粉チーズが容器の中でカチカチに固まる原因とは?一工夫でパラパラにする方法も

粉チーズ

粉チーズを使おうと思ったら、容器の中でカチカチに固まっていた!容器の中で固まってしまった粉チーズは、振って粉砕して使用しますよね。しかし、思うように粉々にならなことも少なくありません。粉チーズは、どうして容器の中で固まってしまうのでしょうか。その原因と、固まった粉チーズをサラサラいするためのひと工夫をご紹介します。

粉チーズを使おうと思ったら固まってる…!

粉チーズは、料理のちょい足しや味変など、幅広い場面で使用されます。とっても便利なものですが、冷蔵庫から出していざ使おうとしたら容器の中でカチカチに固まっていることが多々ありますよね。

どうして粉チーズが容器の中で固まってしまうのか、原因をまとめました。

粉チーズが容器の中でカチカチに固まる原因

粉チーズが容器の中でカチカチに固まる原因は、以下のものが考えられます。

湿気が多い場所で保存した

湿度が高い場所で粉チーズを保存した場合、粉チーズが湿気を吸ってしまうので固まる原因につながります。チーズは、幅広い種類が要冷蔵となっています。日本で販売されているチーズは大半が要冷蔵になっているので、粉チーズも冷蔵保存と思いがちです。

しかし、冷蔵庫は湿気がそれなりに多い場所なので、実は粉チーズの保存場所には不向きな環境なのといえます。

温度の急激な変化で固まった

前述通り、粉チーズは冷蔵保存に向かない食材です。湿度のこともありますが、冷蔵庫から粉チーズを室内に出した場合、粉チーズの容器内の温度が急激に変化することが想定されます。

粉チーズは、急激な温度変化に直面すると乳脂肪が遊離する原因になります。乳脂肪が表面に遊離している状態で再度粉チーズを冷蔵庫で冷やすことで乳脂肪が固まるため、粉チーズ全体がひとつの大きな塊になってしまうのです。

粉チーズは、上記のような理由で容器内で固まってしまう可能性が高いといえます。冷蔵庫での保存が原因の一種なので、基本的には冷蔵保存は向きません。直射日光が当たる場所での保存は劣化の原因につながるので、高温にならない常温で、日陰の場所で粉チーズを保存しましょう。

一工夫で粉チーズをパラパラにする方法

粉チーズ

真夏の高温などは、粉チーズが劣化する恐れがあります。そのため、冷蔵保存するほうが安心であると考える人は、少なくありません。冷蔵保存して固まってしまった粉チーズをパラパラにするためには、常温に戻して使用するのが一番簡単です。

粉チーズを使用する30分ほど前に室内に出しておくだけで、サラサラの状態に戻せます。料理開始直後に冷蔵庫から出しておくひと工夫をするだけで、粉チーズを快適に使用できますよ。一度冷蔵保存した粉チーズでも、一度常温に出しておけばそのまま常温保存可能です。

真夏の室温が高い状態の時であれば、30分待たなくてもサラサラの状態になることもあります。真冬で室温がかなり低い状態の場合は、パラパラの状態になるまでに少し時間がかかるかもしれません。

まとめ

粉チーズを冷蔵保存していた場合、カチカチに固まる可能性が高いです。冷蔵保存した場合は早めに粉チーズを冷蔵庫から出しておきましょう。基本は常温保存OKなので、粉チーズの保存場所にふさわしい場所をみつけて保存してくださいね。

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