暖房をつける
暖房をつける前にやりがちなのが『乾燥対策忘れ』です。エアコンの暖房を稼働させると、一気に室内の湿度が下がり、空気が乾燥してしまいます。加湿の準備をせずに暖房をつける行為は、肌の乾燥や風邪の助長につながるので注意してください。
エアコンの暖房をつける際は、必ず一緒に加湿器も準備しておきましょう。この際、加湿器も正しくお手入れし、清潔な状態にしてから使用してください。
エアコンの『暖房』をつける前にやるべきこと

エアコンの暖房をつける前には、以下のお手入れ方法や暖房効率を高める事前準備を押さえておきましょう。
長期間使っていなかったエアコンのお手入れ方法
しばらくの間、エアコンを使っていなかった場合は、きちんとお手入れするところから始めてください。
- エアコンのパネル部分を開けてフィルターを取り出す
- フィルターについた埃を掃除機で吸い取り、汚れがひどい場合は中性洗剤で水洗いする。水洗いした場合は、フィルターをよく乾燥させる
- フィルターを元に戻したら、吹き出し口(ルーバー)を乾拭きする
- 屋外に置かれている室外機周りにものが置かれていないか確認する
上記の手順に沿ってエアコン本体と室外機のお手入れ・準備を行い、安全にエアコンの暖房を使えるように整えておきましょう。
『暖房』の効果を高めるための準備
続いて、エアコンの暖房効果を高めるための準備について紹介します。暖房効率が悪いと部屋がなかなか温まらないだけでなく、電気代も高くなりがちです。以下のポイントを押さえて暖房効率を上げましょう。
- 加湿器を準備して部屋を加湿しておく
- エアコンの風向きを「下向き」に設定する
- 大きな窓の断熱効果を上げておく(断熱シート、厚手のカーテン)
- サーキュレーターを上向きに設置して空気を循環させる
室内の湿度が上がれば体感温度が上がります。エアコン暖房の設定温度を上げずとも暖房効果を感じやすくなるので、節電にもつながるでしょう。
また、部屋に大きな窓がある場合は、断熱効果を上げる対策もおすすめです。厚手のカーテンを閉めたり、断熱シートを貼ったり、夜はシャッターを閉めることでも暖かい空気が外に逃げづらく、外からの冷気に影響も遮断することができます。
エアコンの『暖房』をつける前にお手入れを忘れずに!

いかがでしたか。これからの季節、暖房は欠かせません。エアコンの暖房を使う前には、必ずお手入れを行い、安全に快適に暖房を活用できるように準備を整えておきましょう。









