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日本では考えられない法律が海外には存在する
世界を見渡すと、各国にさまざまな法律が存在します。日本と類似した内容の法律もあれば、中には「どうしてそんな法律を制定しているの?」「何がいけないの?」と日本で暮らしていると考えられないような驚きの法律が制定されていることも!
海外に渡航する機会の多い方や、これから海外移住する予定のある方は、その国にどのような思想や法律があるのか、あらかじめチェックしておくことも大事です。
日本では絶対に考えられない『海外における驚きの法律』7選
海外には日本で暮らしていると考えられない驚愕の法律が多数存在しています。衝撃的な内容からクスッと笑ってしまうようなユニークな法律まであるので、ここでは日本では絶対に考えられない驚きの法律事例をみてみましょう。
1.ガムの製造、販売、所持が禁止(シンガポール)
シンガポールでは、ガムの製造や販売、さらに所持が禁じられています。日本では街中でもガムを噛んでいる人をよく見かけるので、考えられないですよね。
なぜシンガポールでガムが禁止されているのかというと、ガムを吐き捨てたり街中にくっつけたりする人が横行したため、街の清潔さを保つために禁止されるようになりました。もしも違反すると、最高で100万円の罰金が科せられます。
2.ファッションセンスの悪い男は外出禁止(ニューヨーク州)
世界の流行最先端と言われているニューヨーク州では、なんとファッションセンスの悪い男性は外出してはいけないという衝撃的なルールがあるのだとか……。
正確には、流行の最先端を謳うニューヨークで、景観を損ねるような身だしなみや髪型をしていると注意を受けるのだそうです。これからニューヨークに行く予定のある方は、服装にも気を配りましょう。
3.ブドウ園でUFOを着陸させることは禁止(フランス)
「ジョークだよね?」と思わず言ってしまいそうな法律ですが、フランスでは「ブドウ園でUFOを止めたり着陸させたりする行為は禁止」と制定されています。驚きです。
具体的には、空を飛ぶ飛行物体は国籍に関わらずブドウ園のある地域に着陸、あるいは離陸することを禁じる法律なのだそうで、理由はブドウの出来に影響を及ぼすからだといいます。
また、フランスでは国立宇宙研究センターがUFOに関する情報を公式で集めており、こうしたフランスの人々の考え方が法律にも影響を与えているのかもしれません。
4.不正に魔法を使うふりをすることは違法(カナダ)
UFO以上に衝撃的な法律がカナダにありました。なんとカナダの刑法365項に「不正に魔法を使うふりをすることは違法」という法律があります。具体的には、魔法や黒魔術、霊感商法などを利用して詐欺を行うことを罰する法律です。
実際、悪霊を祓うなどの名目で詐欺行為を働いた人が、この法律で罰せられたというニュースが報じられています。このニュースを受けて、世界中で「中世の魔女狩りのようだ」と話題にも上がりました。
5.郵便局員は犬と目を合わせてはいけない(イギリス)
イギリスでは、郵便局員は犬と目を合わせてはいけないという法律が存在します。初見では「なぜ?」と不思議に思う方が多いでしょう。
実は、イギリスでは犬を飼う際、大型犬を飼う世帯が主流ですが、郵便物を配達に来た郵便局員に大型犬が噛みつき、大怪我をさせてしまう事例が多発したのだそうです。その際、自分の身を守るため、郵便局員が犬を蹴り上げて殺してしまったという事例も発生。
こうした背景を受け、国は郵便局員が犬に襲われないようにと対策をとり、その一環として目を合わせないように注意喚起しているのです。
6.自分で電球を交換すると罰金(オーストラリア)
オーストラリアでは、州や住む地域によって、電球を自分で交換することを禁止する法律が適用されることがあります。これは、オーストラリアは電圧が高いため、個人で作業を行うとリスクが生じる恐れがあるためです。
そのため、オーストラリアでは一般的に電気工事士等の有資格者が電球の交換を行うことが推奨されています。もしも適用される地域で勝手に電球を交換したことが発覚した場合、10ドルの罰金が課されることもあるのだとか。
7.夜10時以降はトイレの水を流してはいけない(スイス)
スイスは騒音に対して厳しい姿勢をとっています。そのため、夜10時以降にトイレの水を流すことを禁止しているアパートや地域があるので注意が必要です。
また、同様に夜の10時から朝の6時まではシャワーの音を出すことを禁じている住居もあるので、スイスに移住する際は必ず確認してください。
海外に渡航する際は驚くような法律も厳守して
いかがでしたか。日本では考えられないような法律が海外には多数存在しています。これから海外へ渡航する予定のある方や移住予定のある方は、あらかじめ渡航先の国の法律や文化、思想などを予習しておきましょう。