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子どもの夏休みの宿題…手伝うべき?
夏休みの宿題は、長い夏休み期間に子どもはスケジュールを組んで取り組むものです。自分で計画を立てて実行できれば良いのですが、そうでない子も少なくありません。8月の終わりになって急いで宿題に手を付け始め、親に泣きついた経験がある人もいるでしょう。
子どもの夏休みの宿題を手伝うメリットとデメリットをまとめたので、ぜひチェックしてみてください。
子どもの夏休みの宿題を手伝うメリット
子どもの宿題を手伝うメリットは、以下の通りです。
子どもの学習力を確認できる
子どもの宿題の面倒を見たり手助けをすることで、現在の子どもの学習力を確認できます。
- どの教科をどの程度理解しているか知る
- 昨日教えたところを覚えているか確認できる
- 教えたことを理解し、習得しつつあるか確認できる
子どもの学習力は、後々進学するときに大きく関わってきます。塾に通わせるべきかを見極めるきっかけにもつながるでしょう。
分からないところを教え、遅れなどを取りもどす
学校の授業は個人授業ではないので、わからないところがあっても詳しく教えてもらえないことがあります。そのため、夏休みの期間中に子どもの宿題の手助けをして、今までの遅れをリカバリーすることもできますよ。
宿題の進行具合を把握できるので、家族での計画を立てやすい
子どもの宿題を目を配り手助けをすることで、宿題の進行具合が把握できます。宿題の全容も把握できるので、夏休みにしかできない旅行などの計画を立てやすい面もあります。
子どもの夏休みの宿題を手伝うデメリット
子どもの宿題を手伝うデメリットは、以下のものがあります。
自主性が育たない
子どもの宿題を手伝うと、宿題の主導権を徐々に親が握るようになることが多いです。そのため、子ども自身が計画を立てて実行することが少なくなり、次第に子どもが宿題の流れを親任せにしやすくなるため自主性が育ちにくくなります。
親が手伝いもが当たり前になる
小学生になって毎年夏休みの宿題を親が手伝っていると、子どもは親が手伝うのが当たり前と思ってスケジュールを組むこともあります。そのため、8月末日になって親を巻き込んで宿題をする、という事態を招いてしまうこともあるでしょう。
子どもに恥をかかせないためと手伝いたくなる気持ちも分かりますが、子どものうち、学生のうちに一度恥をかいておく経験も成長には欠かせません。
勉強そのものに身が入らず、消化することだけで勉強は進まない
子どもが宿題を親任せにしながら進めていると、分からない部分を親に消化させようとすることもあります。親に促されるまま問題式を書いて、なんとなく丸をもらってというのを繰り返すため、勉強するのではなく問題を消化するだけの作業になってしまい、勉強に身が入りません。
まとめ
子どもの夏休みの宿題を手伝うと、メリットとデメリットが発生します。子どもの性格や家族との予定のすり合わせなどを行いつつ、宿題をどう進めるか親子でしっかりと話し合いましょう。