『喋りすぎる人』の７つの特徴と心理！なぜ話が止まらないのかを解説

2025/6/16 2025/6/16 気になる

ただのおしゃべりではない“話しすぎ”の正体

職場や学校、友達の中にも喋りすぎる人はいますよね。喋りすぎる人は決して悪気があるわけではなく、本人も気づかずに話し続けていることが多いです。

相手が一方的に喋りすぎていると、聞いている側は疲れたり、イライラしたりしてしまうことがあります。ここでは、そんな喋りすぎる人がどんな心理や特徴を持っているのかを詳しく説明します。

喋りすぎる人に共通する7つの特徴

喋りすぎる人には共通する特徴や心理があります。これらを理解することで、相手に対して冷静に対応できるようになります。ここでは喋りすぎる人に特に多く見られる特徴を7つご紹介します。

① 誰かに認めてもらいたい気持ちが強い

喋りすぎる人の中には、自分を認めてほしい、褒められたい、共感してほしいという気持ちが強い人が多いです。話すことで自分が周囲に受け入れられているかを確認しようとしているのです。こうした人は、何か話をするとすぐに周囲の反応を伺う傾向があります。

② 沈黙に耐えられない

話していないと不安になったり、沈黙を「何かが悪い」と感じてしまう人もいます。そのため、沈黙を避けるために慌てて次の話題を見つけたり、話を途切れさせないように一生懸命になってしまいます。このタイプの人は、少しでも間が空くと慌てて話題を変えることが多いです。

③ ストレスや不安を抱えている

普段からストレスや不安を感じやすい人も、喋りすぎてしまう傾向があります。話をすることで、自分の中の不安やストレスを外に吐き出して安心したいと思っているのです。しかし、このタイプの人は根本的な原因が解決しない限り、同じ話を繰り返すことも多いです。

④ 話すこと自体が楽しい

喋りすぎる人の中には、ただ純粋に話すことが好きで楽しいと感じる人もいます。このタイプの人は話題が豊富で、ユーモアを交えながら、次々に話題を展開していきます。話しているうちに、自分自身も気持ちが明るくなってくるため、ついつい長話になってしまうのです。

⑤ 話しながら情報を整理している

自分の伝えたいことをしっかりと理解してもらいたいあまり、情報を抜け漏れなく伝えようとするタイプもいます。このタイプは真面目で責任感が強く、話しているうちに同じことを何度も繰り返したり、細かいところまで説明を加えたりします。

⑥ 人間関係を良くしたいと思っている

人との関係を円滑にしたいという気持ちから、積極的に話す人もいます。このタイプは自分のことばかりでなく、相手との関係を維持したいという利他的な側面を持っています。話題を提供したり、場を和ませたりすることを目的としているので、決して自己中心的とは限りません。

⑦ 集中が散りやすく話が長くなるタイプ

話しながら次々と別のことが頭に浮かび、話が脱線したり、長くなったりしてしまう人もいます。このタイプの人は、自分では意識していても話を整理することが難しく、結果として同じ話を繰り返したり、全く別の話題に飛んでしまったりします。

こうした傾向は脳の特性が関係している場合もあり、自分自身でもなかなか気づきにくい特徴です。周囲も話が散らかっていることに気づいても、なぜそうなってしまうのか理解が難しい場合があります。

喋りすぎを自分でコントロールする方法

もしあなたが「ついつい喋りすぎてしまう」と自覚しているなら、安心してください。自分の喋り方を意識的に調整するだけで、人間関係はぐっと良くなります。ここでは自分で喋りすぎをコントロールする方法をお伝えします。

まず自分の癖に気づこう

喋りすぎをコントロールするためには、自分がどんな状況で話しすぎるのかを知ることが大切です。例えば、沈黙が怖いときや緊張するときに多く話してしまうのか、自分の話題に共感してほしいときに話が止まらなくなるのか、原因を振り返ってみましょう。自分の特徴がわかれば、その後の対処が楽になります。

話す前に一呼吸おこう

自分が話しすぎそうだと感じたら、意識的に話すスピードを落として、一呼吸置いてみましょう。一度落ち着いて深呼吸をしたり、飲み物を口に含んだりすることで、気持ちを落ち着かせることができます。また、どうしても話したい衝動が出てきたときは、軽く手で口元を覆うことで、自分の衝動を抑えることもできます。

相手の表情や反応をチェックする

話をしながら、相手が退屈していないか、興味を持って聞いてくれているかを意識して観察しましょう。相手が時計を見たり、あまり相槌を打たなくなったりしたら、話を切り上げるサインです。自分だけでなく相手の状況に気を配ることで、会話のバランスが良くなります。

喋りすぎる人と上手に付き合うための方法

喋りすぎる人とコミュニケーションを取るときには、自分が疲れないように上手に対処することが必要です。ここでは、相手の気分を害さずに、うまく会話をコントロールする方法をお伝えします。

会話の目的や要点を最初に聞いてみる

相手の話が始まったら、「それは何がポイント？」と最初に質問してみましょう。これによって相手も話す内容を整理しやすくなり、だらだらとした長話を防ぐことができます。また話が逸れそうな場合も、「さっきの話の要点に戻ると…」という言葉を使えば、自然に話を軌道修正できます。

軽く相槌を打ちながら話題を変える

話が長くなってきたら、軽く相槌を打ちながら徐々に違う話題へ切り替えていくのが良い方法です。このとき、「そういえば、最近こういうことがあったんだけど…」というように自然に別の話題へ移りましょう。相手が不快にならないように、なるべく共通の話題を選ぶと良いです。

冷静に優しく伝える

どうしても話が止まらない人に対しては、冷静に優しく、「ごめんね、少しだけ話を整理させてくれる？」と伝えるのも有効です。直接注意することに抵抗がある人もいますが、優しい口調であれば相手も傷つかず、むしろ感謝してくれることもあります。また、「いつも面白い話をありがとう」と感謝を伝えることで、関係性を保ちながら会話をコントロールできます。