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梅雨や夏になると、急な雨もしばしば…靴が濡れやすい時期
春が終わり夏に向けて季節がうつろい始めると、徐々に雨が増え始めます。梅雨や夏は雨が多く、ときとしてスコールのような雨が降ることもありますよね。急な雨や1日通しての長雨のときの外歩きをすると、靴が濡れやすくなります。
靴は濡れてもそのうち乾くからと、帰宅後雨でぬれた靴を放置している人は要注意!ぬれた靴を放置するとどうなるのかをまとめているので、確認してみてください。
雨でぬれた靴を放置するとどうなる?
雨でぬれた靴をそのまま放置すると、以下のようなことが起きます。
1.靴から悪臭が漂う
人間の足の裏には、たくさんの雑菌が付着しています。雨で靴が濡れると湿度が上がり皮脂などをエサにして雑菌が繁殖し、悪臭を放ちやすくなります。雨そのものも、清潔な水ではありません。雨にも雑菌が含まれているので、濡れたまま放置するとどんどん雑菌が増加。
玄関は温度が安定しているので、雑菌が繁殖しやすい環境といえます。悪臭が漂うと、外出に履いていく靴には不向き。靴下や足にも悪臭が移るので、出先で恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。玄関にも靴の悪臭が充満する恐れがあります。
2.玄関が汚れる
濡れた靴のままで玄関に入り、靴を脱ぎっぱなしにすると、玄関の汚れにもつながります。
- 雨水が靴から滲み出し、玄関の床に染み出る
- 靴の裏の泥が玄関の床に付着する
前述通り、雨水は決してきれいなものではありません。それを玄関に放置すると、玄関を汚す原因につながります。
3.靴の劣化を招く
雨水でぬれた靴を放置すると、靴の劣化を招くことにもつながります。
- 布が劣化する
- 革の場合、ひび割れの原因になる
- 靴にシミができる
- 泥などが浸透し、頑固汚れにつながる
靴は消耗品なので、平均寿命はそこまで長くありません。しかし、雨でぬれたものを放置すると、さらに寿命が縮まります。
4.足のトラブルを招きやすい
雨でぬれた靴は、湿気をふんだんに含んでいます。悪臭が漂うほど細菌が繁殖しているので、洗わずに放置し、乾ききっていない状態のものを再度使用するとなると、水虫になる恐れがあります。
水虫の細菌は足に付着しているので、そのまま室内を歩き回ると家の中に水虫の菌をばらまくことにつながるかもしれません。水虫の菌は移るので、家族に水虫を移してしまうかも!
濡れた靴を早く乾かす方法
ぬれた靴を早く乾かす方法は、以下のものがあります。
- 靴を洗い、新聞紙などを入れて水分を吸収する
- 集中して風を当てる…サーキュレーター・扇風機・ドライヤーなどを使う
- 乾燥材を使用する
- ホッカイロを入れる
- 靴専用乾燥機を使用するなど
靴専用乾燥機は、比較的安価な価格で購入できます。子どもが学生だったり、靴を履く機会が多い人、仕事で靴を履いておりぬれやすい環境にいる人などは、ひとつ持っておくと非常に便利です。
まとめ
ぬれた靴を放置すると、思いもよらないトラブルを招く原因につながります。少し面倒と思うかもしれませんが、靴がぬれたら放置せず、手早く洗ってできるだけ早く乾燥させましょう。